2018年JBエリート5観てるけど福島健くんの集中力みてトーナメントプロの凄さを実感
ってことで勉強がてら2018年JBエリート5旧吉野川戦をみてます。
トーナメントプロの凄さをだいぶ身近で感じてるオレですけども、今回の福島くんの2日めのワンシーンみて腰抜かしましたわ。
2日目は朝イチからずーっとクランクベイト巻いてて数時間ノーバイト。
その後、チャターベイトに持ち替え。番組の編集上、チャターに持ち替えた3投目くらいだったけど、実際ノーカット版でも恐らく数キャスト以内だったと思われるタイミングで事件は起こった。
バンク沿いにキャストし着水からの2巻きめくらいでチャターにバイトがあって、その瞬間!
ものすごい速さ&強さで完璧なフッキング!
いやぁぁぁぁぁぁぁ痺れた~トーナメントプロ半端ないって
え?それのどこが凄いの?っていう人もいると思うんで補足すると。
最初に投げていたのはクランクベイトっていう点。針先6つあるプラグなので多少気を抜いてても向こう掛かり的なのはありますよね。実際、福島くん、初日にクランクベイトで釣ってたけど、即反応じゃなくて「ん?食ったか?魚か?」くらいのタイミング(間をおいて)でフッキングしてました。
もちろんテキトーになんも考えず巻いてる訳じゃないですよ。頭の中フル回転でいろんな事考えつつ、視線は次に投げるべくポイントや生き物の気配を探しつつ、手元に来る振動情報にも意識しつつ巻いてるはずです。とはいえ、クランクベイトなのでバイトに即反応する必要は無い。
そんな釣りを3時間だか4時間続け、その後にチャターに持ち替えた。
チャターベイトは太めのシングルフック1本なのでちゃんとフッキングしないとダメ。
だから、トレブル→太めのシングルのルアーに持ち替えたとき、オレレベルだと「フック太くなったぞ~ちゃんとフッキングしろよ~」って心の中で呟いてますw
で、福島くんはチャターに変えた数投め、しかもリール巻いた直後の岸近くで食ってきた。
普通の釣り人だったら身体が即反応せず、あ~~~~~今当たったわ~~~ってミスると思うんですよ。その前に何匹か釣ってれば話は別ですが、11時までノーバイトの状態では一般アングラーなら、3割くらいはミスると思います。フッキング不全でバレるとか。
でもさすがトーナメントプロの中でも「フィッシングマシン」とも形容される福島くん。感情出さずひたすら機械のように淡々と同じ動作を超ハイレベルで続けることができる希有な存在。故にもの凄いスピードで完璧なフッキングしてました。いやぁぁ痺れた。
福島くんに限らずトップトーナメンターと言われる人たちは釣りが上手いのはもちろんだけど、なにより試合中の集中力が半端ないです。人生かけてるから当たり前っちゃ当たり前だけどそれでも凄い。それを3日間続けるんだから本当に凄い。逆に「オブサーバーと話ししてるほうが釣れる」っていう人も少なくはないですけどね。ちなみに福島くんに何回か試合中乗ったことあるけど、もちろん彼は集中するタイプなので無駄なことは一言も発しませんw
そんな訳で、いやぁぁ良いもの見せてもらったわ~、っていう2018年エリート5でした!
カテゴリ:釣り