"春の狭間?"
2010年04月06日(火)高滝湖
1匹 天気:曇りのち晴れ 水温:11~14℃気温:11~20℃手段:FRP
諸事情により高滝湖2days!初日は初の一人ぼっちin高滝湖。過去に3回釣りをしたのは全部敏腕ガイドさんのバックシートのみ。そのうち一回は例の一生に一度の爆釣体験なワケでして・・・・。まだハイシーズンでも無いし一人じゃ厳しいだろう~な~っていう予想は見事に的中orz
事前準備ですでに凹む
そんなわけで久々にレンタルボートセットを用意した。ら・・・
1.エレキのペラが無い→去年の山中湖ゾノで落とした
2.マウントのシャフトを止めるドアのネジが無い→一昨年の牛久沼で落とした
3.2個あったバッテリー→2つとも盗まれた
4.HONDEXの電源ケーブル→無い
まるでダメな状態。ペラとマウント付きデッキとバッテリー2個とロランス用のトランスデューサーを借りた(笑)
ぜんぜんダメなバス釣りオヤジだなオレってば。
で、寝ずに高滝湖へ。アクアラインの橋を渡ると気温は14度!!でも、高滝へ近づいたら11度くらい。
雨が降っていて、平地を走っていると、無数のカエルが道路を横断中。春を感じつつも、何匹ヒキ殺しちゃったんだろうか?っていう罪悪感。
で、高滝湖へ到着。桜満開。仮眠作戦しっぱいで寝られずに5時。
クルマに満載のレンタルボートセットを桟橋まで運んだだけで本日の体力の8割を消耗・・・・
浸水
で、ボートにバッテリーやらなんやらを積んでいたんだけど、ドレインコックが開いててデッキに水がっ!フタはどこ?探すのに時間が掛かってかなりの水が入ってきたよ!とりあえずフタを閉める。
で、どーやって、排水するの?
オレがボートの後ろに行ってフタを開ければ水が出ていくけど、もう一度閉めようとして体重がかかるとまたまた浸水・・・・
ま、いいっか。
とりあえず汗だくになりつつも準備完了。って思ったけど、魚探振動子の棒がボート本体に取り付けられずシックハック。結局、エレキマウント部に無理やり付けることに。
あーーーー本当にレンタルボートは面倒くせーーーー
受付でabeちゃんに遭遇。どーやら、昨日は川筋でI字形が炸裂したらしくて「Youなら今日はかなり癒されると思うぜ」的な発言。ちょっとだけ期待してみる。
でabeちゃんにドレイン排水方法を聞いてみた。「ボートから降りれば良い」。なるほど!目から鱗!
とりあえず排水してみるも、完璧には無理っぽい。けど、まぁいいか。
釣り開始
そんなわけで釣れなかった時の釣りビジョンのように、釣り前のどーでもいいネタが長く続いたワケは察してくださいね(笑)
どーも、オレのレンタル用エレキ、突然動かなくなるトラブルを抱えているんで、とりあえず様子見がてら古敷谷川を遡ってみた。最初のカーブに行ったらさすがに先行者2艇ありでそのままスルー。更に遡ってみた。
昨日からの雨で結構濁っている感じです。つーか、abeちゃんはこの水色でサイトできるの?俺には全く見えないんだけど・・・
2回目のカーブを曲がったら、すごい景色!まるでフロリダ!(行った事ないけど)
※帰宅後気付いたんですがデジカメの設定がヘン。ISO感度MAXみたいな・・・。なのでこの日の写真はみんな画像悪しです。
で、フロリダ的スーパーシャローなのはいいんだけども、濁り過ぎてて底が見えず。なのに魚探の水深は突然30cmとかになってハラハラの展開。
そんでもって、昨日の雨で一気に魚がシャローへ差したようで見事な体型プリスポーナーがウジャウジャ!!!!
