2004年12月18日(土)茅ヶ崎のカワハギ
『今週も快勝』
今週は茅ヶ崎沖のカワハギにチャレンジ。朝イチはちょっと寒かったけど日中は無風でポカポカで最高でした。メンバーはUshi、Taco。すっかり天狗になってしまいました。長文です。
挑戦状
オレと同じく先週からバスロッドを辞めて専用竿を投入したUshiは、今度はリールを新調してきた。それまでは旧TD-XLで、クラッチがやりにくいとぬかしていた。今度はミリオネアで、これで
負ける気がしね~
とメールに書いてきた。
カワハギ釣りはエサの状態が釣果に影響を及ぼすことが多いんだけど、先週Ushiはマルキューの「特上アサリ」を初投入し「絶対こっちの方が釣れますよ!」と言い切っていたけど、結果が伴わず。でも、オレも何粒か使ったけど、確かに特上はコンパクトでプリっとしてて非常に良かった。5粒貰って3匹釣ったし。そんな訳で、オレも今回は「特上アサリ」を使うことにした。釣果に直結するかより、針持ち的にもストレスが無いし。
で、Tacoぺは依然バスロッド。エサも船宿のモノを使って
「ロッドでもエサでも無いってことを見せてやるぜ!」
って言ってた。そんな朝の一時を過ごして7時出船!
1本針のPureツネ
出船してすぐにポイントへ到着。水深も10m台でだいぶ浅い。2流し目あたりでTacoぺを筆頭にポツポツ本命ヒットするんだけども、キタマクラ(フグ)が異様に多い。ヤツラはカワハギと一緒で上下運動がうまいんで、かなり厄介者。ハリスも切られるしな。
で、3本針のうち一番上が切られたのをキッカケに2本針でチャレンジ。いつも最初だけ付ける中オモリも取っ払う。で、エサ付けが面倒になってきて遂に1本針へ。そんでもってちょっと高価なシンカーをロストしたので、普通の素のナスオモリに変えた。
普通、カワハギの仕掛けはハデハデジャラジャラの飾り付き3本針なんだけど、オレは1本針で飾り付け無しのただのツネキチリグに。
しかーし、これがよく釣れた。エサが複数あると、
- 一回バイトあって、エサ盗られたな
- でも、もう2個あるハズ
- ちょっと待つ
- お?バイト?
- あれ?乗らない
- ------数十秒-----
- うーんバイト無くなったぞ、そろそろエサが無いかな
- ピックアップ
- やっぱりALL無し
- エサを3つ付ける
- 投入。1へ戻る
って感じなのに対して、エサが1個だと、1で乗らなかったらすぐに8へ行くので圧倒的に手返しが良いな、と。
ただ、今回はずっと根のポイントだったからコレでも良いんだけど、ネガカリの少ないとこだと、中オモリを使ってリグ全体をボトムに這わせる釣りをするようなので、ケースバイケースなんでしょうけどね。
あと、今回はキタマクラが一番多かった。他の外道に比べ泳ぐレンジが高いんだよね。ロッドを50cmくらいの高さでシェイクしても、フグ達はプルプルル~っとずっと追従してくるし。なので、上にある針は先にキタマクラに狙われて、リズムが崩れちゃう。そんな感じで、一番下に1個だけ付ける方法が良かったなーとオレなりに分析。
イカの塩辛を試してみる
「イカの塩辛がすごく釣れる。大会では禁止になるほど」先週、S武が仕入れた情報。S武とUshiが途中のコンビニに購入してた。けど、あんまり釣ってないので効果はハテナ。
で、今回もUshiが用意してたので、試しに使ってみた。ミヨシの方でも使っている人がいた。結構メジャー?針持りは抜群に良いし4枚くらい釣ったので、確かに素晴らしい!
