UNICORN パニックアタックの3作目「SUGAR BOY」
当時は「タテノリ」 「ビートロック」が流行っていたので、この曲は初期UNICORNでも大人気でしたね。BPM183でかなり高速。イントロのギターアルペジオからいきなりストリングスが鳴り出し一気にサビから始まる名曲。確かソニーのオーディションでUNICORNがこの曲を演奏して合格したんですよね。歌詞がだいぶ違うバージョンで。
それまでの2曲と違ってこの曲は音が厚いし使われている音数も多いです。Cubase付属のHALIon SonicSEではカバーできずにKORGのKROSS2音源を鳴らすことに初トライです。
外部ハードシンセをCubaseにつなぐ
オーディオインターフェースUR22CのMIDI OUTからKORGのKROSS2のMIDI INへ接続。Cubase側で認識してくれました。ただしKROSS音源がインスツルメント扱いになるわけでなく、KROSSのオーディオアウトをUR22CのMIC/LINE inに接続する必要があるようです。なので、キーボードパートはMIDIで鳴らしつつも、実際のKROSSの音は「オーディオトラック」として録音しました。まーまー手間がかかるけど、KROSSみたいなハードウエアの音源の場合「音選び」がめっちゃ楽ですね。ダイヤル回せばパパっと切り替わるのですごい楽ちんです。ソフトシンセだと、まだ慣れないのもあって、音を選ぶのにすごい時間かかりますからね。
ただしじゃっかんのレイテンシはあったので、アタックが速いピアノはCubaseのHALIonを使いました。
トラック構成は
- ボーカル・コーラス
- ドラム(EZ Drummer2)
- サビのオブリガード的なシンセ音(KROSS)
- Aメロで出てくる「チャンチャンチャン」っていうベルみたいな音(KROSS)
- Aメロ~サビの後ろで鳴っているストリングス(KROSS)
- イントロで盛大になるシンセ・ストリング(KROSS)
- イントロで鳴っている風みたいなSE音
- Bメロの「暗い迷路に~」の後ろで鳴るピアノ(HALIon Sonic SE)
- イントロのクリーンギターアルペジオ
- ディストーションギター1
- ディストーションギター2(1と同じパート)
- 間奏というか静かになる部分のクリーンギターカッティング部
- ベース
太字が自分で弾いたパート
過去最多な音の重なりでした。
苦労しまくり
今までの2曲と違ってこれは大変でした。なんせテンポが速い! そもそもギター上手くないんでまずイントロのアルペジオが弾けないw イントロで2回し、その後ストリングスが鳴ったあとも2回回し。イントロのギターだけのところはミスるととても目立つ訳です。なので「タラララーンラララ ララララララララ」の部分をひたすら繰り返して弾いて、ベストテイクな一回をコピーして他の部分にペーストしてます!これぞDAWの素晴らしいところ!昔のカセットMTRではできなかった技。デジタル様様ですね。よく聞くと繋ぎが不自然なのでコピペがバレバレですけど。
この曲も昔からテキトーには弾いてたけど「録音レベル」でちゃんと弾いたことはなかったので、間奏部分などもバンドスコア見ながら弾いてます。なので、何度も間違ってこれも継ぎ接ぎだらけw
ベースもかんたんではありません。特にイントロのダッダッダッ ダッダッダッのところとか。たぶんEBIさんはダウンピッキングで弾いてると思うので、BPM183だけど頑張ってほぼダウンピッキングで弾きました。
一番苦労したのはミックスです。やっぱりこんだけ音が多いとわけわからん状態に。これもいつかとりなおしだなー。
ってことで2020年6月時点でのオレのベストはここまでです↓なお動画ではIBANEZのテッシーモデルっぽいギターで当て振りしてますが、実際はぜんぶHistoryのストラト風で弾いてます。
カテゴリ:PANIC ATTACK