デスアダーを使ったオレのシラウオパターン(八郎潟に限る)
ババタクさんのYouTubeで「シラウオパターン」ってのがっスーパー流行っているそうですね!オレも動画みたけどなるほど理に適ってて素敵な釣り方でした。ってことで、あの有名な方の霞水系のシラウオパターンではなくて、無名なオレのほうの八郎潟のシラウオパターンの話しです。
八郎潟にもシラウオは生息してて春になってシラウオがプリスポーンになるとシャローに寄ってきて水面で目視できるようになります。そのシラウオ達の接岸とバスの春の目覚めがいい塩梅にタイミングが合うんです。ただシラウオの生態はよくわかりません。10数年春のシラウオの動きを観察してるけど未だに謎です。流れと天候(日差し・風)によって居場所がずいぶん変わるし、表層に浮いてくる(釣り人が目視できる)かどうかはだいぶ気象に左右されます。結局謎が多くて自分で探すのは無理って結論w
でも、極稀に大量発生(大量に目視できる)するタイミングに遭遇し、流れ・風の向き+もともと春バスの多いエリア+バスの気分がマッチするとすんごい釣れることが極々稀にあります。周りがクランクベイト・スピナーベイト・テキサスリグやっているとき、一人だけデスアダーノーシンカーでイレグイになったのも良い思い出。暖かくなって活性マックスの時は波打ち際でボイルしてましたからね(フル防寒着てる時期で)。あんな夢のようなタイミングはそうそう当たることはなくかれこれ8年経過w
八郎潟 2011年05月11日『春のGo86ツアー2011 Day2/3』 REDPEPPERS
上記例は極端にハマったときの話であって、基本的にはシラウオがいるエリアを探してバスを釣っていくのがオレなりの広義の「シラウオパターン」です。
上記例みたいにそこらじゅうでバスがシラウオに狂ってるのは稀な話しで、基本的に八郎潟の場合、岬状の葉っぱの角付近の表層にバスが浮いててシラウオの通過を待っている、っていうイメージです。2011年のイレグイが線の釣りであるならば、岬状の葉っぱの角付近に浮いてるやつを狙うのは点の釣り。
そして点の釣りの場合、キャストはピッチングかそれ以下くらいの距離の接近戦です。
接近戦のとき以前はデスアダー5インチ+ガード付きマス針セッティングで狙ってました。普通ならオフセットノーシンカーまたはウエイテッドオフセットで狙うシチュエーションでも、場合によってはマス針で狙うんです。その理由は↓の後半部分「ガード付きマスバリを使う理由」で書いています。
ジャークベイトの代替という位置づけでのDEPSデスアダー5インチノーシンカー REDPEPPERS
そんな感じで長いことデスアダー5インチ+マス針もしくはオフセットノーシンカーで釣ってきたけど、ショートキャストだとなかなか思い通りのレンジを通せないことも多々あるんですよね。ライン角度が立ち気味だから上方向に引っ張ってしまう。そしてオフセットノーシンカーの場合、水の抵抗が少ないから自分の期待より早く手前に寄ってきちゃう(ストライクゾーンはほんの20cmほど)。あげくオフセットだと接近戦故にフッキングミスもしやすい。
食う時はバックリ食うけど、オフセットだとミスしがち。つってマス針だと葉っぱに絡んじゃうトラブルが発生しやすい。
うーん・・困った・・・
ってなったとき、なにげなくジグヘッドでトライしたことあるんです。DEPSのスイミングジグヘッド1/16ozにデスアダーをつけてトライ。ガードなしジグヘッドだから、葉っぱに食われるかな?って思ったけど八郎潟の葉っぱは縦に垂直で生えているんで、ジグヘッドをちゃんと立てて泳がせればあんがい引っかからないんです(-ω☆)キラリ
ってことで2016年の4月の八郎で『DEPSスイミングジグヘッド+デスアダー5インチのライトカバーの角でシラウオを待ち伏せるバスを表層スイミングで狙うパターン』(長い)が成立したんです!(-ω☆) ↓
八郎潟 2016年04月26日『20週年! 4月のGo86ツアー2016 2回め 1/1.5』 REDPEPPERS
でもって、ジグヘッドだとシャッドテールでもいい感じに表層引けるという副次効果も!(マスバスでシャッドテールノーシンカーをきれいに泳がせるのは難しい)。更に更にOSPドライシャッドはよく釣れるけど頭が脆いです・・が、オフセットフックで使って頭がズブズブやつでもジグヘッドで再利用できるっていう素晴らしいメリットも!
さすがに1/16ozジグヘッドなので「自分の期待より早く手前に寄ってきちゃう」感は否めないけど、ロッド立て気味にして絶妙なテンションかけてやると、ジグヘッドはラインアイが上にあるんで、手前に引くっていうより上に引く感じになるんで案外いい感じにスローに泳いでくれます。
そんな感じで2016年の春に『DEPSスイミングジグヘッド+デスアダー5インチのライトカバーの角でシラウオを待ち伏せるバスを表層スイミングで狙うパターン』を確立したのはいいけど、その後2年間、それがハマる状況に遭遇していませんw そもそも線の釣りじゃなくて「ピンの釣り」であって、数が釣れるわけじゃない(該当するピンが少ない)けど明らかに釣り方自体はハマってるんです。
なので2016年のその釣りから帰宅した後、DEPSスイミングジグヘッドをオトナ買いしようと思ったけど、あの頃は市場にほぼ無かったんです。メーカーさん・問屋さんにも無かった。メーカーさんに問い合わせたら製造がなかなか難しくてすぐにはつくれない、と。
ってことで「オレの買い」でちょいちょい海外のジグヘッドをお試し買いしてるのは、そのせいでもあるんです。日本メーカーのジグヘッドでフックが2/0以上の1/16oz以下ってほぼ無いからアメリカで探してるわけです。
そんな中、今年遂にDEPSスイミングジグヘッドが出荷されたんです!ってことで、明日買います。そんで更にGクラックさんからも素敵なジグヘッドがでてたのでそれも買おうと思います。
ってことで明日の「オレの買い」への伏線でした。
なお、ここで書いたのはあくまでも春(プリ~ミッド期)の話しです(基本I字引きに近い釣り)。6月以降にオレが八郎でやっているデスアダー5インチノーシンカーの釣りは普通にスティックベイトの釣りで狙い所も動かし方も全然違います。表層の釣りばっかりやってますが一応季節に応じていろいろやってるんですわよ(*´ω`*)
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