"10月のGo86ツアー2016 1/2"
2016年10月11日(火)八郎潟
13匹 天気:晴れ 水温:16℃気温:8~17℃手段:第二トロ丸
20年目のラスト八郎潟へ2日間行ってきました。色んな悪条件が重なり出船直後まで気分はLOWだったけど、途中からめっちゃ楽しくなって終わってみれば自分なりに80点を上げたい感じの一日でした(*´ω`*) これぞオレの求めるバス釣りっていう感じ(-ω☆)
理想のバス釣りとは?
バス釣りには色んな楽しみ方がありますが、オレがここまでどっぷりハマったのは「パターンフィッシング」があるからです。田辺さんチルドレンなのかしら?下野さんからの影響も大きいかもです。そう、おっさん世代なので(*´ω`*) 今はバスの数が減ってパターンフィッシングなんて死語でありビッグバスの時代ですが、オレはあくまでもパターンフィッシングに面白さを感じて未だにバス釣りにハマっています。もちろん大きいのをパターンにハメて連発できたら最高ですが、狙わず釣れた40アップよりパターンで30cmを複数釣るほうが喜ぶタイプの人間です(*´ω`*) で、この日はまさにそんな感じでした。
悪条件が重なる・・・
なんていう自分語りはウザいのでほどほどにして。
出発前日くらいから関東地方でも急激に寒くなったんですよね。半袖無理なくらいの。あげく、出発前日に記録的な大雨が八郎周辺で降ったとのこと。秋なので八郎潟は減水していたけど、その大雨で一気に増水。幸い水温はそれほど変わってないとの事前情報。目立った釣果もないそうで「あ~来るタイミング間違ったかなぁ」っていう重い気分でスタートですw
今回は前日にブログに書いたように「タックルは少なめでまずは魚影の濃イイところを先入観・思い出を捨てて探すのを最優先」がテーマ。なので、いつもよりロッドとかルアー・ワームの数は1/3くらいしか持ってきてません。スタメンタックルはわずか1本のみ。それはなにかというと「シャッドテールのライトテキサスリグ」だけです。まずはこれを投げまくって魚が濃イイところを探す。なぜシャッドテールのライトテキサスかというと・・・
- 根掛かりがほぼなし
- 案外スレてないと思われる
- レンジコントロールが容易
- ピンのカバーを縦に狙うのも可能
一般的にサーチベイトはスピナーベイトが使われますが、根掛かりしにくいけど、上記の他の項目は満たしてないと感じます。春からみんな投げててスレてる。一定レンジを引くのはOKだけどいろんな層を探るのはオレはちょっとキツイ(オレはテキサスのほうが楽)。カバー周りはともかく中は撃てない。ってのがスピナーベイトじゃない理由。
他にもクランクベイトでささ~っと流すって手もありますが、草ボーボーの岸スレにキャストしてリップラップを探るには引っかかりやすくてストレス溜まってだめ。
っていう理由からのシャッドテールテキサス巻きです。引っかかるストレス無くいろんなレンジを横に引けるってのがキモですね。とりあえずこれで全エリアを広く浅く探ってまずは魚が濃イイエリアを探すことに。
下流からスタート
話はちょっと戻りますが朝ボート屋に向かいながら湖畔道路を車で走りつつ湖面をチェックしてたんですが、下流の浚渫あたりが最も魚ッケがありました。コイのモジリ、ベイトの波紋、カンムリカイツブリが異様に居た。なので、朝イチは下流域のチェックからスタート。水温は16.4度。8月の思い出は捨てきれず最初の30分は沖の浚渫。テキサス巻き巻き1本勝負!とかいいつつ早速スピニングにネコリグをセット(*´ω`*)
魚探映像はハデハデだけどバスは居ない?
早々に見切ってシャローへ。過去の秋を振り返るとオレの大好きなドシャローではあんまり良い思いしたことないんですよね~。けど、今回は急な増水効果なのか、けっこう魚ッケを感じます。
100mほどシャローをスタッガーのテキサス巻き巻き。
無
けど、ゆるいカーブを超えたあたりで初バイト!まじ!
ぶっちゃけ今回はノーフィッシュもあり得るって覚悟してたんで、そりゃもう嬉しかった(*´ω`*)
この際、サイズ云々はスルーですよ。めっちゃ貴重な1本!マンモスうれP。この1匹はよく釣れるスポットで来たので、ある意味想定内っちゃ想定内です。今回のパターン云々とか関係ないやつ。
でも、20分後に来た2本めは結構意味ありフィッシュ!
