「RED WARRIORS FESTIVAL“RED ROCKS"」初日に行ってきた
ほぼ自分のメモというか自分の思い出のために書いてます🙏
オレとレッド・ウォーリアーズ
80年代にレッド・ウォーリアーズっていうバンドがあってオレはリアタイで特にファンではなかった。ちゃんと聴くようになったのは解散後。確か解散ライブ?かなにかの2本組VHSが発売されそれを買った。今調べたら「FINAL LIVE vol.1 とFINAL LIVE vol.2」ってやつだった。
一番ヘビロテしたのはアルバム『KINGS』。次にライブ盤『RED WARRIORS/1988 KING'S ROCK'N'ROLL SHOW LIVE AT SEIBU STADIUM』。小暮さんのギターに惚れ込んだ。なにしろカッコいい。当時から速弾きがまったくできなかったオレなので、どうしてもギター少年の王道であるメタル方面へは行かずにBOOWYの布袋さんとかレッド・ウォーリアーズの小暮さんが好きになるわけです。好きになるからといって弾けるわけでないけど🤣そんなに糞難しくないけど信じられないくらいカッコいいギターなんですよ両者ともに。ま、弾けませんけど🤣
特に『KINGS』はギターコピーに励んだ。たぶん今でもギター抱えると自然と『じゃじゃ馬ならし』とか『ルシアンヒルの上で』が手癖ででてくる。じゃじゃ馬ならしのリフとギター・ソロがまたまたたまらんのですよ。ブルース系ギターの魅力・カッコよさが120%詰まってる。メインのリフは独特のシャッフル感とピッキングの感じがあってオレの中ではBOOWYのBAD FEELING並みに「真似しようとしてもなかなかあのノリはだせない」二大巨頭です。
記憶が曖昧ながらちょっとあとに白盤・黒盤のベスト2枚組CDでたんですよね。『RED SONGS』だ。
その後はしばらくこれを聴いてた。
そんな感じで速弾きが全く無理だった若い頃のオレは「ギターは速さじゃない。味だ」などと中二病を患いつつ小暮さんの影響を受けアメリカのブルース方面へ先祖返りしていった思い出。そんなことで未だにギターソロは弾けません🤣
そん感じで解散後の後追いファンだったのでダイアモンド☆ユカイのソロは何回か行ったけどレッド・ウォーリアーズのコンサートには一度も行けてなかったのでした・・・・
あれから30数年・・・
完全復活30周年ライブには行った
数年前に再結成みたいのがあって嫁が見に行った。その時は往年の名曲を演奏したらしくそれをきいて「あーーーオレも行きたかった~」って思った。そんな中、2019年にも復活して(?)ライブをやるとのことでチケットをゲットした👍
完全復活 第一弾 "SWINGIN' DAZE" 21st Century リリース30周年完全版ライブ
というライブ。セトリ情報サイトからの転載
2019/06/16 (日) 恵比寿LIQUIDROOM (東京都)
- 欲望のドア
- Dance Macabre
- Sunday Sunshine
- sister
- 鏡の前のメリー・アン
- Sweet Red Flower
- 灰と蜃気楼
- 90TH REVOLUTION
- GOLDEN DAYS
--enc1----- - Mr. Woman
- バラとワイン
- Foolish Gambler
--enc2---- - Shock Me
- Casino Drive
というセトリ。そうツアータイトル通りにラストアルバムの「Swingin Daze」を再現しますよ、的なセトリでした。曲順もアルバム通り。そしてステージ演出や衣装も70年代サイケ?みたいなアルバムの世界観を表現してる感じ。MCもほぼなし。
それはそれで素晴らしいんだけど、オレが求めてるのはそれじゃない😂 もっとノリノリの曲を聴きたいわけですよ。前期~中期の。アンコールで数曲聴けたけどやっぱり消化不良だったのが正直なところ😂