これがバスだったら天国ですが、残念ながらALLヘラ。そして鯉。
どんんだけ居るんだよっていうくらいの数。フローティングカバーではパチャパチャしまくりで、はしゃぎ過ぎてマットの上に上がっちゃっているへらも。
↑ハシャギスギ。救出しようにも浅すぎて近寄れず。ちなみに翌日みたら複数干からびてました。合掌。
で、左側が護岸になっている急カーブ。外側が深そうなんで、ここでシャッドを投げてみる。と、もの凄い生命反応。っても、鯉・ヘラにぶつかっているだけだろうなぁ・・・
ただし、かなり深くなってて、期待はできる感じ?ともかく先に進んでみた。ら、ビーバーダムから遡上を拒まれる。釣りビジョンだとこれを超えるとパラダイスが待っているわけですが、一人でこれを超える体力が無いわけです。朝の準備で体力の8割使ったんで。
で、恥ずかしながらですね、朝の浸水事件でスニーカーが激濡れ(笑)。むしろ靴下までびっしょり。バスも釣れねーシ、濁っているし、ヘラしかいねーシ、足冷たいし、で、すでに気持ちが折れかかった朝イチでした。
ボート屋の上流側のチョコレート護岸部をあれこれ。途中で某トップ50艇その1とすれ違う。
鳥居沖へ。ここで某トップ50艇その2がランティングしてた。更に某ってかabeガイド艇も。オレがやっている所を通り過ぎつつも「バス居ない」って。いやいや、そんな夢も希望も無くなるようなこと言わないで~
7時半にして気持ちが折れかかり。とりあえず一旦上陸して、長靴に履き替える。クルマを漁ったら使用済み靴下が発掘された。さすがオレのクルマだぜ(笑)
気分も足もリフレッシュして再出撃。
本流を遡る
本流を遡ってみる。去年の春にガイドしてもらった有名場所をちょこちょこやりつつも、行けるところまで行ってまえ作戦。
境橋スロープと黒壁は相変わらず人気でプチ船団。そのちょっと上流で他のボートをバイパスしつつも進行方向にテキトーに投げていたスーキラにバイト!
なんだかマグレ感でいっぱいだけど、嬉しい初バス!サイズはそんなに大きくないけど嬉しいぜ!フックありすぎでハンドランディングが怖いので、ネットを用意。折りたたみネットを片手で開いていたら・・・・バレた・・・・
んで、上がってきたのはバスの代わりにTDバイブ・・・え?
はて?
オレのミノーを食べたのか、それともTDバイブを食べてラインブレイクしたやつにオレのミノーが絡んだだけ?濁り水の中、魚体は見えたけど、掛かり方までは見えなかったので、謎はとけぬまま・・・
ま、いいっか。
で、去年スースレで釣れたカーブに絡むサンドバーでスーキラを投げると魚の感触が多数あり。バス?ヘラ?
そして、数投目にビッグバイト~すげー重いんで・・・
やっぱりヘラスレorz
恥ずかしくて魚体が見えないようにこっそりネットに入れてこっそりリリースしたので周りに浮いていたボートがどんどん寄ってきたぜ~
昼前からは天気がよくなり気温も上昇。トレーナー一枚で十分の温かさに。おそらく地上にいたら「今日は釣れるだろうな~」って妄想しがちな天気だけど現実は甘くなく。
で、昨日abeちゃんがI字系で炸裂したというストレッチへ到着。基本的に今回はミノー・シャッド縛りなんんだけども、ここは完全にオレの趣味の釣りにシフト。
んが、ってこの水色でバスが見えるワケ?
確かにabe艇とオレのレンタルボートではデッキの高さ=視点の高さが全然違う。でも、この水色でバスが見えるならスーパーサイトマンだな、って尊敬する。オレにはなんにも見えないし、この水色でI字形の釣りが効くなんて、まーーーったく思えない。
100mほどガン見したけど、バスどころか、ベイトのべの字もナッシング。来る途中の橋下でオイカワらしき魚を2匹みたけど、それ以外なにもなし。
たまに水面で動くのはアメンボのみ。あとはボトムから湧き出る泡は超たくさん。
かなり遡ったけど、スレ掛かりのヘラ1匹、オイカワ2匹がオレの見た魚のすべて。あとはアメンボと鳥、そして岩盤にいる亀しか生き物が居ないぜ~
やたら亀がいた崖崩れポイント。ジグで様子見すると沖まで岩が入ってていい感じ!ワームをじっくりやったら釣れるのかもだけど、今のところライトリグは封印中。
いつか水色が変わることを祈りつつ遡上。
だんだんと流れが速くなってきた。何本目か忘れたけど赤い橋が出てきた。ここでabeちゃんに電話してみる。自分の居場所を説明し、あとどれくらい遡れるのか聞いてみた。ら、まだまだあるけど魚が薄いってことなんでUターン。
で、ここで遂にエレキが動かなくなる・・・・
朝から、稀に回らなくなることがあったけど、今回は本格的にダメ。30分以上動かない。しかもこんな上流で。どーすんべ?