こちらもサイズは小ぶりです。夏~秋だけ異様に釣れるオレのお友達サイズは25cmくらいですが、これはもうちょっと大きいクラス。このサイズめったに釣れないんですよね~。で、このバスが釣れたのはなんてことないストレート部分でした。
ん?
これはもしや・・・
波平パターンか?
普段はハイバイパスでスルーしがちななんの変哲もないストート部だけど、もしやと思ってそのまま続行。そしたらすぐに来たました3本目!
(-ω☆)キラリ
これも同じようなサイズ。お腹パンパンのナイスコンディション。この3本目で「もしや」が確信に変わりつつあり・・・
その「もしや」を直撃したら一発でバイト!!!!
すっぽ抜け(*´ω`*)
もったいぶらずに書きましょう。バズベイトで釣ったときによく書いてる「波平パターン」です。
これ↓
湖に対して垂直に倒れてる1~2本の枯れアシ(写真はススキっぽいやつですが)。これ近くにバスがいるパターンです。っても、波平自体たくさんあるわけでもないので(むしろ連続してるよりもポツっとある方が魚が着く)、テキトーに流しつつも、それを前方に発見したら丁寧に狙う感じで釣りしていきます。そして!
ミスったぁぁぁぁぁ。最初の3本はノーミスだったので、今回から導入してるリューギ社のフックがめっちゃ優秀!って思ってたんですけどここに来て連続ミス・・・。で、このミスを犯したとき、バスがめっちゃ浮いてるのに気づいたんですよ。水面下20cmくらいを泳いてたシャッドテールが波平を超えようとして浮上した瞬間に食ってきたように見えた(-ω☆)
まさかの秋バズベイト?
その食い方を見ちゃったもんだから「もしかしてバズベイトでも釣れる?」って思った訳です。夏まではこのパターンをよく使うけど、防寒ウエア着てる今日・今このときに効くのかな?秋バズって言葉は聞いたことあります。そして、10数年前にDEPSの奥村さんが雑誌の取材で晩秋の八郎潟にきてバズで釣ってたのを思い出したわけですよ。あの当時「え?この時期にバズで釣れるんだ~」って感動したのを覚えてます(*´ω`*) この前のabemaTVの金森さんの影響もあって、OSPゼロワンバズだけは4本だけボックスに入れてたんですよね~(-ω☆)
ってことでバズベイトのタックルを1本追加。
チェックすべき下流域のワンストレッチが終わったので、上流に向かいながらチェックすべきストレッチを回っていきます。
そして事件が!バズベイトに変えたら連続バイト!!!
4連発くらいしましたかねぇぇぇ。
1匹も乗りません(´・ω・`)
絵に描いたように波平を越えようとした瞬間にモワンとかパチュって食われる。けど乗らない。
(1)小バスっぽい
(2)キレイに波平を抜けられず半スタック中に襲われる
っていう原因が考えられます。ここまでバズで乗らないのはめったに無いんで。(1)が大きいかなぁ(翌日20cmクラスだったことが判明しますw)
めっちゃ興奮しつつチェックしてると絵に描いたような波平パターンでようやくヒット!あれ?やっぱり軽い・・・小バスだったのか!
いいんです。サイズより中身w いやぁマジでこの1本はシビレました(*´ω`*)
とりあえず1本キャッチできたので、一旦冷静になって乗らない対処を考えます。残念ながらワイヤーベイト用のトレーラーフックは持ってきてません。前夜にシャッドテール用のトレーラーは買ってたんです。Iさんも絶賛してたZAPPUのヒッチフック。引っかかり率が上がるのでトレーラーワームもアシストフックもできれば付けたくないけど、背に腹は変えられずとりあえずヒッチフックを無理くり付けて再開。
そして!
波平バズパターン絶好調!
メインが刺さってたけどw
でも!
3本目はトレーラーフックに(-ω☆)
いやぁぁぁたまらんばい!シャッドテールで付き場を突き止め、ルアーを適したのに変えてからの連発!これぞパターンにハメた快感。バス釣り最高(-ω☆)
サイズはおいといて。
でも、本日最初で最後の40アップは・・・。
写真右上のリップラップで食ってきました。波平じゃないところ。パターンじゃないのでポロっと拾えたのが最大魚っていう皮肉(笑)
これもトレーラーフック1本掛かり。不格好だけど付けてて良かった~
っていう感じで10時半。開始4時間半で下流域チェックしまさかの10数バイトの7本キャッチ(-ω☆) しかももろにパターンにハメた感じ。出船前と裏腹にテンションMAXでした(*´ω`*)
中流~上流エリアのチェック
ちょっとコンソール側の魚探が不調だったので、ボート屋に一旦戻って交換。ついでに午前の結果を踏まえタックル構成を再調整。
ボートデッキをよく見たら夏に使ったワイヤーベイト用のトレラーフックが落ちてた!ラッキー(-ω☆)
一応まだディープの可能性もあるんで上流の浚渫をみたりなんだりもしつつ(収穫ゼロ)、中流~上流のチェックポイントを流していきます(収穫なし)。
上流域は刺し網が複数入ってるので航行注意です。
ひたすら収穫なしだったけど「釣れたよマーカー」の密集地帯に差し掛かって
そのストレッチのA級ポイントのS級ピン(下図の黄色い矢印)を通したら
釣れました!お友達サイズが!