そして一番残念だったのが小暮さんのギターが青のビルローレンスじゃなかったこと!!!これ大事。俺らおじさん世代からしたらシャケ=青いビルローレンス・リアにシングルコイル1個、これしかないんです(個人の感想です)。まるで布袋さんのコンサート行ったらG柄テレキャスターを使っていなかったくらいのショックな訳ですよ、まさにShok me😂🤣
そんなわけで再結成後のライブに行ったはいいけどセトリがいまいち&ビルローレンスを見れなかったっていう2点のモヤモヤが残ったままでした。
あれから4年・・・・
ってことでやっと本題です
「RED WARRIORS FESTIVAL“RED ROCKS"」初日に応募し当選
今年の夏にこのイベント詳細が発表された。フェス形式で2日間行われレッド・ウォーリアーズは2日間出演し他のバンドは2日間バラける。
他のバンドも80年代ロックフェスってことで我々世代にはおなじみのTHE PRIVATES・ZIGGY・PERSONSをはじめ斉藤和義のベテラン勢の他GLIM SPANKYとかも。ZIGGYもPERSONSも見てみたけど若い頃、これまたTHE PRIVATESはけっこう好きでギターをコピーしたんですよ。ブルースハープもスライドバーも買って練習してた。GLIM SPANKYは7~8年まえ?たまたま耳にしてヴォーカルの声とリズム隊がかっこいいなーって思って少し聴いてた時期がある。ってことでTHE PRIVATES目当てでDAY1の抽選に申し込んだ。
VIP席で。結果、当選👍
開演数日前に発券したら前から6列目だった。ちなみに嫁の友達が別で参戦してて、その人達は2日間の通し券を早い段階に申し込んだだらいいけど前から3列だった。
そして当日!
ソニックシティは浦和市民だったころパスポート取得や船舶免許更新で来たことある気がするけどコンサートホールは初めて。この建物も35周年なんですね。
フェスで長丁場なのか16時開演。
トップバッターはGLIM SPANKY!
公式Xによるとセトリは以下
- 愚か者たち
- 怒りをくれよ
- MOVE OVER (cover)
- Odd Dancer
- 不幸アレ
- 大人になったら
MOVE OVERは過去にラジオかなんかで聴いたことあって、すげーボーカルだな!って思ってたので生で聴けて良かったです。でも全体的に楽器の音が厚くてボーカルの声・歌詞が聞き取りづらかったのが残念。公式Xに演奏貼られてたのでオレの思い出として貼っておきます。
2番めはTHE PRIVATESなんだけど、ステージ転換のときにMCのひとがおしゃべりするんだけども、そのときにプライベーツは「皆さんを不愉快にするセトリ」にした、って言っててちょっと嫌な予感したんですが・・・・
すんごい楽しみだったTHE PRIVATES。事前に昔のアルバムを30年ぶりに聴いて予習もした。懐かしすぎてウルっと来た。だけど結局、当時の80年代の曲は2曲のみ。俺が知ってる曲は一曲のみでした・・・・
観客はもうおじさんどころか50後半~60歳前後のおじいちゃん・おばあちゃんがメインですよ。80年代ロックのフェスっていうから、観客はあの頃の有名曲を期待してきてる。なのにほぼほぼ知らない曲。まじで不愉快になって一気に嫌いになった。客もごく一部だけ盛り上がってるけど9割はしらけムード、2割くらいは椅子に座ってた。演者も客もいい歳なのに「客の期待を裏切るのがロック」とかいうのであればもう俺も「ロックなんて聞かーない♪」。後日Xで調べたら、やっぱりフェスだからといって客に媚びを売るようなセトリをしないのが彼らなんだそうです。そういうことなんですね。ま、たとえばあの場にユニコーンが出たとして「大迷惑」「メイビーブルー」をやるか?っていったらやらないとは思うけど😆
