大量のカラー印刷はプリンタ使うよりネット印刷のほうがはるかに安くて手間がかからない
「早いんさーつ、安いいんさーつ♪、プリントパックしよ~♪」のTVCMでお馴染みの「プリントパック」。
2年前から愛用しています。
使用目的は
(1)店の期間限定セール時のチラシを大量に印刷すること。
(2)金券っていう名刺サイズのカードを大量に印刷すること。
の2つです。
3年前まではカラーレーザープリンタを使って会社で印刷してました。自前印刷はある意味、手軽っちゃ手軽です。ただし印刷枚数が数百枚を超えると話が変わります。
カラーレーザープリンタは何と言ってもカラートナー代金がベラボウに高いんです。しかも、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)がそれぞれ別のトナーカートリッジに別れているけど、プリンタメーカーによっては「何色を印刷しても全部のトナーが一斉に交換しなくてはいけない(実際には無くなってない)」っていう糞仕様な場合もあります。そんな恐ろしいプリンタについては以下に詳しく書いています。
買って大後悔! brother カラーレーザープリンタ JUSTIO HL-3170CDWのカラートナーが異様に減る問題 REDPEPPERS
↑ここのメーカー以外も概ね似たような感じでトナー代・ドラム代など考えると、カラーレーザーのランニングコストはめっちゃ高いんです(本体はアマゾンで爆安で買えるけど)。
そんな苦い思い出もあり、もうバカバカしくてカラーレーザープリンタは買っていません。そこで思いついたのがTVCMでやってるネット印刷の「プリントパック」。
ネット印刷はめちゃくちゃ安い!
プリントパックはCMの通り早くて・安いです。以下のA4カラーのチラシ、今回は納期短めでお願いしたので600枚で2980円。一枚5円くらいです。
これが納期10営業日だと600枚で1530円!
枚数による値段の上下もあんまりなくて、300枚が1,170円、1,000枚でも1,960円だったりします。
紙質でもちょっと単価が変わったり、支払い方法によっては代引き手数料が発生したりもあるけど、それでも爆安です。送料も無料。カラープリンタで自前でやってたのが馬鹿らしくなるレベル。
あと、細かい話ですが、A4カラーレーザープリンタでA4サイズに出力する場合、どうしても端っこに白い縁ができてしまいます。が、プロ機材で印刷してもらえば縁無しで裁断してもらえます。
名刺サイズで金券もバッチリ
↑こちらはギフトカード的な金券。これも去年までは発行枚数が多い500円券はモノクロレーザープリンタで普通のコピー用紙に印刷してました。A4にベタで複数枚印刷されるのでパートさんにカッターで切り取ってもらったりの手間がだいぶ掛かってました。2000円はカラーレーザーでA4コピー用紙に印刷し、同じくカッターで切り取ってました。6000円券はちょっとリッチに厚手の名刺用プリンタ用紙(切れ目入り)を買ってきてインクジェットプリンターで印刷してました。
それらの専用用紙やらインクジェットプリンターの替えインク、パートさんの手間などトータルすると、1万円以上は余裕で掛かってました。
なので、今年からは金券もプリントパックに依頼。比較的厚手でゴージャスな「マットコート紙」で200枚印刷してたったの930円! ちょっとだけ薄いホワイトアートポストでいう紙で600枚で1765円と、自分で印刷するより圧倒的に安いです。今回は納期短めでオーダーしたけど、納期遅くて良いのならもっともっと安いんです。しかも、すでにカードサイズで納品されるので、カッターで切り取る手間も皆無。
もちろん自前のカラーレーザー・インクジェットより仕上がりは格段にきれいです。
何十枚も印刷してると、途中でインク・トナーが減ってきて・・・やり直し~、あーーーやべーー予備インクの在庫ねーーー、アマゾンも年末だから納期遅い~なんてパニックになる心配もありませんw
プリントパック社のweb入稿システムが神レベル
で、ここからはちょっとマニアックな話になります。
TVCMを打つくらいの会社なので、web入稿システムの作りも半端なく凄いんです。
プリントパック社以外にも有名所のネット印刷やハンコ作成などをちょいちょい利用してますが、大体はファイルアップロード機能があるだけです。アップロードすると、相手側の会社の「人間」がデータをチェックする、というごくごく当たり前の仕組み。
でも、プリントパックは違うんです!
入稿からデータチェックまでwebブラウザで完結するんです!これはwebシステムに詳しい人間なら本当にビビるレベル。
ざっくりいうと以下の流れ
(1)入稿システム画面になる(全面Flashの画面)
(2)ドラッグ&ドロップでファイルをアップロード
(3)aiファイル(イラストレーターファイル)をドラッグ&ドロップすると、サーバーサイドでaiファイルを解析する!!
(4)入稿したデータのプレビュー画面がブラウザに表示される!!!
(5)入稿されたデータに不備があれば、この画面で指摘される
(6)一通りのチェックをパスしてようやく入稿される
っていう流れなんです。なにが凄いって、aiファイルをサーバーで解析し、画像としてプレビューできるのに感動を覚えます。もちろんaiファイルだけでなく各種ファイル形式に対応しています。MSオフィスで原稿作る場合、それ専用のアプリもあるらしいです。
無事入稿&チェックが終わると、印刷処理に入ります。各ステップごとに進捗報告メールが届きます。また「あ!ちょっとデータ差し替えが必要」っていうときも、マイページから差し替えできたりもします。ちなみに、俺は今回、イラレでファイルのリンクミスがあったんですが、自動メールでそれを指摘されました。リンクを修正し、マイページからデータを再入稿したら、次のステップに進みました。たぶんですが、この処理に人間は介入してないと思われます。すべて自動化されている印象でした。他の会社だとデータ不備があると、人間からメールが来て、人間宛にメール添付で修正データ送ったりしますが、プリントパック社は完全自動化されてるようです。
どんだけ凄いwebシステムなんだこれ!開発費用いったいいくら?っていう感動を覚えるほどよく出来てます。
ウィキによれば従業員896名、京都の本社屋もこんな立派なんですね!
VIA:https://www.printpac.co.jp/contents/corpinfo.html
全国に9拠点の印刷工場もあるようです。
https://www.printpac.co.jp/contents/setsubinfo.html
こんな大きな会社だからこそのあんな神webシステムができるんですね。いやぁ凄い!
ってことで、仕事や趣味の関係でたくさんの枚数を印刷する必要があるとき、年賀状を印刷する時などなど、色々使えるシーンがあると思われます。一度チャンジしてみてはいかがでしょうか。
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