リーフマスターにGoogleアースの衛星写真を重ねてみた
今回のエントリーのゴールは上の図です。エリート7Tiの画面に色付き等深線マップを表示しつつも陸地の部分をGoogleアースの航空写真にしてみるという壮大な計画w
が、結論からいうと出来ませんでした・・・(´・ω・`) 追記:出来ましたInsight Map Creator/インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる
ロランスAT5の仕様では似たようなことができるはず。たとえばリーフマスターに載ってる以下の写真。
パクリ元:http://reefmaster.com.au/reference/index.htm
この画像は色塗りはされてないけど背景がビットマップ画像(ラスターデータ)です。HDSで表示した状態の画像らしいので、色塗りは無理だとしても、冒頭の画像に近いことはできるはず。
なお、冒頭の画像ははめ込み合成ですが、元ネタはリースマスター公式サイトのトップページにどーーんとでる画像です。
でも、これ、よくよく考えると、GPS魚探の画像じゃなくてGoogleアースの画面ですね(*´ω`*) リースマスターでGoogleアース用に書き出したファイルをパソコンで表示してるだけ(´・ω・`)
なので冒頭に載せた写真は結果的に無理だったけどリーフマスターにGoogleアースの写真を重ねるところまでは成功したので、需要は殆どないと思うけど一応載せてみます。なお、今回はいつもよりは手順解説を端折ってます(こんな事をするのはGoogleアース・リーフマスター共に中級者以上だと思うので)
Tips:ラスターとベクターってコンピュータの画像関係でよく出る言葉ですが、それ系じゃない人のために説明すると・・それはそれで長くなるので以下のページを見ると良いです。
ラスタとベクタの違いとは【初心者のためのIllustrator使い方講座】
Step1.グーグルアースから湖の衛星写真をコピーする
※今回もサンプルは桧原湖です。
グーグルアースで桧原湖上空まで行って、Alt+Cntl+sで画像ファイルとしてダウンロードします。
このスクショを撮ってる時点では、まさか失敗するとは思って無くてw できるだけ高解像度の画像をダウンロードしてましたww
5分割してフォトショで繋いだり(*´ω`*) でも、結果的に失敗したし、釣り人の多くはフォトショを持っていないと思われるので、実際はこのように分割しなくても、高度を上げた状態で湖全体が一つのファイルに収まる解像度でもぜんぜんOKです。
ま、それはともかく、湖全体の衛星写真を一つのJPEGもしくはPNGファイルにまとめて保存。
とりあえずこの状態でリーフマスターに読ませてみます。大きさと位置がアンマッチです。これは当然の結果です。ただの「画像」ファイルなので、リーフマスター側からみると、ただの一枚の写真でしかありません。
Step2.リーフマスターに読ませるためにもう一度グーグルアースに読ませる
Googleアースの左メニュー>場所に適当なフォルダを作って、右クリック>追加>イメージオーバーレイを選択
右上の「参照....」ボタンをクリックして、さきほど一つにまとめた衛星写真ファイルを選択します。
結果・・・同じ写真が2枚重なっているのでちょっと解りにくいけど上のようになります。
※イメージオーバーレイの小窓は消してはダメです(OKを押してはダメ)もし消したら左メニューで今読み込んだオーバーレイデータを右クリック>プロパティで再表示
重なってて解りづらいので透明度を少し下げてから、位置のズレを調整します。
緑色の線にカーソルを持っていくとカーソルが人差し指に変わります。人差し指の状態で左右に引っ張ったり上下にズラしたりなんだりして可能な限り位置を合わせます。
ズレを最小限にしたら(たぶんピッタリには合いません)、左のメニューで右クリック>名前をつけて場所を保存
KMLファイルで保存してみます。
ちなみにそのKMLファイルを覗くと以下のXLMファイルになってます
無題 - イメージ オーバーレイ b0ffffff 5.jpg 0.75 37.73222288455573 37.6422902617268 140.0717033487782 140.0297257962662 0.7556387689173201
Step3.リーフマスターにKMLファイルを読ませる
リーフマスターを起動しプロジェクトビューにします。右下にある「Overlays」を展開し、その下にある「Available Images」横の★Newをクリック。
ファイル選択画面がでてくるので、JPEGではなく、さきほどのKMLファイルを選択します。
プログレスバーが表示され、なにやら読み込んで・・・
Available Imagesに無事に追加されました。今度はそのイメージ名をマウスで掴んでBackground Overlaysへドラッグ&ドロップします。
愚痴はともかく。
これで背景イメージとして先程の衛星写真が表示されました!パチパチ。
はい。でも現時点ではここまでしかできません。この状態でAT5ファイルの書き出しには至っておりません。色々試したけどダメでしたぁ。追記:Insight Map Creator/インサイトマップクリエイターとリーフマスターでグーグルアースの衛星写真を重ねる
自分なりにはAT5の仕様で以下のことができる解釈です。
前面レイヤーの色塗りは出来ないかもですが、ビットマップの上に等深線を重ねて表示するのは確実に可能。だけどそれをリーフマスターが書き出せないってことなのかな?等深線のグラデーションビットマップ(Shaded relief)の書き出しは可能だけど、オーバーレイ画像は無理なのかしら( ゚д゚) さらに、ベクターデータにOpacity属性というかalpha属性的なのはないのかしら?
カテゴリ:LOWRANCE魚探GPS