八郎潟のアシ・ガマ激減!でも脅威の事実を発見!
八郎潟に通って20年になりますが、近年たまに話題になるのが「アシが無くなった」という話(厳密にいうとガマも含めて、釣り人的呼び方でのアシ)。
オレが通っている西部承水路でも、場所によってはたしかに随分減ったなぁ・・と思います。が、東部承水路・本湖は更にひどい状況で、殆ど残ってないんだそう。
ここ10年、20年で激減したアシ・ガマ・・・・
大事な生き物たちのゆりかごである水生植物が無くなるのは一大事です。
何故減ったのか?諸説ありますが本当のことは解りません。
で、常に社会から叩かれ続けてる我々喫煙者・・・あ、違う、我々ブラックバス愛好者からすると、なんとなく後ろめたい気がしますよね(*´ω`*)
ボートの引波で育たないとか、ボートを葦原に突っ込んでエレキで刈り取るからだとかetc
ブラックバスは悪者で何でも食べちゃうって10数年前のマスコミが連日報道していたので、もしかしたらアシガマの新芽を食べてるのかもしれません(ネタですよ)
はい。こっから今日の本題です。
そんななんとなく後ろめたい気分を一掃する証拠写真を見つけたのです(-ω☆)
時は1975年。昭和50年。今から41年前。オレなんかまだ生まれて・・る。ピンクレディーのカルメン77が大ヒットした・・・・2年前。この頃ってまだ秋田県にブラックバスは居ないと思います。
その1975年の八郎潟の航空写真を見つけてじっくり見てみたら・・・
なんと!今よりもガマが少ないんです。ビックリです。なんとなく漠然と昭和の頃はもっともっとアシガマがめっちゃ多かったんだろうな~って思ってたけど、全然違いました。
そもそも八郎潟は人造の大きな溜池であって「八郎潟本来の自然の姿って?」なるわけですが、いやぁビックリ。
御託はいいから写真を見てください。
証拠写真1:八郎潟西部承水路、五明光橋付近の1975年と2016年の比較
旧STCがあったところの北側はかなり奥深いガマ帯があるけど1975年は生えてないです。そして、橋の上流側北面もいまより全然ツルツルだし東側のストレッチも角以外生えてない。
下流西側の角っこも今はかなり深いガマだけど1975年は今の1/3くらい。
証拠写真その2:西部承水路北側の急激に狭くなるところの下流側
これも西岸は一目瞭然です。あと写真右下の角のところも。
普通の河川であれば何年かに一度の台風とか大水で地形が変わって、そこに新しく生えるとかあるかもしれません。けど、西部承水路は干拓地だけあって周りは完全フラットだし大水が襲うようなインレットもありません。だから、シャローの水深が極端に変わるのはめったにないと思います。っても、長年の田んぼの流れ込みから砂が溜まって浅くなって生えたのもありかな?いずれにせよ1975年よりは増えているところが多い感じでした。
なお、肝心の東部承水路~本湖の写真は撮影季節が違うようで地上の草木が緑色じゃないんです。だからアシガマの生え具合も比べられません。けど、概ね「今よりめっちゃアシガマ多い」っていう感じは皆無でした。
そんな訳で10数年前は国交省のめっちゃ使いづらいサイトでチマチマ衛星写真開いてたけど、今はこんな素晴らしいサイトがあります。
写真の元となったURLは以下です。86ファンのみなさん、じっくり眺めてみてください。意外な発見があるか・・も?
ちなみにこのサイト、バス釣り人にはめっちゃ良いですよ!
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