"秋のステップが1個進んで表層ピークは終わった感じ"
2019年10月29日(火)榛名湖
6匹 天気:雨 水温:14℃気温:9℃手段:榛名観光フットターボ
定休日の火曜日だけが見事に「曇り」予報の今週。ってことで榛名湖へ。水温が遂に14度台まで落ちて秋がワンフェイズ進行してました。表層の釣りのピークは過ぎたと思われます。
ザ・朝マズメ~朝イチは最高の天気だったけど気配なし
15年くらい前の毎日西湖で釣りをしてた時代はオカッパリで朝夕のマズメだけ釣りしてました。レンタルボート営業時間外の本当の「マズメ」。本当のマズメって魚たちの動きにめっちゃ大きな影響があるんです。ボート屋の営業開始とともに、それまでウジャジャいたシャローのバスが一斉に消えるとはごくごく当たり前の世界。
んで、榛名湖のレンタルボートは10月まで朝6時から営業。11月からは7時から。ってことで、この日は10月29日の曇天。そうなんです、ボート出船時刻の6時でやっと明るくなったくらいのタイミングです。
↑こんな感じ。魚探のモニタが眩しいくらいの暗さ。それはつまり本当のマズメタイム。
3インチアダーをボート屋周りに投げつつ、↑この写真を撮ってたらコン!って子バスっぽいバイトがあったのは内緒(涙)。
6時スタートで最初の1時間くらいはボート屋~ホテル前方面が完全ベタの鏡面。先週までスロープ~ホテル前のウィードフラット1~3mで2~3本は確実に釣ったし、単発水面モワンは何度も目撃したけど、この日は皆無!
こんなに気象条件が完璧で朝マズメなのに、水面の生命っ気が本当にゼロ!!
オレ終わった~
って感じw
カッターの先まで流したけど反応皆無。紅葉が一気に進んでた・・・ちなみに朝の水温は14.5℃。いよいよ秋です!
今日は水面ピクピクで炸裂する予定だったので、昔作ったピクピクプラグもスタメン入り。
だけども今日は表層に出ない、というか、2~5mからワカサギが完全に消えちゃっています。バスは居ると思うけど表層に餌が居ないので上まで出てこない感じ。ちなみに先週もそんな感じだったけど、先週は水面に死にかけのワカサギがいっぱい浮いてて、それを食うバスを狙ってました。今日はその死にかけワカサギもほとんど居ない感じ。
そのエリアは1時間で見切って先週バスがボイルしまくっていたエリアへ移動。
エレキ移動中は暇だったのでGoogleマップ開いたら検索窓に「Search Here」ってあったので「バスが居るところ」って検索したみたら・・・
そんな小ネタをはさみつつ、先週よかったところへ到着。こちらも完全鏡面のベタベタ。4mラインの一角でベイトの波紋がでるスポットはあるものの、こちらもバスの気配は皆無。まじか~。先々週~先週はウジャジャいたバス達が完全に消えてる・・・( ゚д゚)
今日のオレ終了?
寒くてもブラックバスは表層でエサを食います→トップに出ます
バス釣りですんごい誤解されてると思うのが「トップに出るのはハイシーズンだけ」的なやつ。確かに産卵期後半から梅雨時期にトップによく出ますよね。いろんなフィールドで。でもあれって、結局ネスト絡みのバスだったりするケースが少なくないと思います。
ワカサギがいる場所ならむしろ春と秋のほうがトップに出やすいんです。ワカサギレイクなら産卵前のバスも表層にバンバンでるし、秋のバスも表層で食います。で、それは水温が低くても出ます。
オレがチビアダーでi字形の釣りをやり始めたのは2005年3月の西湖、水温が3℃台。バス釣ってリリースするときに水に手を付けると一瞬で手がかじかむ冷たさ。
西湖 2005年03月28日『ソリッドホワイト』 REDPEPPERS+
そして同じ年の11月5日の西湖でもチビアダーの表層で釣ったり、ペンシルベイト(レッドペッパーマイクロ)で連発したり。
西湖 2005年11月05日『TOPでBAHO2』 REDPEPPERS+
11月の山上湖でも全然トップで釣れるんです。ワカサギが浮いてさえすれば。12月でも条件合えば釣れるはず。
なので、この日、朝イチの最高の気象条件で表層で釣れなかったけど、それは単にワカサギが居なかったからなんです←これは次のセクションへの前フリ。
場所移動してナブラ発見!
