VW ザ・ビートル試乗!に見せかけて松田聖子ネタ
いわゆる「ワーゲン」っていったらこのクルマですよねビートル。
このクルマには実は思い入れが深いんです。俺がものごころついたかどうか?幼稚園か小学低学年か覚えてないけど、ともかく子供の頃に親戚のおじさんがコレに乗っていたんですよ。青っぽいワーゲン。ウィキによれば正式名フォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)つって1938年~2003年まで売られていたらしい((((;゚Д゚))))カ
By Rudolf Stricker - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
ヒトラーがポルシェに「国民全員が所有できる車」を作らせた。それがフォルクス(国民)ワーゲン(クルマ)。なんていうゴタクはWiKiに任せるとして、当時オレの家の車は三菱車のみだったし近所にもガイシャなんて無かった訳ですよ。1970年代前半の山形の田舎の街ですからね。
で、たまにうちにワーゲンに乗ったおじさんがやってくる。もう、エンジン音がズドドドドってすごい音だからすぐにおじちゃんが来た、ってわかるレベル。ボンネットをげんこつで叩くと「ゴっ」つって厚み1mくらいあるんでね?的なw 自分ちのクルマはペラペラだった印象。そして、屋根が高いから子供のオレが中で立てたのをよく覚えてる。初めて見て触れたガイシャがビートルだったわけです。今思うと、あのオジサン、1970年の山形でよく購入・維持したもんだなーって思いますわ。
その後、我々世代ならおなじみのスーパーカーブームが到来。今の50代の多くがクルマ好きなのはあれの影響大ですよね(-ω☆)
そして、ふたたびワーゲンがオレの人生にでてきます。それは松田聖子の歌。中学生のころ発売されたCandyっていうアルバムの中に「星空のドライブ」て曲があって歌い出しが「青いワーゲン幌を外して~」で始まります。作詞は松本隆。それ以前に山口百恵が「真っ赤なポルシェ」って歌っていたけど、あれはどーもピンと来なかった。緑の中を走ってるけど交差点でミラーが当たるなんて都会だと思うw つまりあの歌は都会的な歌だから田舎の中学生には響かなかった(*´ω`*)
一方の松田聖子は星空のドライブですからね。田舎の中学生にも響いたわけで、ワーゲンの好感度が大幅にUP(笑)
なお、Candyっていうアルバムはギリギリ中学生にも響いたけど、その次の1983年のCanaryっていうアルバムになると、音もメロディーも歌詞もかなりオトナ・都会的になります。シングルでいう「瞳はダイアモンド」「スイートメモリーズ」の頃ですね。アイドル聖子ちゃんから今で言う女性アーチスト松田聖子になりつつある頃。で、そのアルバム同名のCanaryって曲に「歩道の脇のシトロエン」っていう歌詞がでてきます。これもまた松本隆作詞。なのでシトロエンって未だにオレの中に都会的なイメージがこびり付いております。
そろそろ話を本題に戻します?
そう、オレの幼少期および思春期に2回も登場したガイシャがフォルクスワーゲン・ビートルなわけですよ。
オトナになってVW車に乗ることになったけど実はビートルは乗ったことが無かった。そして今回代車でやってきたのも何かの縁ですね(-ω☆)
てことで本題です。ゆってもほぼほぼ直線の舗装路を30分ほど走っただけ。しかも常に前に遅い車がいるタイミングがほとんどだったので、試乗記もなにもありませんが・・・
ビートルの車種知識ゼロですが、たぶんこれは割と最近のやつで装備や外観からして”ザ・ビートルデザイン”っていうグレードだと思われます。カラーがボトルグリーンメタリックっていうやつ。
The Beetle Design | Volkswagen Volkswagen The Beetle | Volkswagen
エンジンは1.2リッターのTSI。105ps、最大トルク17.8kgm。オレのGTIの半分の数値。だけど、Sモードにして踏んだら全く問題ない加速でした!
TSIエンジン&DSG特有の「あるところで一瞬力が抜ける感が皆無」な加速はさすがでした!てかこれ7速DSGなんですね。DSGのスムーズさからしても、ここ2~3年以内に発売されたものと思われます。ただ坂道で停止~バックするときに後ろに下がっちゃうのは一昔前の仕様だなーって感じです(オレのGTIはあれが皆無)。
乗って初めて気づいた。2ドアなんですね(*´ω`*) 初めて開ける時、ずいぶんドア重いなーって思ったら単純にドアがデカかったw
でドアの開け閉めの時、ウィンドウが数センチ自動で上下してました。あれはなんの意味があるんだろう?面白い機能です。
パネルの一部がボディと同色でおしゃれです。
シートはGTIに比べたらソフトでフラット。調整は安定の手動ダイヤル。ランバーサポートは無しでした。
椅子に座ったビューは、ザ・フォルクスワーゲン車って感じでそんな違和感なし。
ステアリングがGTIのよりちょっと細いかな?なので、運転した直後は前に乗っていたトゥーランを思い出した。
メーターはちょっと独特ですね。スピードメーターが真ん中にドンと。MFIはモノクロの文字のみ。
GTIの内装はちょっと素材のチグハグ感を感じるけど、これは割りとシンプルでいい感じです。
プッシュボタン式のスタート。GTIより気持ち長押ししないとエンジン掛からずで最初焦りましたw
ライトスイッチ周りも伝統的なVWのやつ。オートライトついてました。光軸調整も。
収納関係も充実。
サングラスホルダーは無しでした。
サイドミラーにはブラインドスポットディテクション付き。オレのについてなーい!
MQBベースじゃないのでACCは付きませんね。通常のクルーズコントロールでした。
夜はこんな感じ。
スイッチ類は赤く光る。
てことで、あんまり走ってないので内装の紹介がメインになりました(*´ω`*)
一応、毎日通勤で通っている交差点で「曲がり具合」チェックはしたけどGTIよりも3割くらい遅めのスピードで曲がったけど想像よりだいぶ外側に・・・。GTIと比べるのは酷だけど、曲がることはそんなに得意な感じじゃなかったです(*´ω`*) 返却は明日の夕方なので、もっともっと運転したいと思うクルマなら深夜のドライブに行きたいところですが、このクルマはそういう感じではなかったので、こーやって家でブログ書いています(*´ω`*)
んだけど1.2リッターでもちゃんと速いというか、ストレス無い点は素晴らしいと思います!
TSI&DSGはほんとに有能(-ω☆)
で、毎回毎回他のクルマにのって痛感するのがゴルフ7についてる「オートホールド機能」の素晴らしさ。信号待ちで一旦ブレーキ踏めば、足を離しても止まり続ける機能。これが無いと信号待ちでずっとブレーキ踏み続ける必要があるわけで、年間3万キロ下道大好きなオレが何時間走っても疲れないのは、半自動運転のおかげもあるけどオートホールド機能もかなり疲れ軽減に役に立ってるなーって痛感します(*´ω`*) もはやあれ無しは考えられない!
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