釣り関係の人はご注意!キャノンEOS60Dが壊れたので直してもらったら高額請求にビビった話
この10年でEOSは8台買ってます。各店舗のネット通販写真用で7台はEOSキッス。
そんな中、俺用として大会写真やブツ撮りで使うために2010年12月に購入したのがキャノンEOS60D。
EOSキッスは廉価シリーズですが、この60Dはそれより一つ上のクラスで定価13万くらい。8年前にamazonで108,358円で買いました(こういうとき、amazonで買ってると購入履歴から見れるので便利)。
他のEOSキッス達は室内専用だから壊れることはめったに無いけど、このEOS60Dは釣り大会でのメインカメラなので使用環境はちょっと酷です。
氷点下5℃の早春の河口湖だったり
気温35度の炎天下のボートだったり
激荒れの霞でバスボートに乗っけられたり
突然の豪雨に襲われたり
ラジバンダリ
3年前の奈良県七色ダムでは、朝から猛烈な豪雨でした。さすがにそんなときにカメラを雨ざらしにするこはないけど、どうしてもやむを得ず雨の中、7mほど歩く必要があって、当然カメラは雨に当たらないようにしたけど、健闘むなしく電源が入らなくなった(´・ω・`)
それ以外にも過去に1~2回雨で電源入らなくなって一週間くらい放置してなおったこともあります。
直接雨に打たれなくても、終日降雨のときに外で使ってるだけでレンズ内がめっちゃ曇ったりするんで、かなりの湿気が本体内部に入り込むものと想像します。
なお、プロ用の50万とかするやつはさすがにヘビーデューティー仕様らしいけど、10万くらいのやつで、そんな高度な耐候性は望めないようです。
そんな感じで8年間アウトドアでまーまー使ってて、この前の桧原湖戦でトドメを刺してしまったようです。
雨は降っていなかったので、たぶんバスボート走行の衝撃で逝っちゃったと思われます。なぜなら帰着ギリギリの走行中までこのカメラで撮影してて、次に陸上で電源いれたら、うんともすんとも言わなかったから。
たまたま同業者D.Metalさんが同じ60Dを持っていたので、バッテリーを貸してもらってテストしたけどダメ・・・
会社に戻って少しの間は普通に電源入ったけど、しばらくするとダメ~
ってことでキャノンに修理依頼してみました。
キャノンのサポートページで大体の見積もりがわかります。「電源・基本作動不具合」だと目安修理料金(税込)25,920~31,320円
元値が10万なのでやむを得ず?
らくらく修理便っていうヤマトが集荷に来てくれるサービスを使ってとりあえず物を送って正式な見積もりをしてもらうことに。
結果、あっちゃこっちゃ壊れてるらしく、オーバーホールも含め5万円オーバーの見積もり((((;゚Д゚))))
ぶっちゃけ8年前のモデルなのでボディー単体中古で3万とかで買えます。更にEOSキスの最新版も会社で使っているけど「8年前の上位機種より現行廉価版のほうが圧倒的に絵が綺麗」です。デジタルものの宿命ですね。ただし、連写性能とかの差は当然あったりするし、廉価版はバッテリーが小さくてストロボ充電が遅い(連続してストロボ使えない)とかバッテリーとSDカードの収納場所が一緒で三脚使うときSDカードのアクセスが悪いなどなどなど細かい点の使い勝手は60Dが優れている点も多いんです。
ってことで、渋々サービスセンターの提案をすべて受け入れてみました。
んで、本日帰ってきました。
え?これ新品に変わってない?っていうくらいキレいになってたw ボディーのガワも新品?って思ったけどキイロイトリのシールが貼られてるママだったのでボディーは前のやつっぽいです。
電源が入らないトラブルは再現しなかったけど、検知ピンが折れてたそう
電源が入らないトラブル以外の現象としてサポートセンサーに指摘されのが
(1)ラバー劣化
(2)メカ機構部の機能回復
(3)液晶チラツキ
(4)内部腐食
電源が入らないのは(2)で対処。そして更に、撮影枚数がメカの交換目安に達していたので「オーバーホール」もすべきと言われ・・・
結果、以下のパーツを交換
- 上カバーユニット 3985円
- グリップラバー 700円
- ダイヤルユニット 2000円
- バリアングル液晶ユニット 7295円
- 前板ユニット(シャッターユニット含む) 18410円
- 両面テープ 100円
- PCB ASSY BOTTOM 1545円
オーバーホールでは
- ファームウエアバージョンアップ
- シャッターボタンの注油
- 各部の清掃
- ミラー機構部・シャッター機構部の交換
- 撮像素子 清掃
- 各センサー・液晶周り・外観の 清掃・調整
技術料20000円
部品代34135円
送料15000円
税金4450円
総合計60085円((((;゚Д゚))))
ってことでした。
ミラーありの昔ながらのカメラだから、メカ部分が多くてそれなりに消耗・劣化するのはしかたないことですね。自動車みたいなもん。
とはいえ、俺が思っている以上に、デジイチって衝撃や雨に弱いようです。ピンが折れてるってのはボート走行の衝撃でしょうし、内部腐食は雨の影響(主に七色ダム)。っても、雨の日はまじで湿気だけでやられちゃうから、この際クルマから出さないってのも手?←本末転倒w
バスボート乗るときはデジイチ2台体制だから、2台を首に下げるってのもちょっとむずかしい。全開走行されたら1台でも首さげはキツイ。シングルコンソールだと風圧が凄い。なので、クッション性の高いケースに入れるしかないのかなー。ランガンのときツライけど。
ってことで今後は今まで以上にカメラに気を使おうと誓いました。
釣り関係のみなさん、ご注意くださいね。
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