で、話を釣りに戻して。
先週いっぱいバスがいたエリアに40分ほど浮いたけどただの一度も表層で捕食した感はなかったわけです。もっと沖でコイは何度か跳ねたけど。そして、ちょっと風が吹いてきたので、後ろ髪惹かれつつもその場所を捨てて移動。
ツイッターにも書いたけど、前回からわずか4日で紅葉が一気にすすんで、冬の使者である水鳥達が急増。一気に秋が深まりました。
ってことで向かった先は風上の沼の原エリア。ここ数回の釣行ではあんまり釣ってないけど、とりあえず風が無いっぽいのでエレキで移動。そしたら!!!!
鏡面になってるところで連続ボイル発生!!!しかも、複数のバスが複数のエサを追ってる波紋!!!
すげぇ。秋以降は基本、単独捕食波紋がほとんどだけど、夏のみたくバスが群れてワカサギを追ってた!まさにナブラ。しかもそれが別の場所で2~3回発生。マジカヨ~
速攻ボイル痕にデスアダーを直撃するも食われ損ね。そして無情にもすぐにサザナミになってボイル終了。残念!
でも、ボイルしたところにボートを進めて水中を覗くと小さいワカサギの群れがハイスピードで泳ぎまくり。水深は2m台でウイードがいっぱいあるとろこ。
ほとんどのエリアで2~4mのワカサギが居なくなったけど、ここにはまだ残っているもよう。あとは風が止んだらチャンスがあるはず(-ω☆)キラリ
ってこで風が止むのを待ちつつも、先週ドンキーリグで小バスを釣った方面をデスアダーでひと流し。お友達サイズが2~3匹で追ってくるのが見えたりして、依然魚影は濃いい感じ(-ω☆)
んでその先の9月中にまーまー釣れてたスポットへ。先週も45cmくらいのが猛ダッシュしてきたあたり。緊張しながらデスアダー3インチをやってたらバイト!
先週食いそこねた45クラスか!って緊張・・する間もなくすっ飛んできたw
Hello my friend!
そうです。小バスのことを「友達」と呼んでいるのは、こんな厳しい状況でも遊んでくれる、っていうとってもありがたい存在だから敬意を払って?お友達と呼んでいるんです。このサイズ釣って喜べない人には「お友達」って呼ぶ権限はありません(笑)
あーーーノーフィッシュじゃなくてよかった~
そーこーしてたら、先程ナブラ発生してたところが鏡面状態に。エレキ全開で向かいます!ってゆっても徒歩より遅い時速4kmで。
到着するやいなや、警戒レベル4くらいのワカサギ波紋がでまくり!明らかに近くにバスが居る!やっと訪れたぜこのMAXチャンス。でもオレの尿意もMAX!
ってことでレインボーシャッドをキャストし、ロッドを脇に挟んでHou-Nyouナウ。そしたらパッちゃん!
尿も出たけどバスも出た。フッキングはできず。
けどワームに命中してなかったので、もう一度同じスポットに投入。そして!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
更に!