そんなスーパーがっかりプライベーツが終わって次は斎藤和義。なんか個人名だと呼び捨てにしづらいけど、あくまでも雲の上ひとっていう位置だから呼び捨てで🙏 この人のシグネチャーモデルのギターはもっているけどぜんぜん知りません。『ずっと好きだったんだぜ』だったかをちょいとバンドの課題曲になったことがあって黒鍵盤多いわ!っていう印象だけ。あと『歩いてかえろう』だったかを90年年代に同僚がよくカラオケで歌ってた。ただコロナの頃に奥田民生YouTubeにカーリングシトーンズとしてよく出ていたので曲は興味無いけど面白いおじさんなのは知ってます。
Xで拾ったセトリ
- やさしくなりたい
- 幸せな朝食退屈な夕食
- あこがれ
- 問わず語りの子守唄
- 歌うたいのバラッド
- Boy
- ベリーベリーストロング
- 歩いてかえろう
結果、ほぼほぼ知らない曲だったけどバンド演奏がすごく良かったです。ちなみにオレの席は上手側。このバンドのときはベースのひとが目の前の位置に。ギターのひとは遠くてよく見えなかった。いつもはキーボードありの編成だけど今回は無しっていう変則構成とのこと。そのぶん斎藤さんがギターをたくさん弾くってゆってた。バンドアレンジのバランスがオレ好みでした。音数が多すぎず少なすぎず。そして楽器が定番のフェンダー・ギブソン。一流の演奏者が一流の楽器を奏でる、みたいな。素晴らしかったです。途中、斎藤さんがアーム付きのレスポールを使っててアウトロでめっちゃ激しめのアーミングしつつのギターソロを長く弾いてて「え?チューニング狂わないの?」ってひとり勝手に心配してた🤣 ギターソロ終わって最後にローコードのアルペジオっぽいフレーズから最後の最後は一気に高いところまで単音で上がるようなフレーズ弾いてたけどチューニングが狂ってる感じはなくてさすがプロの機材!って感動した。でも一方で斉藤さんに限らずオールドものの楽器、特にギブソン使ってる人って1~2曲ごとにギターを交換してるのはやっぱりチューニング安定しなくて裏でローディーさんがチューニングしなおしてるってことですよね?たぶん。
斎藤和義=アコギのひと、ってイメージだったけど今回のステージはめっちゃロックでした👍知らない曲ばっかりだったけど演奏がよくてずっと聴いてられた👍
余談だけどそんな感じで、こういうフェス形式のは行かないので、GLIM SPANKY~斎藤和義までだいたい1.5時間、20曲くらい「知らない初めての曲」を聴いたわけですが、やっぱりロックのライブって「歌詞が聞こえづらい」ですね。知ってる曲だと脳内補完するけど、まったく知らない曲だとそれができないんで、ぜんぜん歌詞が入ってこなかったです😩もともとオレは歌詞を聴くタイプじゃないけども・・・
本命レッド・ウォーリアーズ登場!
斉藤さんが終わっていよいよ本日のメインイベント!
フェス形式なので転換のときスタッフのみなさんが機材入れ替えをし、ギターの音のチェックとかもけっこう大きい音だしてやってた。で、レッド・ウォーリアーズはギターが上手側でオレの目の前。
ローディーさんがサンバーストのストラトを弾いたんですよ。単音で巻き弦あたりをジャーンって。もうそれだけでめっちゃいい音🤣😂あーーシングルコイルのオレの好きなクランチ音😂 アンプはSINOとかマーシャルがたくさん並んでてどれが鳴ってるのか謎。マイク立ってるハイワットのヘッドのやつかな?いい音だ~。期待が高まるぜ~
で開演。一曲目カジノドライブ。そう!これ!俺が聞きたかったのこれ!!!!こういう曲👍👍
小暮さんがXに自らセトリをUPしてたので引用
- CASINO DRIVE
- FOOLISH GAMBLER
- OLD FACHIONED AVENUE
- JOHN
- 欲望のドア
- MR.WOMAN
- SHOCK ME
- WILD CHERRY
- バラとワイン
- ROYAL STRAIGHT FLUSH R&R
