ボート用リチウムイオンバッテリー「リチビー」MY2019を買ってみた

2019-05-06   

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リチビー12V60Ah

榛名湖のハンドコンエレキ用にボート用リチウムイオンバッテリー「リチビー」を買いました。2019年5月にリリースされた2019モデルです。

12Vエレキと魚探用なので12Vモデル。従来の鉛バッテリー105Aモデルの倍近い容量らしいので、リチビーの40Ahだとボイジャー105 1個弱相当なんですよね。榛名湖は狭い湖だし常にエレキ踏むわけじゃないので40Ahでも問題なさそうだけど7インチカラーGPS魚探も使うので念のために60Ahにしました(差額は約2万円)。

二重のダンボールに包まれてやってきたマイリチビー!

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ちなみに「リチビー」という名前をつけのはオレです(その名前の賛否はともかく)。商標登録したロゴマークも上面に貼られてるシールも全部オレが作りました。だからまーまー思い入れはあるんですこのバッテリー。

それはともかく、2019年5月現在、小型モデルを除きバッテリーカバーとストラップがオマケでついてきます。

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レンチもついてます。

そして1年間の保証つきなので取説と保証書も。これはオレが作ったのはありません。

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2019モデルとは?

2019年モデルは

  • BMS(バッテリーマネージメントシステム)のプログラムをボート用に最適化。
  • ケースの穴を防滴処理(完全防水ではありません)。
  • BMS基板の防滴防塵コーディング(完全防水ではありません)。
  • 持ち運びベルト付き(12V20Aと12V40Aは小型のためベルトは付きません。)
  • 1年保証

ってなっています。リチウムイオンバッテリーの心臓部というか頭脳部であるBMS(コンピュータプログラムがのってる基板)をボート用(エレキ用)に最適化してあります。世の中に出回っている各メーカーのエレキに測定器つけてデータを採ってBMSにフィードバックしてます。そのBMSはコンピュータ基板なので水に弱いので防滴防塵コーディングしてるそうです。

下図のプラス・マイナスのシール(これはオレが作ってないです)の下に丸っこい穴状の細い隙間があるんですが、そこから水が侵入する恐れがあるんでシールで塞いでいます。オレがシール作るのなら周りを青色にしたのになぁ・・・

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で↑の赤矢印のところが蓋の境目。ここも極々細い隙間があります。多少の雨なら問題なくても、たとえばバッテリーをまるごと水没させたら、これらの隙間から浸水してくるでしょう。ってことで、ここらの危険箇所は防滴処理を施してるのが2019モデルってことです。

なお、この青い「ガワ」は他のメーカーのリチウムイオンバッテリーでもよく見かけますが、これって中国で出回っている汎用のガワなんです。もともとは太陽光発電での蓄電に使われているのがこれらリチウムイオンバッテリー。ボート用はごくごく一部で、99.999%くらいは発電の蓄電用で使われてて、それ用のガワがこの青い箱なんです。なので見た目は他のリチウムイオンバッテリーと同じでも、中身が全く同じという訳じゃないんです。特にBMS制御が違うらしいです。

この「ガワ」をリチビー専用で発注すると型代だけでウン百万とかするみたいで・・・汎用のガワを使っています。

ってことで、もともとが水辺で使うことを想定されてないガワなので、本体上部にはちょっとだけ隙間が存在します。一方、下半分は完全に一体成型なので、例えばバスボートの後ろに置いておいてビルジが溜まってしまっても、上部1/4くらいが浸ってなければセーフだと思われます。が、何しろ従来の鉛バッテリーと違って「中にコンピュータが入ってる」ので水や湿気には注意しないとです。

なお2019モデルと謳ってますが2020モデル、2021モデル・・って毎年新しくなるわけではありません。多少の仕様変更はあるかもですが、毎年変わるわけじゃないです。

リチビー専用充電器12V10A

んでもって専用充電器。この上面のステッカーもまーまーいろいろ試行錯誤しつつ作りました!5色刷りなのでちょっと高価!笑

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リチビー充電器には10Aと20Aモデルがあります。20Aモデルのほうが早く充電が終わります。オレは急いで充電することはないので10Aにしました。ちなみに20Aはけっこうな消費電力らしいので環境によってはブレーカーが落ちることもあるかもです(エアコンやら電子レンジと同じブレーカー配下のコンセントで使う等)。なおオンボードチャージャーも当初は20Aで企画したけど、マリーナで何人も同時に20Aで充電するとブレーカーが落ちる恐れがあるんで現在10Aでの発売準備をしてるようです。

普通に買ったら検品・満充電してから発送されますが、オレのは未充電で受け取ったので充電してみました。

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結果・・・

空冷ファンがけっこうウルサイw

釣り遠征でホテルの部屋で充電、、ってパターンがありますが、充電しながら寝るのは大変そうです。だたし鉛に比べて充電時間はめっちゃ短いので、宿に帰ったら即充電すれば就寝時間には終わっているはずです。

アンダーソンコネクタでラクラク運用!

鉛バッテリーと大きく違うのが端子です。

↓こんな感じのネジです。

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素手では締められないので毎回レンチを使うことに・・・それは面倒なのでアンダーソンコネクタをつけました。

↓こんな感じでガッチャンコって抜き差しできる便利グッズです。

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オプションでバッテリー配線つきってのがあります。

オリジナル アンダーソンコネクター バッテリー配線付き プロショップオオツカ バスフィッシング用品ネット通信販売

これを2セット(エレキ用・魚探用)バッテリーにとりつけ。

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片側セットを3個追加購入(エレキ・魚探・充電器)。

オリジナル アンダーソンコネクター片側セット プロショップオオツカ バスフィッシング用品ネット通信販売

そうすることによって、毎回ネジを回さなくても済むように!画期的!

魚探電源にアンダーソン

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充電器にアンダーソン

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エレキにアンダーソン

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なお充電器デフォルトでは鰐口クリップつきですが、アンダーソンをつけるためにワニグチをカットすると、青・茶色のケーブルになります。日本だと赤・黒が多いんですがまさかのヨーロッパ式の青・茶色です。ここは慌てずに・・

充電器裏面にも書かれてますが茶色がプラス・青がマイナスです。

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バッカンに入れて持ち運ぼう

冒頭で書いたように上面が雨で濡れるのは好ましくないので、こんなカバーが標準でついてきます。

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が、これちょっと美しくない(なんて書いたら怒られそう・・)。

榛名湖の場合、駐車場からボート桟橋までちょっと歩くんで、もっと運搬性を高める&防水のためにケースに入れようと思います。ハードな工具箱を探し中だけど、もしやと思って通常サイズのバッカンに入れてみたら・・・

まーまーいい塩梅に収まりました。

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↑見づらいけど写真左にロランスエリート7Tiが収まっています。で、振動子やら電源ケーブルやら一式がバッカンにジャストで収まりました。

クルマからボートまではこのセットで運んで、釣りしてる時はバッテリーだけバッカンに入れておく方式でとりあえず運用してみます(-ω☆)

そんでもってハイガーのハンドコンも同時に買いました。ちょっとシャフト長過ぎる感じなので要カットですね。

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これら一式をボートで使ってみたら改めてレポートします。

なお、これを書くにあたってマンション駐車場から部屋まで一式を運びました。一人では辛いので買い物帰りの嫁にヘルプを要求。

普通に12Vバッテリーを軽々と運べるっていう・・・驚異の軽さ!

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うちの猫より軽いw

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カテゴリ:釣り

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