UNICORNパニックアタックの6作目「 I AM A LOSER」
2020-08-03
前回書いたようにギターソロ弾けない問題は解決し「I AM A LOSER」のコピーに取り掛かりました。この曲はスピードが速い(BPM:125だけど倍のビート?)そしてサビの音はまーまー厚め。音が厚いというか同時になる楽器が多め。となるとミックスが難しい。
ベースのDAW録音はめっちゃ難しい
でも、この曲で一番難航したのはベースの録音でした。かれこれ2~3週間ベースの録音と戦いました。DAW歴2ヶ月目にして、初めて難攻不落の問題にぶち当たった感じです。いや、それまでのベース録音も今聞くと酷いもんですが、それに気づかなかった。6曲目、2ヶ月目にして、やっとベース録音の難しさに気づいてしまったわけです。
この曲、サビから始まります。その時のベースは3弦と4弦を使った割と動きのあるフレーズ。そうなると、まず問題になるのが「3弦と4弦の音量差」。どうしても4弦の音が大きく・太くなるんですよね。3弦5フレットのDから4弦3フレットのGに行くと明らかにGの音量が大きくなる。それはDAWの波形を見ればすくわかります。そしてピックのコスれ音問題も同時に発生。
更に困ったのがAメロのベース。
「ズンターン、ン、ダ、ダー」の単純な繰り返しだけど、2拍目がオクターブ上。3弦3Fと2弦5Fとか3弦5Fと1弦7Fとかのオクターブが出てきます。そうすると、やっぱりオクターブ上の音はどうしてもギラついた感じになるし、音量にも違いがでてしまう。更に、3拍目が1/16のリズムになるんで、ここはオルタネイトでピッキング。そうするとまた耳障りなノイズが発生。指で弾いたけど、やっぱりEBIがピック弾きなんで「コレジャナイ感」がすごい。
もちろん、オーディオインターフェースの前にコンプやらアンプシミュやらイコライザーやらつけたりもしたし、コンプの設定を何通りも試してみたり、ピッキングの位置・角度変えたり、ピックの厚さ変えたりDAW側のコンプやEQとも格闘しましたが、のぞみの結果にはならず・・・・
何日もトライ&エラーして、いい加減嫌になってきました。そんな中、ふとサンプルタンク4のベース音源を鳴らしてみたわけですよ。そしたら、もうびっくり!今どきのサンプル音源はめっちゃリアルなんですね。特にこの曲のAメロみたいなフレーズだと、ソフト音源でもぜんぜん違和感ない訳です。単体で聞くとさすがにバレバレだけど、他の音と一緒に鳴らせばほぼ気づかないレベル。時代の進歩に驚き!
ってことで、Aメロのベースは打ち込みにすることに。自分なりにちょっとばかりのプライドはあるんですが、そんなこと言ってたら先に進めないので苦渋の決断で打ち込みに!曲名どおり「I AM A LOSER=負け野郎」って感じ。ま、ギターソロも他の人に弾いてもらってるわけで、プライドもクソもありませんけどね。
というわけで速弾きのギターソロも前回と同じくKazuyaさんに弾いてもらってMP3を合体。だいぶ難産だったけど「I AM A LOSER」は一応完成!
でもやっぱり納得いかないのでWAVESのプラチナをポチった
そうこうしてるうちにamazon様からギフトカードが送られてきました。ブログのアフィリエイトの収入です。ってことで、DTM関係のブログやYouTubeでよく目にするWAVESってのをポチってみました。
DTMer必須の!なんてよく書かれてるやつ。とりえあえずこれがあればなんとかなる的な?むしろこれがないとどーにもならない的な?
コンプレッサーだけで何種類あるんよ!って感じでまだよくわからんのですが、これに入ってるRenaissanceシリーズが有能!
https://www.minet.jp/brand/waves/renaissance-axx/
https://www.minet.jp/brand/waves/renaissance-compressor/
コンプレッサーってすごい大事だから、何度もネットで調べているけど、いまいちよくわからんものの一つですが、WAVESのRシリースはつまみが少ないのですごい分かりやすいです。
そしてWAVESにはGTRっていうめっちゃ速そうなアンプシミュレーターが入ってて、ベース・アンプも入ってました!
以下WAVES公式から引用
ベースアンプ
7つのベースアンプと、7つのパワフルなベースアンプ・キャビネットを持つGTR3は、ベースアンプ・モデリングの偉大なる一歩を踏み出しました。ブレのない低域とパンチのある中域、そして細やかな高域と、どんなサウンド、演奏スタイルでも、GTR3なら探し求めていたリッチなベース・トーンを得られることでしょう。ロックなボトムを持つベースが欲しくなったら、GTR3がその全てをカバーします。
ベース・キャビネット
- Directube : Countryman® DI&V72 プリアンプ - 暖かく優雅な奥行き
- Activator : Sadowsky® プリアンプ - 優れたレスポンスとすっきりとしたパフォーマンスに
- SolidState : Hartke® 3500 - 丁寧に作られた、がっしりとソリッドなサウンド
- Mo'Town : Fliptop Ampeg® B15-N真空管アンプ - デトロイト生まれの古典名曲で数限りなく使われたサウンド
- SuperTube : Ampeg® SVT - クラシック・ロック、レゲエ、様々なスタイルに
- Thunder : David Eden® World Tour 800 - 地面を揺らすようなサブベース
- OverBass : Mesa/Boogie 400 - マッシブな真空管をドライブさせたトーン
ベース・アンプ
- Bass 8 x 10" : Pro Inspired by Ampeg® SVT810AV
- Bass 6 x 10" : Ampeg® SVT610HLF
- Bass 15" : 60年代後半Fender® Bassman
- Bass 15" : Fliptop Inspired by Ampeg® B15N
- Bass E15 4 x 10" : David Eden® キャビネット
- Bass M1516 : Mesa/Boogie® 1516
これらのコンプとアンプを組み合わせたら、まーまーいい感じのベース音になりそげ。まだまだ試行錯誤中だけど、そこそこいい感じに近づいております。プレイの腕は別として、ともかく「酷いベース音」からはちょっと脱却できそうな感じ。
なので、これを気にAメロのベースを再度録音。いや、Aメロだけ差し替えは不自然なので結局、全部とりなおし。あげく、過去に完成したHEYMAN!やSUGAR BOYとかもベース部分だけイチから録音しなおしてる今日このごろです。
というわけで6本めのI AM A LOSERも音は完成(?)してるけど、まだ動画撮ってないのでYouTubeは後で貼ります(・ω・)ノ
カテゴリ:PANIC ATTACK