もしやヒューマノイドロボットダンスは「次世代の初音ミク」になったりするのか?
2026-02-22

米中「ロボット開発」の最前線
そんなわけでYouTubeでAIの勉強をすしてるとちょいちょい物理AI、いわゆる人型ロボットの話題もよくみるようになった。
その中のひとつに中国のヒューマノイドロボットが人間のダンサーと並んで踊っている映像あった。あの手のみると正直ちょっと気持ち悪いって思っちゃう(不気味の谷というらしい)。だけど、その映像みたときぶっちゃけカッコいいと思ってしまう自分がいた。
もちろん中国もアメリカもダンスロボットの開発をしてるわけでなく、今後工場や家庭で人間と一緒に働くロボットを開発してるわけで、ダンスとか派手派手なパフフォーマンス映像はあくまでもプロモーション用ではある。
なんだけど、人間と一緒に複数で踊ってるロボット達をみてつい「カッコいい」と思っちゃった自分にびっくり。
初音ミクはなぜ世界を虜にしたのか
「ダンスは美男美女がやるもの」っていう固定観念、みなさんどこかに持ってませんか。技術以外に「華」とか「オーラ」、「人間ミ」みたいなものを求めてる。
でも初音ミクの話を考えると、その固定観念がけっこう揺らぐ。
ミクって、感情表現という意味では人間のボーカリストに比べてゼロに等しいはずなのに、世界中のリスナーが深く感情移入して、コンサートに何万人も集まって、ホログラムに向かって本気で熱狂している。
オレ世代の人間にはなかなか理解できないと思う。けど、それが現実。世界中で大人気。
なんでかって考えると、感情を持った人間が歌うと、どうしてもその人の解釈が乗っかる。喜びも悲しみも少し「その人のもの」になる。でもミクには感情がない。だから歌詞が聴き手の前に素のまま置かれて、受け取る側が自分の感情を100%投影できる余白が生まれる。「あえて感情がないからこそ、見る側の心に深く入り込む」——これがミクの成功の核心
↑ってNHK特集でやってたし、後に似たような話をSNSで読んだことがあって、あーそーゆーことかーと目から鱗が128枚くらい落ちた。
なのでヒューマノイドのダンスも、同じ構造を持てるんじゃないかと思った。
「揃う」という美学の頂点へ
ダンスの素人目線でも、集団ダンスの気持ちよさの正体はなんとなくわかる。あれって「全員が完璧にシンクロしていること」への感動じゃないですかね? 全員がピタッと揃ったとき、ぞわっとくる。
ドローンショーってあるじゃないですか。何百機ものドローンが空に絵を描くやつ。あれを見て感動するのって、正確無比なものそのものへの、純粋な美的感動というか。
ヒューマノイドが「正確に揃えること」はたぶん得意中の得意で。10台でも100台でも誤差なく同じ動きをするのは、むしろ人間よりずっと簡単にできるはず。
さらに、人間の関節構造や物理的な限界に縛られないから、人間には不可能な可動域とか、ありえない角度のポーズとか、そういうのを組み合わせた「人類未踏の表現」が出てくる可能性があって。末恐ろしいというか、ワクワクが止まらないというか。
いまはいろんなガワ・服を着てるし顔もLEDで光ったりといろんなパターンがある。ガワをリアルな超美男子にしたり超絶可愛いアイドル風にしたり、VTuber的なアニメっぽくしたりとか色々でてきそう。
俺世代は理解できなくても刺さる層は居るはず。
技術の壁:ヒューマノイドは「ギター」を弾けるか?
ここからはもう完全に個人的な興味の話。
そんな訳で運動性能は飛躍的に上がってるらしいんですよ。でも「5本の指を人間並みに繊細にコントロールすること」は今でも最難関の技術だとイーロン・マスクも言ってた。だからあんな凄い最新ヒューマノイドロボットでもギターは弾けないと思う。
左手はネックを握りながら弦を押さえつつ余計な音鳴らさぬよう微妙にミュートする。チョーキングやビブラートは更に弦を上下に引っ張ったり揺らしたい。右手はピッキングで音の粒立ちと強弱を表現しつつ掌のエッジ部分でミュートもしなくはいけない。両手が完全に独立した動きをしながら連携する。これはまだ数年はかかるんじゃないかなー?どうなんでしょうね
実現したら超・超・超速弾きもできそう(笑)
コンピュータ演奏だったら今でも人間にはあり得ない超絶速弾きは今でもできるけど、デジタルの世界でなくて、実際にロボットが超絶速弾きしてたら笑っちゃうのか?それともダンスみたくカッコいいと思ってしまうのか・・・
そんな訳で初音ミクが音楽の世界でやったことを、ヒューマノイドはダンスや演奏の世界でやってしまうかも?っていうお話でした
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