AmazonのKindle paperwhiteを買ってみた、のだが・・・
iPadが登場した数年前から盛り上がっていた(?)電子書物。日本だと出版業界の政治的なアレコレがややこしいとかでなかなか実現できないやらフォーマット乱立やらで、標準的なプラットフォーム的なものはなかなか普及しませんでした。
iOSにもそれっぽいアプリが標準インストールされているのに、なんだか放置プレイ状態?
そんな中、楽天とかamazonが始めたハードウエアを格安に売って配信で儲けよう作戦。楽天のはまったく興味ないけど、amazonのはなんとなく関心がありました。
そんななか、amazonでふと目にした「JCBのポイントが使えます」バナー。
メインはVISAカードだけどサブでJCBも使っているんで、試しにポイント還元したら8000円ほどになりました。
で、たまたまKindleの一番安いモデル(白黒画面)が7980円だったので、特に深く考えること無くワンクリック購入!
そして本日届きましたよKindle Paperwhite
充電はUSBミニ。電源ボタン1個のみというシンプルさ。
スマホのように画面がツルツルしてなくて、紙みたいなザラザラ感があるのが素敵!
キョウガクの恐るべき機能
話はちょっと戻りますが、最初の設定時に超ビックリしたことがあったんです。
箱を開けて取り出して、電源ON。
しばらくして、Wi-FIの設定やらがあって、ユーザーIDとパスワードの入力画面がでてきます。
そして、この時、オレの30年近いコンピュータとの付き合いの中で5本指に入るほどの衝撃を受けたっ!
それは・・・
メールアドレスの途中まで入れた瞬間!!!
ようこそ「冨○浩さん!」って!(もちろん伏字部は本名)
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メールアドレスっていうのは、amazonのIDのそれだけど、@の前のtogashくらいまで入れたら画面が変わってログインに成功!
なんだってーーーー
え?
え????
マジで、どーゆーこと?
頭のなかを色々なことが駆け巡ります。会社の無線ルーター経由だから、IPアドレスを元に、同じLAN内のオレのPCで使っているユーザーIDを推測したのか?
それ以外、考えられないんだけど、そんな事、技術的にも倫理的にもどーなん?
いや、でもそれはさすがに考えづらい・・・
驚きのあまり、ぐぐってみたら・・
なんと!購入した時のID情報が、Kindle本体に記憶された状態で出荷されるんだって(驚)
だから、togashくらいまで入力した時点で認証が通った模様。
いやーービックリした。
電子書籍リーダーとしての使い勝手
そんなこんなの驚き事件簿がありつつも、とりあえず一冊買ってみました。ワンクリックで買えちゃうんで、ちょっと恐ろしいけどw
本体の使用目的であるリーダーとしては、普通に使えます。動作が遅いとかは感じません。
iPhoneアプリであるような、ページめくりを模したアニメーションとか効果音もなく、単に画面が切り替わるだけです。
そっけないっちゃーそっけないけど、目的はじゅうぶん果てせます。
バックライトや文字サイズの調整も簡単で、かなり読みやすいですね。
まだそんなに使ってないけど、1つだけ難点を上げるなら、背面が完全に平らでなく、USBケーブル差込口のあたりがほんのちょっと盛り上がっているんで、机の上に置いて読むと、クルクル動いちゃうことかな?
でも、基本手に持って読むもんだろうから、たいした問題ではないかも。
他にも単語を選択して辞書を引いたりとか、電子書籍リーダーの基本的な機能は当然のようについてるようです。
おまけ機能1:ブラウザがついてる
グレイスケール画面ですが、一応、ブラウザが内蔵されててホームページを見ることも可能。
ただし、一番安いモデルだからか、かなり動作はもっさりしてます。あと、HTML5とかCSS3、Javascriptもかなりちゃんと対応してる感じですね。少なくともIEの7とか8よりはマシな感じw
ブラウザ以外でも、全体的な操作はもっさり感ありあり。ソフトウエアとしてはよく出来てると思うけど、CPUとかメモリとかが追いついてない感じ?高級モデルはどーなんでしょうね?
おまけ機能2:ファイルビュアーとしても使える
自動的にメールアドレスが貰えます。xxxxx@kindle.comみたいな感じで。そのアドレス宛てに、ファイルを送るとkindleで見ることができます。PDFとかワードファイル(DOC)、JPEG,HTMLなんかのファイルを送信すると見れます。EXCELはダメでした。
試しにうちの広告で作ったPDFファイルを送ってみました。
おまけ機能3:ってか、スマホアプリにもあるんじゃんww
上の写真にもあるように、実はkindleはスマホアプリにもありました。知らなかった!!!!
iPhone版をダウンロードして使ってみたら、当然ですが全体的な動作がこっちのほうが圧倒的に速かったw
買った本や先のPDFファイルは、amazonサーバー経由というかいわゆるクラウドシステムのおかげで、スマホでもkindleでもどっちでも読めます。本の場合、どこまで読んだかの「しおり」情報も共有できるんで、途中からスマホで読むことも可能。
ちょっと話がそれますが、kindleを買った後にamazonをPCで見たら「kindle版はこちら」みたいなリンクが表示されてました。kindle版がある本なら、物理的な本かkindle版かを選べるようになってます。
で、話を戻して、やっぱりハードウエアの性能的にはiPhone5が圧倒的に上なので、アプリ版でよむのもアリだなーーってww
ってことは・・・・
え?
別にkindle買う必要が無かったのでは・・・・orz
なんて、今時点ではちょっと思ってますw
ただし、圧倒的なバッテリー持ち(wifiOFFで8週間らしい)を考えると、たとえば、電車に何時間も揺られるとか、飛行機に8時間乗る、なんてシチュエーションにはこっちが便利ですね。
なんて、オレにそんな機会は、まずありませんが(苦笑)
やばい!買った正当な理由が見いだせないw
基本、読書は入浴中にするんでジップロックに入れて風呂で読むのがオレのベストな使い方かなーって今は思ってます。
ちなみに・・・
amazonは音楽配信も始めてCDを買ったら、同時にMP3もプレゼントしてくれる「AutoRip」というサービスを始めたとのこと。
http://bizmash.jp/articles/38787.html
なにより凄いのは、過去に買ったCDまで対応するっていう大盤振る舞い。amazonでCD買った記憶は無いけど、本はけっこう買っているんで、過去のそれらがkindleで読めたら最高だな~
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