とりあえず川の流れに身を委ね飯を食う。
過去にも何度かあったけど、湿気が怪しいのだ。天気がいいのでほっとけば乾燥して自然治癒?
何度か叩いたり蹴ったりした直った!
驚愕の事実を知る
エレキ故障の時点ですでに帰りたいモードだったけど、なんたって今日は暑いくらいの天気なんで、午後からは期待できそう!って思ってたけど、川の途中でガイド中のabeちゃんと遭遇して驚愕の事実を耳にする・・・
なんと、abeガイド、まだノーフィッシュ!
じゃーオレに釣れるワケねーorz
昨日I字形爆発したらしいストレッチに行こうって言われて邪魔にならない距離であとを付けてみる。でも反応無し。
訪ねてみる。
「abeちゃんはこの水色でもバス見えるわけ?」
答えはNO。あー良かった超人ではなかったよ。
で、昨日はワカサギの群れが入っていて、あちこちでボイルしてたらしい。今日はその気配すらないと。なるほど納得。それが分かっただけでもヨシとしよう。
abe艇と離れ本湖へ。
途中で某トップ50プロその1艇とすれ違う。さすがの氏も今日のこの状況じゃ苦戦中っぽい。これ以上上がってもアメンボしか居ないことを告げる(笑)。で、モーターガイドサポートプロなので、エレキの故障について相談させてもらう。さすが!的確なお答え!
おそらく修理が7万円コースだ、ってことは綺麗に忘れることにしよう・・・
境橋上流で今度は某トッププロその2と遭遇。すでに2匹釣っているらしい。でも、本人でなくバックシートの友人が(笑)
当の本人は高滝湖5連敗中だそうで・・・。
2艇で加茂橋へ。なにも起こらず・・・・
15時頃だったか、いい感じに風が吹いてきたけどやっぱり何も起こらず。
某トッププロその2は気持ちが折れてここで納竿。釣れないのはオレのせいだと捨てゼリフ&ブログ書き。
オレも、帰りたい、ってか朝8時で靴下が濡れた時点で帰りたいくらいだったけど、明日もあるし帰れない!
最後の最後に
もうやるところが無いのでもう一度古敷谷へ。
かなり心が折れているのでライトリグ投入。ジグヘッドのフォール中にラインが走った!
けど、よそ見しててハンドルからも手を離していてフッキングが間に合わずorz
やっぱり魚はいるっぽいんでちょっと粘ったけどダメ。
いよいよ終了時間も迫ってきた。
朝イチ(たぶんヘラだけど)やたら魚に触れた感触があった古敷谷のカーブに行ってみる。
で、その一投目・・久々の生命感!この軽さはヘラじゃない!
やーっと釣れた。涙の1匹・・・・。痩せてて小さいけど、嬉しい1匹!
終了間際になってようやく
ほっとしつつも下流へ下る。で、ボートレンタルが17時半までなんだけど17時を過ぎたら突然ベイトフィッシュが浮きまくり!ハッチが始まると5cmくらいの小さい魚が水面に波紋出しまくりですよ。今更・・・
で、ボートを桟橋につけて後片付けしてると桟橋周りではボイルしまくり(笑)
そんなもんっすよね~って感じ。
ちなみに、abe艇は15時くらいまでノーフィッシュだったけど、その後夕方にプチフィーバーして船中6匹までいったらしい。某トップ50プロその1も3匹だったそうなんで、天気は良かったけど、やっぱり今日は何故か釣れない不思議な日だったようです。
過去に何度か書いてますが・・・オレの西湖観察記憶によれば、3~4月にワカサギ絡みでいい感じで釣れていても、その後、暖かくなると、ある日突然バスが浅いところから消えて、まったく釣れなくなって、すこしするとあちこちにネストが出来る、って感じだったんで、今の高滝も冬~春の食べ盛りと産卵のちょうど合間なんじゃないの?的な印象だったけど、本当の所はどーなんでしょうかね。それは神の味噌汁。いや神のみぞ知る。
夕飯はabeちゃんに付き合って貰う。I字形の超コアな会話をしつつシークレット的な誘導尋問される(笑)。「え~、そこまで気づいて実践してるのはトップ50メンバーでもたぶん2~3人しか居ないっすよ」ってお褒めの言葉を頂く(嬉)。でも、オレの場合はやっている時間が長いだけ。トップ50クラスになると、オレの数年分を数日でマスターしちゃうのが恐ろしい所!彼らは本当にやばいぜ~