って感じで2連発(-ω☆)
やっと見つけたぜ~
これらの2匹、けっして小さくはないんです。測ってないけど30cm後半。そして、コンディションは中の上くらい。そうなんですヨ、先週まで釣ってた40アップのコンディション上のバス達とちょっと違うんですよね。ま、沼の原は大人気エリアなので何度か釣られているバスなんでしょうけども。
この2匹のバスを見て、先週までのブリブリのグッドサイズ達はきっと深場に落ちた、、もしくはワカサギが消えたので上に関心が無くなった、、、って判断しました。それはつまり「2019年オレの秋の釣り」の終焉を悟ったってことです。
その後も2~3回チャンスあったけどモノにできず。
そうこうしてたら風向きが180℃変わって沼の原が風下に。
ってことで一気に風上の「ゆうすげ」エリアへ大移動。
ゆうすげは不発
前々回は思い通りの場所にバスがいっぱいいたユウスゲ。前回は気配なしだったので、あんまり期待はしてなかったけど、やっぱり今回もダメでした。
1mラインにワカサギでないベイトの群れはいたんです。ワカサギより泳ぎ速くて緑色っぽい5cmくらいの小魚。虫のハッチが始まると岸際~1mラインでピョンピョン跳ねるのはこの子たちでしょうね。でも、それにバスがリンクしてる感はなし。
この頃から雨が本降りに・・・・
東端から西端まで来たけど収穫なし。ただの紅葉狩りに・・・
人力艇だったらここで死んでるところですが、今年から導入したエレキのおかげで、もう一度沼の原へ戻る事に。なんせ今日圧倒的生命感なので。
↑ワカサギ艇はゆうすげ沖の10mラインに浮いてました。
↑だいぶウィードが切れて浮いています。深まる秋って感じ。でもターンオーバー感はまだそんな無いです。してるんだろうけどまだ軽症。本格化すると水がもっと濁って黒っぽくなるけど、そこまではいってない。
最後は小バス狙いで大好きな釣りを!
っていう感じの状況なので、いいサイズを表層で釣るのは終わったみたい。完全に終わってないけどピークは過ぎた。
ってことで、晩秋といえばシャローの小バスです。2mラインにちょいちょい居るのは確認済み。先週も釣ったし。
ここでドンキーリグの登場。スイベルのサイズを2個ともダブルクレン#22にしたらいい塩梅。
1匹目はフロント側に。
2本目はリアの黄色い方に。
広いウィードフラットを流す釣りなので、本当は4インチ投げたい(ダート幅が3インチよりはるかに大きい)。だけどこのサイズ狙いだから掛かり優先で3インチを投げる。でも、1本だと心もとない。故にドンキーリグが最高なんです(*´ω`*)
2本釣ったところで、道糸がバックラッシュして再起不能。
ってことで午前中にいいサイズが釣れたスポットへ。レインボーで3回食わせたけど・・・・
OMG!
14時に県道下エリアへ。3m流してチェイスも無いので1.5mくらいへキビアダー投げたら中くらいのが3匹で追ってきたけどUターン。その後は何も起こらず。
この時点では今年最後の榛名湖のつもりだったので「最後に3回ミスって終わりかよ~」ってちょっと切ない気分に。
最後の1時間はスロープ~ホテル前のウィードエリアへ。
とても表層で釣れる感じでないんだけども、それ以外の道具持ってきてないのでこれをやるしかありません。
オレってばこの釣りばっかり何年やってんだろ?w
14年かぁ。我ながらよく飽きないなぁ・・。って全然飽きませんけどねぇ笑
八郎いってもデスアダーとバズベイトばっかり投げてる近年。もはやオレの趣味は「バス釣り」っていより「表層釣り」じゃね?
なんて自問自答しつつも、この10数年のこの釣りを回想してたらヒット!
一応サイズ狙いで投げてるの4インチだけど小さかった!
とりあえず、今シーズン表層の釣りメインでやるのは今日が最後でしょう。最後の最後にお友達サイズってのがオレらしいなぁ。。。って苦笑いしつつ納竿でした。
ってことで8月末から毎週通った2019年秋シーズン。状況無視して、この釣りしかしてないのでときにはノーフィッシュもあったけど、自分なりに魚を追えた感はあって、とっても満足の行くシーズンでした(・ω・)ノ
来週は沈める釣りします。