2004年01月31日(土)相模湾のカワハギ
『楽しいカワハギ』
バス釣りに行こう!って同報メールしても反応なしなんだけど、Tacoぺぇから来たカワハギ行こう!には凄い反響なのはかなり寂しい。とかいいつつ、オレが真っ先に参加表明したりして。そんなわけで、しょうさん、うっしー、Tacoぺぇ、ヤマリョウ君と同僚の高木さんオレの6名の大所帯で茅ヶ崎の乗合船に行ってみた。
■所用時間メモ
今回は各地から4台のクルマでバラバラに茅ヶ崎へ集合した。オレは4時5分に家を出て5時20分着。東名を秦野で降りて62号で134号へ。帰りの渋滞がやや心配。一番遠いと思われたしょうさんも1時間かかんなかったらしい。意外に便利な茅ヶ崎。と、朝は思っていたんだけどね。
■活気
6時集合なのに早く着いちゃったので一眠りしようかなと思い広い駐車場で横になる。けど、次々とクルマがやってきてドアの音とライトのまぶしさで落ち着かない、眠れない。いやーいつもオヤジ船んときはだーれも居ないので、ギャップがすごい。大にぎわいの茅ヶ崎港。
無事全員集合し船宿へ。1チーム5人で5000円になる割引あり。リーズナボウ。乗船名簿を書き座席予約などをする。カワハギ船はけっこう空いているようだ。いやーそれにしても凄い活気で乗り合い船な感じを満喫した。
オレはうっしーと2人で右舷の後ろに。オレの左側は専用タックルのおじさん連中。上手そうに見えるので彼らからテクニックを盗もうかなと。
■上オモリなし
お隣の藤沢に住んでいた頃何度か来たことのある茅ヶ崎港(釣った記憶はない)を7時に出船。ちょっと走って最初のポイントへ。
年末に福浦でやったとき船長に教わった3つのこと。
- 上のオモリがない方がバイトはよくわかる
- 集魚版の効果はないと言い切れる。ケミホタルなら可能性はあるかも。
- ここで食うっつータイミングであわせる(目や手でバイトを感じたら遅い)
この3つを頭に入れて釣りをした。あのときは1を実行したらバイト感知がてきめんに上がったんで、この日も最初は上オモリなしでやった(カワハギをやらない人への補足:ダウンショットの上に小さいオモリをつけて、その重さを利用してエサをボトムに落とす)。
で、開始早々バイトはいっぱいあるんで集中力アップするも、本命はなかなか釣れず。右のおっチャン連中も釣らない。数流し目、やっとこさ本命ゲッツ。しかーし、10cmくらいのリリースサイズ。船中初ヒットだったのに!
その後、うっしーが本命2枚釣り、横のおっチャン連中もパラパラと本命を釣るも、オレは朝の1匹のみ。ちょっとLOWになる。
ところで横のおっちゃん連中、思ったより上手くないか?本命だ!と大騒ぎしてる割にベラばっかり釣ってるし。来た来たって騒ぐ割になんも掛かってないこと多いし。ネガカリロスト、オマツリも多いし。あんまり参考にならないっぽいなぁ。道具で判断できないのはバスと一緒だ。
■上オモリあり&オオトモ
2時間ほど経過しLOWなオレにたいしうっしーはややHI~MIDだったので、ちょっと場所を変わってもらって一番後ろに。年末の時、ラインの角度を変えたら釣れるようになったので、それを再現。そんで、外道は釣れるけど、やっぱり本命は上オモリが無いとダメっぽいので、1/4ozバレットシンカーをつける。
んで、場所を変わっていきなり予告ヒットの2連発!いやー我ながらカッコイイなオレって思った。が、その後沈黙。
しばらくノー感じが続いてたんだけど、上で書いた3を意識してみた。メインシンカーで底をとって10回ほど激しくシェイク、上のバレットシンカーをフォールさせ5秒まって聞き合わせ。するってーと、これが激ハマリでワンキャストワンヒットの入れ食いに!
外道が。
でも、バイトが解らないのにエサだけ無くなる悔しさは激減。つーか、さっきから、うっしーはなんも釣ってないのにオレだけ毎回釣れるこのうれしさ。外道だけど。
いやーうっしーと一緒だといつも良い釣りができるよマジで。去年の思い出フィッシュはほとんどうっしーと一緒だし。感謝感謝。
で、うっしー、キモを聞かなくて良いの?って言ってみるが、聞きたくないらしい(笑)。なーんだ残念だなぁ。
■上オモリフォーリングバイト
ちょっと釣り方を変え、ラインを張り気味のままでロングポーズしたら27cmと中サイズが釣れた。けど、イマイチ再現性が無いんだよね。なのでもう一度タタキ&タルマセに。今度は上のシンカーをフォールさせるとき、微妙にサミングしてスプールの回る感触でバイトをとる作戦。ちなみにリールのブレーキ関係は全部フリーに。
これが功を奏しオレだけ入れ食い。
外道が。
でも、本命もポツポツ混じるようになった。
で、うっしー、そろそろマジでキモを聞かなくて良いの?って5分に一回は言ってみるが、まだ聞きたくないらしい(笑)。なーんだ残念だなぁ。
「でもそんなに言いたいなら言ってください」って言う、うわ、心を読まれている(笑)。でも言わない。
今までのエサだけ無くなる現象が解決し非常に気持ちがよい。きっとメインオモリのフォーリング中に周りにいる魚がうわーって集まってて、ボトムについて数秒後には食いまくっているんだろうね。そんときラインテンションなしだとエサだけとられる。一瞬でもスキを与えちゃだめっぽい。上のオモリのフォーリング中で全ての勝負が決まる訳だ。これに気づいた時はもう怒濤の入れ食いだよ。
外道が。カモメにエサをやりに来たのかオレ?
昼を過ぎそろそろ終了時間が気になる。
で、うっしー、もういい加減キモを聞いた方がいいんじゃない?ってことで無理矢理オレの釣りを語る。実戦すると一投目で釣れた。ベラだけど。
■楽しかった
そんな訳で終わってみればTacoぺぇとオレが10枚で同率ロッドヘッド。上手そうに見えたおっチャン連中も5枚くらいだったので、ヨシとしよう。
つーか、終了間際船頭さんに数を聞かれ12枚くらいって答えたんだけど、あれ?そんな釣ってない?11枚かもしれないですって訂正して、最後にちゃんと数えたら10枚でした。船長さんすみません。ウソついて。
なんか偉そうに語ってますが、本当のキモはオレが単純に釣りを楽しんだから結果がついてきたのであって、うっしーのように釣りしながら「キモ・・キモ・・・キモ醤油・・・刺身・・・」とかつぶやいていてはその殺気がカワハギに伝わるんだと思いました。
PS:帰りは2時間20分かかってちょっと辛かった。でも、東京のしょうさんは4時間くらいかかったそうで茅ヶ崎もちょっと微妙だなーと思いました。やっぱり千葉がBEST?
PS2:今回のゲストフィッシュ
おなじみのササノハベラ、トラギス、ネンブツダイ、カサゴ類、キタマクラの他に今回初めて釣ったのはとってもきれいなサクラダイ、口紅をつけてるみたいなキュートなオキトラギスが釣れました。
アンバランスな感じが可愛いネンブツダイ
待望のオニカサゴ!かと思ってたんだけどグーグルで調べたらコクチフサカサゴっていうらしい。関東の釣り人がいうオニカサゴは標準和名的にイズカサゴでこれとはまた別種らしいです。インターネットで便利だねぇ。