もうこれ以上ないセトリでした。前回の渋谷のモヤモヤが一気にクリアに晴れた👍 そして感動すべきは途中からあの伝説の青いビルローレンスが登場したこと👍 もう思い残すことはございません😂😂😂
しかも小暮さん側の前から6列目だったので、右手がよく見えた。ギタリストの左手はけっこう見る。ライブ映像とかでカメラさんは左手(フレットを押さえる側)を映しがち。けどピッキングのほうの右手をじっくり見ることはあんまりない。それがまーまーの至近距離で見えるわけですよ。
30年前にあんなにコピーしたひとのピッキングが目の前で見れた。
いまはYouTubeで右手も左手も丸みえ。でも30年前の我々世代は高額なライブVHSでしか演奏シーンをみることができなかった。それかたまにテレビで。とはいえギタリストのピッキングをアップで見続けるなんで30年前は無理だった。なので、どうやって弾いてるのかは謎だった。
それが今眼の前で。当時とは違うかもだけど。
けっこう優しい感じのピッキングだった。そして6弦から1弦まで撫でるように?空ピックっぽく弾いてるのが超印象に残った。なんか昔よりもちょっと音数は少ないような気もした。全体のBPMも数パーセント遅いのかな?それもあってよりオトナな感じでめっちゃカッコいい。引き算のカッコよさ的な。いやまじでカッコよかった。演奏もかっこいいけど立ち姿・佇まいもカッコいい。中年太りとか皆無だし背高いし。髪の毛多いし。なんか外国人ギタリストに空見すること多々あり😆
Xに演奏動画あったので思い出として貼っておこう。
SNS時代はいいですよね。すぐにこうやって本家や公式、御本人がフォローのポストをしてくれる。そんな中、きになるポストが。
小暮さんのリハのときのポストがこちら。『レッドのリハーサル。どれにしようかな』つって、その中に青いビルローレンスが無いんです。
そして本番ではそを使用し公演が終わったあとにいきなり青ビルローレンスを連続ポスト👍👍
ってことで、ビルローレンスの登場はある意味サプライズだったんですかね?
前回の2019年のとき使ってなかったのでなんかオトナの事情で使えないとかあるんかなーなんて思ってただけに、ほんと見れて良かった。4年前のモヤモヤ全クリアでした😂😂
後日談
なお、初日の段階で「2日間セトリが違う」って公表されてた。そして2日めのセトリは以下。
- 90’s REVOLUTION
- OUTSIDER
- MONKEY DANCIN’
- SUNDAY SUNSHINE
- ルシアン・ヒルの上で
- SHAKIN’ FUNKY NIGHT
- LADY BLUE
- SHOCK ME
- ROYAL STRAIGHT FLUSH R&R
- CASINO DRIVE
ってことで太字の5曲が4年前にも見たやつだったので、結果的に初日に行ってよかったなーって思った。ルシアンヒルは聞きたかったけどなー
で2日めの対バンのZIGGYも本当は見たかった。当時すきだったし、3年くらい前にコピバンもやったし。ZIGGYなら当時の有名曲だけで30分のセトリは余裕で埋まる、って思ってた。でも、実際は3曲新曲だったそう💦現役でやってるから仕方ないんですけね。けど、こういう場ではみんな知ってるあの時代のをやって欲しいわ。ってか、俺はやっぱりフェス的なのは向いてないのかも🤣
2日めのアンコールのとき「撮影・SNSシェアOK」になったらしい。実は初日もその予定だったけどダイアモンド☆ユカイが客に伝えるのを忘れてたらしい🤣
そんなこんなで思いのほか長文になったぜ!
今年は奥田民生とAdoちゃんとこのイベントの3本ライブにいった。もうこのたぐいのクラシカルなロックはもうお腹いっぱいかなーって感じです。BOOWY再結成したらぜったいに見たいけどそれは無いだろうから。もう青ビルローレンス+Shake見れたのでもう思い残すことはないです👋
俺も55歳だしロック54ってことでロックコンサートは卒業しよう。
ロック最高👍
カテゴリ:バンド・音楽