やっぱりこのサイズなのかぁぁぁ。春~夏にあんだけ居る40アップはどこでノウノウと暮らしているんでしょう?w
この日は弱めの南風だったんですが、昼過ぎにちょっと強めに。体感で4~5mの風に。
風に吹かれるとオレの釣りは概ね終了ですが、南よりは逃げ場が多いのでノープロブレム(-ω☆)
14時まで一通りチェックポイントは回ってみた感じ上流~中流はイマイチで4時間で2バイト1キャッチ。下流部のカーブが絡むというか湖流の変化部周りに魚が多い印象でした。秋はこれが怖いんです。魚のいる場所とそうでない場所が両極端。だから居ないところで粘っちゃうとめっちゃ危険。ってことで明日もう一日あるので下流部の魚影が濃イイところは明日に回すって手もあるんですが、明日は終日西の強風予報。そうなると釣れなくなるのが目に見えてるんで、今日のうちに下流部をもう一回釣ってみよう(-ω☆)
波平バズパターンのフォローでデスアダー
波平をバズベイトやシャッドテールテキサスで狙うときは波平に対して直角に当てます。そうでないと着水で魚を驚かしちゃうから。けど本当は波平と平行にルアーを引くほうが効率は良いわけです。ってことで、着水音の静かなデスアダー5インチノーシンカーで魚影の濃イイ下流域の波平を平行に直撃する作戦。
一撃!
黄色い矢印を直撃です。
連発(-ω☆)
波平が見当たらないときはバズベイトでひろーく探って・・・一発でたけどミス。
アダーでもミスっちゃった(*´ω`*)
もう一枚、ミスった写真があったので3回ミスったようです。サイズが小さいんで仕方なし(*´ω`*)
今度は無事キャッチ!
で、ですね、15時を過ぎたら妙に波打ち際にイキモノ感が増えてきたんです。エビぴょんぴょんとコイがめっちゃ増えた。
日も傾き水温もあがって「夕まずめ」チックな水中に変貌。
夕まずめのフィーバー
ってことでラストは波平パターンを頭の片隅に起きつつも、基本はどシャローを広く探る展開に。デス5もロングキャストで高速トィッチ的な使い方に。
でも、なんかワームよりバズでね?っていう雰囲気なのでバズを巻いたら2投目でヒット!
なお、チャターベイトとスピナーベイトもまーまー巻いてるんですけどバズベイト恐るべし!
すっかり秋で渡り鳥もまーまー多いです。
ってことで夕まずめフィーディングがあるなら、中流域も釣れるはず、ってことでボート屋対岸へ移動。
で、こっからが凄かった!
出るわ出るわの大フィーバー!ただし全部乗りません(´・ω・`)
出るっても、バズベイトのすぐ後ろで「モワン」ってなるやつ。手に重みは感じないんで食い損ねてるか、スンでUターンしてるモワン。この前の榛名湖を思い出した(*´ω`*) でるけど乗らねぇみたいな。
バスってこんな食うの下手だっけ?もしや和ナマズ?雷魚?真相は謎ですが、とにかく出るけど乗らない・・・
16時を過ぎてすっかり夕方に。てかボート屋は何時までだろ?16時半?っていう感じで、色々と焦ってついつい巻くスピードも速くなっちゃったり・・・
で!最後の最後にやっと乗った~~~~~けど、あれあれ?なになに?
まさかの20cm君でした(*´ω`*) バズベイト最小記録かも。ってことで、結局1匹しか釣れなかったけど久々の夕方フィーバーはめっちゃ楽しかった(-ω☆)
初日まとめ
- 小型ながら13本キャッチは上出来でしょう(-ω☆)
- シャッドテールで探って→バズベイトでハメて→デス5でフォロー。オレ的に最高の流れでした(-ω☆)
- 波平パターン大好き!詳細に書きすぎたかな?笑
- 自分なりに80点
- バイトというかバスの反応は30回以上あったのでもっとフッキング出来てればなぁぁってのが20点マイナス
- 八郎最高(-ω☆)