釣果2倍アップ保証!は、しませんが、カワハギ初心者へのアドバイス

2013-11-28   

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そんなわけで、とっても偉そうなタイトルでスイマセンw 連続竿頭でちょっとだけ天狗になっているんで、ちょっとだけ語らせてください。

今年2回カワハギ釣り行ったんですが、だいたい周りに居る初心者の数倍は釣れます。逆に何故、周りの初心者には釣れないのかを観察してると、釣れない人には決定的な共通点があるんです。

それは・・・

手返しが圧倒的に悪い

これに尽きます。タックルがどうだ、集寄がどう、フックがあーだ、エサがこーだ、色々な要素もあるんでしょうけど、間違いなく手返しが悪いです。NFCの時はそもそもバイト自体が少なかったのでそうでもなかったけど、その前の釣行の時は痛感しました。みなさん、あまりにも手返しが悪すぎるって。

オレも釣り本文にも書いているように、オレは他の人の1.5倍~2倍のアサリを消費します。つまりはその分手返しが早いってことです。

手返しが悪くなる2つの原因があります。

(1)エサがない状態に気づかず針だけで待っている時間が長すぎる

2つの原因のうちの8割はこれです。12日の釣行では朝イチ、とんでもないツンツルテンぶりでした。おそらく仕掛けがボトムについて3秒以内、もしくはフォール中に全部食べられているのでは?っていうくらい。試しに着底してから3秒だけ待ってそのまま回収してみると見事にエサがツンツルテンでした。あ、ツンツルテンって、アサリが全く無い状態です。もちろんその間、オレもバイトは解っていません。岩礁地帯だったので、シンカーが底につくとき、ガガって岩に触れる感触があることが多く、それが紛らわしいんだけど、とにかく、釣り人が気づかないうちに、しかも、我々が思っている以上にすごい早さでエサがない訳です。

オレはそれに早い段階で気付いて、「ワンキャスト10秒以内が勝負」って感じで釣りをしました。が、周りの人たちはそれに気付いていません。10秒どころか下手したら5分くらい投入してます。5分後に回収するとツンツルテンで首を傾げてます。

5分は大げさでも、周りの数倍のペースで回収~投入をオレはやるわけです。もちろん回収してエサが残っていることもありますけどね。

10秒以内に勝負で、自分が気づかないうちにエサが無くなっているのであれば、感度が鈍る「間」をなるべく無くす努力をするわけです。それは・・・ってか、その話は今回の趣旨と異なるんで省きますが、ともかく、みなさん、エサが無い状態で長く待ちすぎ これだけは確実に言えます。

ちなみに、よっぽど悪い状態でなければ、カワハギってすごい数が船の下にいると思われます。だから、方舷、つまり自分の周りで誰かが「ツンツルテン」になっていれば、自分の仕掛けの射程距離内には確実にカワハギは居ると思い込んでOKだと思います。誰か一人だけ圧倒的に釣っている場合、その人の真下にしかカワハギが居ないのでは?なんて思われるかもしれませんが、それは絶対に無いと言い切れます(流れによってミヨシorトモが有利なことはあっても)。だから、周りの誰かがツンツルテンになっていたら100%自分の仕掛け周りにも本命がいると思って「なにも感じないけどもしかしてエサが無い?」ってのを常に意識するといいと思います。また、周りに何かしらの反応があるのに、自分に1分以上何事もないなら回収することをおすすめします。

「おかしいな?」って思ったら即回収&エサチェックの癖を着けるといいと思います。面倒臭がらずに。

ただし、自分にも周りにもなんの反応もなく、エサが全部残って帰ってくるようなケースは当てはまりません。

慣れてくると、ボトムの岩に当たった感触と本命のバイトの違いが解るようになったり、エサの有無が仕掛けの抵抗で解るようになるかもですが、とりあえず、たとえそれが岩でも、なんか触ったかな?ってのが2~3回あったら即回収!これ鉄則です。

(2)エサをセットするのに時間かかりすぎ

残りの2割はこれ。教科書には「水管の先端から通して~ハラワタに針先が少し・・・云々」書かれています。が、現実問題として、そんな素敵な状態のアサリを使えるのは少ないと思います。だいたいは冷凍モノの原型ととどめていない系。もしくは巨大系。また、教科書はハゲ針基準で書かれているんで、最近広く使われているセイゴ針みたいな普通のフックだと、なかなかあんな感じには刺せませんよね。

オレの場合はスピード7番という小さいセイゴ針系を使うので、教科書どおりには刺せないし、刺す気もありません。とりあえず先に水管を通すけど、あとはテキトー。コンパクトに収まればいいやくらい。なにより、丁寧に刺す時間がもったいなくて、即投入したいからです。

周りの初心者のかたはとにかくアサリ付けが遅いです。それはグダグダのアサリに対して無理やり教科書通りにやろうとしてるからだと思われます。

っても、これはズボラor几帳面っていう性格の面も影響してると思うんですけどね! もちろんちゃんとつけるに越したことはないですからね。けど、時合いが来てる時とか、できるだけ時間のロスは避けたいところです。

なお、市販の締める液体とか味の素とかをつけると、アサリのヌメリがとれたり、硬くなったりして餌付けスピードはUPします。集魚効果というよりもアサリの硬さコントローラーとしてオレも味の素は利用しています。


っていう2つのことを意識、特に(1)を常に意識いていれば、すくなくとも今の2倍は手返しがUPして釣果も2倍・・・・かどうかはワカリマセンが、UPこそすれダウンすることは無いと思います。

ついでだからもうちょっと、プラスアルファの釣果UPについて書いてみます。 過去にもUNITOROやオレも釣りでちょいちょい書いてきてることですが、せっかくなので再度。

(1)仕掛けはダイワのスピードサルカンで自作

http://all.daiwa21.com/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/speed_sarukan/

スピードサルカンはハリス止めが少し緩いんで、フック交換が素早くできます。

わりかし、「快適フックビーズ」http://all.daiwa21.com/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/kai_hook_b/が人気だと思いますが、あれってハリスを抜く時、けっこう硬くないですか?抜くのが大変&針が刺さりそうで怖い。

「うん、確かに硬い」って思う方はぜひ、スピードサルカンを使ってみてください。すげー簡単に外れますから。外すのが緩くても、保持力は落ちません。ハリスが抜けたことはありません。

フック交換のスピードを上げることによって、結果的に手返しUPします。

(2)我先キャストw

小移動して新しいポイントに到着したら誰よりも早く仕掛けをボトムに落としましょう。いわゆる我先キャスト。船がスローダウンしたら準備開始。ギアがバックに入ったり挙動が変わったら、水面に仕掛けをたらしてクラッチ切った状態で待ちましょう。船長のアナウンスと同時にサミング開放して投入!もちろんブレーキはゆるゆるでロッドを真下に!

(3)ダイワスピード7番

たくさん釣りたいならフックはスピード7番です。過去に7、7.5、8と使ってきましたが、今では7しか使わない感じに落ち着きました。ワッペンも逃さない7番。ただし、アベレージが20cmを余裕で超える時はその限りではありません。また、大きいいのを釣りたい人にはオススメできません。

他にもいろいろあります。ロッドの事とかアクションのつけかた、ラインテンション。でもそれはもっと上手い人から聞いてください!なによりも「手返しUP」を心がけるだけで今よりは確実に釣れるはずです。

手返しUPだけなら新たな投資も要らないですからね。今の道具でそのままできます。

ただし、エサ代だけは余計かかっちゃいますけどね(・ω・)ノ

 

カテゴリ:釣り

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