ホームレイクのマンネリ化問題

2015-06-01   

gRl6bqf1BHnr3W6W.jpg

そんな訳で自称ホームレイクの八郎潟通いも今年で19年目です。進藤さんとこのレンタル店がオープンした直後から通っています。まだ巨大な和船2つとヘラ用の9ftくらいのボートしか無かった時代です。ちなみにバス釣り始めたのが1995年7月。翌、1996年のGWに行ったのが最初で前回で226回(日数)のGo86でした。

よく「昔はどこ投げてもイレグイだった」なんてやや誇張された昔の八郎話を耳にしますが、オレは初心者だったので、そんな「超カンタン」だったなんて思い出は無いです。当時は関東でもそこそこ釣れてて、北浦陸っぱりでも朝だけで軽く2桁とか普通にありましたからね。八郎潟が関東に比べて「超簡単」なんんてイメージは最初の数年は無かったです。

そんなオレでも、徐々に釣れるようにはなりました。

時は流れ・・・

さすがに20年近く経ったので色々なことが変わりました。

(1)アシガマの激減。

(2)ライギョ・ナマズの増加

(3)ポンプ改修による流れの変化

(4)カンムリカイツムリの異常繁殖

(5)休耕田の増加

個別で書いていくととんでもない長文になりそうなんで割愛しますが、以上全ての項目がバス釣りに影響しています。あ、あと、全国的だけど気象の変化もかなり大きいですよね。

さて、ここから本題です。

さすがに20年も通っていると、もうマンネリ化してる訳です。季節で多少変わるけども、S級・A級ポイントは解っちゃってる。特に近年GPSを導入し、1匹釣れるたびにマーキングしてるんで、もうアカラサマに釣れるところが丸裸(※(4)の流れの変化で多少変わってはいますが)。バスってやっぱり「地形依存」なんだな、ってよく解ります。(ボトムの大きな起伏という意味での)地形は変わらないからバスの居場所もそんな変わらない。

そうなゃっちゃうと、もはやオレの釣りは「作業」に近いんです。その時期の釣れるであろう場所を回るだけの作業。ま、それでも、それなりに広いフィールドなので、1~2日で全部チェックできるワケじゃないですが。

前にも書いたんですが、昔のS級A級ポイントは今でも釣れます。ただし数は1/3くらいかな? そして昔のB級・C級ストレッチ・ポイントは今だと200m流して1匹とか2~3回入って1匹とかそんな感じです。特に昔は本当によく釣れた西岸は、護岸工事や浸食で大ダメージを食らっています。イメージ的に1/10くらいしか釣れない。

なもんで、昔はB級~C級ストレッチでも普通に流してポロポロ釣れ、その中にあるS級のピンでは100%釣れる、、、みたいな感じでした。が、今はそのC of S級ですら滅多に釣れない。

ってなると、そのストレッチを流してても気持ちが保たないんです・・・

自営業の頃はもっと長く滞在してたけど、今は基本2日間の釣行だから、やるべきことが多くて、そんな事をしてられないってのもあるんですけどね。

そんな感じで「魚を探す」「地形を探索する」的な楽しみはは経験・GPSのせいでスポイルされ、単なる「作業」になっちゃっている感じです。なんのドキドキもワクワクも無い。

その一方で、ベイトフィッシュイーターフィッシャーマンってネタで書いてる通り、タイミングを合せる楽しみはあります。小魚を食っている群れを探す楽しみ。

これも何度も書いてますが、1匹/hペースで釣ってって、一日終わって10本よりは、4~5連発を一日に2回、いや3回起こすような釣りを目標に、というか、それが達成できれば満足度100%っていう釣りをしてる近年です。ま、滅多に実現できませんが(´・ω・`)

さて、ここまでの話は前振りです。こっからが本当の本題ですw

この前の八郎行った時、店のお客さんとお会いしました。ネット上ではちょいちょい絡ませてもらってましたが、実際にじっくりお話したのは初めて。

茂手木プロのブログによくでてるOさんです。

JynBrgXApBiMCJxQ.jpg

Oさんはマイボート持ちで普段は近所の川での釣りがベース。そして茂手木さんのプラ手伝いでオレみたいに全国のトーナメントフィールドで釣りしてるそうです。

で、今年から八郎の西部に通い始めた、と。

そういうちゃんと釣りができる人がフレッシュな視線で八郎潟西部承水路を釣りした結果、オレを遥かに上回るいい釣りをされたそうです。

基本、八郎行った時、他の釣り人と釣りの話は一切しないんですが、この前は初日終了後に「ネタ切れ」感に満たされたので、思い切って、根掘り葉掘り教えてもらったんです。

細かい内容は書きませんが、俺からすると、眼から鱗的な貴重なお話をたくさんいただきました。

そう、なんやかんや言っても八郎のポテンシャルは高いです。ちゃんと釣りが出来る人が、ちゃんと釣りをすれば、答えは帰ってくる。

俺みたいに「作業」してちょっとでもダメだったら心が折れているようじゃダメなんですw

今月号のバサーに書かれてました。ケビンバンダムの言葉。「その時の状況に合わせないとダメなのは解っているけど、実際、過去の甘い思い出はそう簡単に捨てられない」的な言葉。あの世界一のバストーナメンターでさえ・・・

ってことで、さすがに、マンネリ過ぎて、モチベーションの維持が大変だったこの数年でしたが、Oさんとお話させてもらったことにより、なんちゅーか、新たな希望が見えてきたというか、ちょっと過去の事は忘れて、20年目の来年はイチから出直そうかなーって思いました。割りと本気で。

ちなみに先に上げた「(3)ポンプ改修による流れの変化」はかなり影響してると思います。特にスポーニングから回復したバスの動きに。流れが強まってから、沖の浚渫が苦手になった。けど、春にうじゃうじゃ居る40アップが湖から消えることはないんで、どっかに居るはずなんですよね~。それは、今までの俺の経験にないところなんでしょう。春はともかく夏~秋は本当に魚を探せない。

そういうのもあって、一旦頭の中とGPSマークをリセットして、もう一度本気でやってみたい気でムンムンな今日この頃です(-ω☆) 

が、金銭的にも、時間的にもまーまーキツイので、ほどほどに楽しみたいと思います(・ω・)ノ

カテゴリ:日記・携帯更新

UNITORO以外の最近の投稿

N/A

twitter

Recent entries

Category

Popular entries 2018

Popular entries 2017

Popular entries 2016