バズベイトで乗らないバイトの正体は・・・
めっちゃ雷魚が増えた近年の八郎潟です。ヘタしたらバス1、雷魚5くらいの割合で釣れます。っても今頃のシーズンは雷魚が釣れる時ってバスにも良い条件の時が多いですし、雷魚が居ないところにはバスも居ない!っていうくらいの割り切りが必要です(*´ω`*) 釣りとしては楽しいけど、ルアー外すのが大変なんですよねぇ・・・
で、去年くらいから急に増えたのがミニラ。小型の雷魚です。40cmくらいのやつ。↓これくらいの。
この子たちがバズベイトによく出ます。バズベイトを巻いてて「あ~バイトあったけど食いがしょぼくて乗らなかった~」ってお嘆きのあなた!安心してください、それは殆ど小雷魚です。キッパリ。
小雷魚がバズベイトへバイトするときの特徴
バズに出たけど乗らなかった・・・その時のことをよく思い出してください。そして以下の問いに心のなかで答えてください。
- チョボっとショボいバイトだった
- 手元に伝わる感触が「硬かった」
- 一回食い損ねてもう一回出た
- 乗り損なったとこにすぐに投げたらもう一回でた(けど、乗らず)
- 波紋が小さかった
- 乗らなかった直後、黒い物体が飛んだw
- バズベイトのスカートが脱がされた
以上の問いに2~3個当てはまったら99%小雷魚の仕業です!保証はしませんがw
それぞれについてバスとの違いを交えて説明していきます。
チョボっとショボいバイトだった
御存知の通りブラックバスは大きく口を開けて周りの水ごと吸い込む系のバイトをしますよね。基本的には。もちろんエサによってはチュボ食いもしますけど。一方の雷魚はどっちかって言うと「噛じる系」のバイトです。噛みつく系。バスはエサを飲み込んで口の奥にあるギザギザ部分で噛む感じですよね。けど、雷魚はワニみたくアゴ周りの鋭い歯で食べるような構造になってます。だから、バスが大胆に飲み込むのに対して雷魚は口先で噛みつく感じのバイトに。バスベイトに出るときもそんな感じで、チュボっとまるで小バスが当たったかのうようなバイトをしてきます。もちろんここで書いてるのはあくまでも「小雷魚」の話ですからね。60cm超えになると話は変わります。
手元に伝わる感触が「硬かった」
感覚的な話で申し訳ありませんw 概ね雷魚が当たった時の手元に来る感触はバスのそれより「硬い」です。バイトの仕方から想像できるようにバスがバズベイトを食った時って、そんなに手元に「ゴゴ」とか「ゴン!」って来ないですよね。バズベイトそのものが口の中に吸われる感触?というか手元に大きなバイトは伝わらない気が。一方の小雷魚は明らかに硬いものが当たる感触があります。バスがミカンだとすると小雷魚はリンゴくらいの違い?(*´ω`*)
一回食い損ねてもう一回出た・乗り損なったとこにすぐに投げたらもう一回でた(けど、乗らず)
これはブラックバスでも稀にあります。けど雷魚のほうが圧倒的にしつこいです。3回、4回はないけど連続して2回出るのはそんな珍しいことではありません。
同じく一発出てかけ損なったとこにもう一回投げてもブラックバスの場合もう一発は出ないことが多いけど、雷魚はけっこう出ます。
波紋が小さかった
最初のバイトの仕方に関係する話ですが、バスの場合、バイトした時、身体を反転させることがおおんで、水面がモワンとなることが多いです。が、雷魚はそのまま後ろから追ってきて噛み付こうとするのでバスほどの波紋はでない印象です。もちろん小雷魚に限った話ですからね。成魚だとバスとは比較にならないモワンが発生します。
乗らなかった直後、黒い物体が飛んだw
飼っている人はわかってもらえると思うんですが、ネコってプライド高いんですよね。失敗するとめっちゃ取り繕うw すました顔で「え?別に失敗してないし~」みたいな行動をする。雷魚もそんな行動をすることが。ミスバイトしたあと、勝手にビックリしてジャンプしたりします。ピョーーーンって。特に小雷魚が多い。あーーー食うの失敗した~恥ずかしい~ピョーーーンみたいに見えます。ま、本当は恥ずかしい~とかでなく超ビックリしてるだけだと思いますが。小雷魚の可愛さ(*´ω`*)
バズベイトのスカートが脱がされた
これも口・歯の構造・バイトの仕方からして犯人は小雷魚である可能性が高いです。
ってことでバズベイトは自分のルアーとバイトが見える故に、オレは上記特徴を学べました。これらを踏まえると、水中でも似たようなことが起こってるはずです。特にスピナーベイトは顕著です。何度か当たってくるとか、バイトが硬いやつは高確率で小雷魚。何度かあたってくるのは和ナマズの可能性も高いですが。
そんな訳で「バズに出たのに」乗らなかったと残念な気持ちになっても上記項目に多く該当してれば、たぶんそれは小雷魚だったので、そーそー残念がらずに済むはずです(-ω☆)
カテゴリ:釣り