レトロデジカメ「ソニーデジタルマビカ MVC-FD71」
先日の断捨離でかなりのデジタル機器を捨てちゃったけど、どーしても捨てられなかったのがデジカメです。
インターネットの歴史とほぼおなじ年代を歩んできたデジタルカメラ。カシオQV-10とかアップルのQuickTakeあたりからデジカメと関わってきたので、なんというかオレの仕事・人生の歴史でもあるん感じなので捨てられずでした(*´ω`*)
そんなデジカメ群を小出しでネタにしていこうと思います。第一回はこれ。
SONY Digital Mavica MVC-FD71
ググってみたらなんと!本家ソニーのサイトにプレスリリースとして残っていました。コロコロドメインを変えて過去の製品情報をバッサリ捨て去る企業が多い中、これは凄いことだと思います。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199806/98-048/
ドメインがsony.co.jpっていうのがミソですね。現在の製品情報サイトはsony.jpのようですが、co.jpだと重みが違うw
これによると、発売は1998年。20年近く前!まだソニーが凄く輝いていた時代ですね(*´ω`*)
当時はレアだった光学10倍ズーム搭載です。使い勝手もかなり良かった。
そして、このカメラ一番の特徴はこれ。
記録媒体が3.5インチフロッピーディスク!!!(-ω☆) 今では考えられませんw
当時もCFカードとかソニーのメモリースティックも存在してたんですよ。あとSM(スマートメディア)っていうのもメジャーでした。SDカードが出る前の頃。だけど、めっちゃ高かった。32MBで軽く1万円は超えていたような気が。20年後の2017年は容量10倍の32GBのSDカードが1000円で買えるんで、今の100倍以上高かった!
そんな時代なので値段が安いフロッピーディスクに写真を記録してしまおうという面白い発想のデジカメでした。ちなみに3.5インチフロッピーディスクは1.4MBの容量です。640×480サイズのJPEGを50枚くらい記録できました。当時のホームページに載せる写真は320×120くらいがメインだったので、充分な容量でしたわ(*´ω`*)
っても泊りがけのイベントで使うときは空のフロッピーをいっぱい持っていって、事務所に帰ったら一枚一枚パソコンに読ませる、っていう面倒な作業もw 今では懐かしい思い出。
このカメラ、フロッピーディスクだけに書き込みにちょっと時間かかったけど、当時としては全体的に処理が速かった(当時のデジカメは起動するのに10秒くらい待つのもザラ)し、背面のスィッチ類も解りやすくて使いやすかった。オレ的には神機のひとつです。
現場取材用として現役引退させたのち、当時珍しかったネットショップをやっている会社(今オレがいる会社w)に商品写真撮影用として寄付しました。んで、つい最近会社でこれを発掘したので記念に持ち帰ったんです(*´ω`*)
まだアメリカのamazonで中古が売られてました!概ねレビュー評価も良い感じです(-ω☆)
https://www.amazon.com/Sony-MVC-FD73-Mavica-Digital-Optical/dp/B00000JYLO
バッテリー充電器を失ったけど、充電できたらオレのもまだ使えるのかな?ってフロッピーディスク読めませんけどね(*´ω`*)
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