けど、これをやっちゃうと、カワハギ釣りの楽しみの9割くらい失う感じが。食うのが目的なら良いんだけどね。
コストパフォーマンスは劇的に良いし保存も楽なので予備として持っておくと良いかもしんない。
根をかわす
今日は一日中同じようなポイントで、結構ネガカリする。水深10m台なので、偏光グラス越しにボトムの色変化が見えるんだけど、かなり根がある。
昼までは潮が止まっている・緩い感じで、リグが真下に落ちたので慎重にテンションコントロールすればネガカリは避けられた。けど、午後の下げ潮に変わったら急に流れが強くなってボトムに付く頃には3mくらい流されてた。で、結構致命的なネガカリに。みんな仕掛けロストしまくり。Ushiの隣の人は、3投に一回くらいロストしてた。でも、オレは結局仕掛けロストは1セットのみで「オレ、上手くね?」と天狗に。シンカーは4つほど無くしたけど。
先週結構ロストした反省を生かして仕掛けを改良した結果かも。でも、もちろん一番重要なのは、ロッド操作とラインコントロールだけどね。
で、半ネガカリを上手くかわしてハングオフで本命が食ってきた時なんかは最高!に楽しかったです。
ビッグフィッシュパターン?
狙っている訳じゃないんだけど、なぜかオレに釣れるのはデカイ。Ushi、Tacoのより2周りくらいデカイのが多い。Ushiと同時に釣れてもオレの方がデカイ。オレ自身あんまり気にしてなかったけど、2人が何度も口にする。言われてみれば確かに。
何でだろう?
思い当たるのは今日はポーズがメインで釣れている事。シェイクとかは一切してない。ってか、ネガカリをかわす事に全神経集中してる感じ。シンカーベッタリ付けてシェイクしたら即ネガカリなので。シンカーを寝かせないように、根の上っ面を引くようにしてると「コ」とアタる感じ。
バスで言うところの、ハデに動くヤツ・高い音のヤツが子バス大好きだったりする傾向があるのと一緒なのか?なんせオレのは集魚版無し・ただの鉛シンカー・エサ1個の仕掛けでポーズメインだし。あと連日同じ場所を攻められてデカイのは賢くなって派手な仕掛けを見破っているとか?
と、ちょっとだけ思ったけど、正直全くわかりません。Ushi、Tacoが不思議がってたけど、オレも解らん。
中層
すっかり天狗になってえらい長文です!これだけウンチクを語ることが多いからカワハギは面白いんですけどね。
で、釣りの流れ的には、同行者が数枚の時、すでに2桁を超え勢いは止まらず。
Ushiの言い分は
「リールの違いだ!」
いや、オレもミリオネアなんですが。そうか、ブレーキシステムの違いだ!キミのは遠心、オレのはマグフォースV。そうに違いない(んなアホな)。
Tacoぺの場合はバスロッドに限界を感じてた。Ushiに専用ロッド(Daiwa Analystar KAWAHAGI 180 )を借りたとたんに連発。朝の勢いはどこへやら。
早速翌日ロッド買ってた。※たこブツ12月20日号
で、終盤、オレの勢いも無くなり釣れなくなった。なんでだろう?で、最後のポイントは今まで以上に根が激しい。ここで本日初ロストを食らう。仕掛けを交換してラスト1投~~
根がすごいのでシンカーをちょっとだけ浮かしてポーズした。
ら、コ!とラストでビッグフィッシュ!
ラスト1投の次は恒例「最後の1投!」これも中層でヒット!
こうなりゃオーラス恋人選びでまたまたヒットの3連発。いずれも中層ポーズで食ってきた。この釣りで釣ったのは初めて!持ち駒が一つ増えた。嬉しい。
そんな訳で、今回も2人にはダブルスコアで圧勝の23枚。ウッヒッヒ。僚船のトップが35枚だったみたいだけど、俺が乗った船ではロッドヘッド獲得。型も良かったし、初の20枚越え。今までにない釣り方で釣れたしと、とっても楽しい一日でしたので、こんなに偉そうに長文を書いてしまいました。誰かオレの鼻をへし折ってください。