またまた釣具メーカーさんへのお願い。読みにくいバーコードはやめて(T_T)
そんなわけで最近はひたすら釣具の写真を撮って、画像ファイル名をJANCODEにする作業をしてます。
商品のバーコードをピッと読んで、パッパパッパと滞り無く作業をしたいけど、ちょいちょいあるのが「一発で読めないバーコード」。
↑写真はイメージです。この商品は問題なく読めます(-ω☆)
あるんです。0.5%くらいだけど。ピっと一瞬で読めずに・・・
角度変えたり、近づけたり遠ざけたり。シェイクしたりw
そんな見えバスを釣るかのような小技を駆使して、しかもバスと一緒で毎回食わせ方が違ったりなんだりで、ようやく読めたり。もしくは全く読めずに、諦めて手入力したり。敗北です。見えバス釣れずに退散するくらいの敗北感。
職業柄、なんで読めないんだろう?って不思議に思って、じっくり観察した結果・・・
読めない原因の圧倒的No1は・・・・
右側のマージン不足
↑これです。右側のスペース(空白)が狭いやつ。読みにくいやつの多くはこんな感じでした。
ちなみに正式な仕様は
- マージン
- 余白として、左右にそれぞれ細バーの10倍以上、もしくは、2.5mm以上のスペースを必要とします。スペースと同じ色で、通常は白です。
- http://www.denso-wave.com/ja/adcd/fundamental/barcode/
原因No2はパッケージの折り目と重なっているやつ。
これば、折り目とバーの位置関係に依存するし、ちょっとシェイクすれば読めることが多いけど、一発でサクッと読めないことが少なくないです。
右マージンが7割、重なりが2割くらいですかね感覚的には。
以下はレアケース。
↑これは、よくワカリマセンでした。全く読めない。ただ、ぱっと見、線と間の空白のバランスが変な感じ?線が細いというか。
↑レアケースその2
これは右マージンかもしれないけど、左にLEZKとかって書かれてるんで、これが邪魔してる感じもありました。ただ、左右に同じように文字があるやつでも読めるのは読める不思議。このルアーも別のカラーは一発で読めたので、もしかしたら右マージンですかね?
レアケース3 これはあるメーカーさんの。以前「取引停止したい」って書いたとこ。ほぼ全部の商品が読めません。原因は見ての通り。インクジェットプリンターですよねこれ。線が不明瞭。大きいルアーはまだ読めるけど、小さいルアーだとバーコード自体小さいので、全部手入力するハメにorz
超レアケース。写真では解りづらいけど、バーコード全体が極小w 幅2cm以下くらい。さすがにこんな小さいと読めません・・・
というわけで、改めて身の回りの生活用品なんかのバーコードを見てみると、やっぱりちゃんと左右のマージンは空いてました。もちろん、ルアーはパッケージ自体が小さいから、デザイン的・スペース的に大変なのは解りますけどね。
たとえば、日本全国のドラッグストア・スーパー・ホームセンターで売られている人気商品のバーコードが読めなかったら・・・・。普通1秒で終わるスキャンが10秒掛かったら・・・・、全国で一日に1万個売れる商品なら、9秒✕10000=9万秒=25時間のロスな訳で日本経済に与える損失はかなりのものんですw
釣具はそこまで大規模じゃないけど、バーコード印刷の仕様を守ってくれれば、全国の釣具店、及び釣り人がほんの少しイライラしなくて済むと思われます(・ω・)ノ
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