2009年01月20日(火)久里浜沖
『マイボートで久里浜』
遊漁船の船長の偉大さを知った一日でした。
クルマが買えないけど、思い切ってマイボートを買ってみました。
28ftのクルーザーです。
チガウカ!
そんなわけでボスの知り合いが船を買ったけど、釣りをしたこと無いって事で、一緒に釣りをすることに。
マリーナは久里浜なので、ちょいと事前に調べてみたら、遊漁船ではタチウオ・マダイ・アジ・カワハギなんかが今の時期の釣りもの。タチウオ・マダイは結構釣れているみたいだけど、100mくらい。他にシロギスもありみたいで、オレも昔は金田湾の手漕ぎボートで何度か釣りしたけど、冬は未経験。
ってことで、タチウオ・マダイ、アジが狙い目かと思ったけど、全員操船に関しては素人ってか未経験なわけですよ。ボスはバスプロとはいえ、ボートが違うし。そんなわけで、とりあえずシャローで何かしら狙う作戦で準備した。一応、ジギングタックルも忍ばせて。
朝イチマリーナから出船。
遠くに2つの大船団。恐らくぎっちり詰まってるのがタチウオ船団。もう一つのちょっとばらけてるのがマダイ船と思われる。んで、ちょっとタチウオ船団に遠巻きで混ぜて貰おうと思ったけど、風が強すぎで断念。
とりあえず目視できるストラクチャーで様子見。水深20mくらいで島周りの根をメタルジグなんかで狙うもダメ。近くに浮いていたマイボートのオッちゃんはエサ釣りでカサゴを連発してたけど、ルアーはダメ。
やっぱりエサでしょう!ってことで、三崎港まで行ってエサを買いに行った。三崎港にはゲスト用に着岸できるところがあってビックリ!有料だけど。
イソメ・ジャリメを買って再スタート。
三崎港内はとっても良い感じだけど、航路絡みなんで釣りができないらしいので、ちょっと外に出てシャローをやってみるもまったくダメ。沖の一文字テトラとかも良さそうだったけど、なんせ操船が難しいのよね~。ルアーが届く範囲をキレイに流せたら良いんだけど、風が強くて難しいみたい。
ちなみに、船の持ち主はまだ数回しか乗った事が無くて、なおかつ釣りをしらないので「流す」とか「止まる」というのは無理なわけです。
そんなわけで、金田湾へ。
砂地シャローでかなり沖まで10m以下の水深。風で流されつつも、どっかでシロギス釣れるかな?って思ったけど、ノーバイト!海釣りだったら、冬でもなにかしら釣れると思ったけど甘いのね~
ってことで朝イチ行った島周りへ。エサなら釣れるべ!
20mくらいならアンカーが効くので、根回りでじっくり。カワハギ仕掛けにイソメつけてみたら、ようやく船中1匹目の魚!
ま、ササノハベラでしたけど・・・
その後ベラに続き、うちのボスにナイスサイズのカサゴヒット!
オレも釣りて~って思ったけど、オレは釣れども釣れども、こっちの赤い小さい方orz
やっとまともなのが来た~って思ったら
お馴染みの・・・
カワハギが居るのなら、って真面目に叩いたりなんだりしたけど、やっぱりフサカサゴばっかり!
とかなんとかで、船長も初ヒット!したりんだりで全員に色々釣れてやっと釣りっぽくなってきた。
そんで、14時を過ぎたら、沖の遊漁船が帰着開始。じゃ最後はディープへ。
船団が浮いていたのは120mから80mくらいまで上がる馬の背のところでした。ここからはボスが船長になって真剣に魚探掛け。バスプロっぽい(笑)。
で、何かしらの反応があったらジグを落としてみる。
んが、オレが持ってきた最重の100gでも、潮が速いんで、永遠に沈まないorz。ボトムに着く頃はラインが超斜め!170mくらい出てます。
ボス的にはスモールのシューティングのイメージなんでしょう。100mの70mに反応が出たらそこを直撃するイメージ。
んでも、70m落ちるまでには70mくらい横にズレてます(笑)
で、オレのロッドに重み。太刀魚がワッキーで掛かったか?
バーブレスなんで、慌てず騒がず一定のリズムで巻き上げる。重みはあるし、なんとなく引いてる感じもするけど、なんだろう?魚には思えない・・・。コンビニ袋?
でも、たまに上ずる感触も!
ってことで、釣れたのはイカでした。トレブルフックに足1本だけちょこっと掛かっていた。
船長のお土産が増えて喜ばれる。
今度は同船のKさんにサバヒット!サバ釣れるなら、連発か!って思ったけど、単発orz
そんなこんなで帰着時間。風がなかったら、ディープの釣りも楽しそうだなって思った。夏~秋だったらもっと楽しそう。
で、下船後、マリーナ内でちょっとエギ投げてみたら2バイト!でも乗せられず・・。
是非とも船長には「釣りは嫌いだけど操船好きの助っ人」を見つけて欲しいなぁ。そんな人滅多に居ないと思うけど。