釣り人へおすすめ、クルマの荷台にLEDライトをつける
クルマの荷台、いわゆるラゲッジルームについてる電球って概ね暗くないですか?釣り人は暗い時間に準備することがあるけど、クルマにデフォでついてるライトは暗くてどうにもなりませんよね。夜釣りメインのソルト系の釣り人ならかなり豪華なライトシステムをつけてると思いますが、バス釣りの人はそこまで本格的じゃなくても、ちょっと明るめのライトが欲しいと思われます。そんなわけで前世がイカ並にLEDライト好きなオレが格安で簡単にラゲッジルームをLED化する方法を書こうと思います。
ただしクルマのカタチによってラゲッジルームの構造が違うので注意が必要です。ここに書いてる例はマツダデミオ・ルノールーテシアの「ハッチバック」というカタチのクルマです。ハッチバックはラゲッジルームにトノカバー(蓋みたいなの)がついてて、カバー裏にLEDテープライトをつけています。ハッチバック以外だとワゴン系もトノカバーついてると思います。が、釣り人に人気のSUVタイプとか箱型バン、軽自動車は構造が違うと思われるので、ここに書いてる方法だとダメかもしれませんが、一応参考までに目を通してみてください(*´ω`*)
完成後はこんな感じです↓
ルーテシアのラゲッジにつけたled pic.twitter.com/mFAVWRsut7
— Hiro⭐Toga (@redpeppers) February 27, 2020
用意するもの
- LEDテープライト(amazonで1000円くらいで買えます)
- 電線を加工する道具
Amazonで12VのLEDテープライトを探す
1のLEDテープライトは電源ケーブルが長めのやつを買うと良いです。長さはトノカバー裏に付ける場合は1mくらいあれば大丈夫です。最近はUSBから電源をとる5Vのタイプも多く売られているのですが、今回は12Vのやつを使います。amazonで「12V LEDテープライト」で探します。
すると釣り糸みたくスプールに巻かれたタイプがいっぱい出てきます。が、これらは概ね5メートルくらいある長いやつです。ラゲッジルームには長すぎるのでパス。1mくらいの白色を探しましょう。今回ルーテシアにつけたのは以下の商品です。
LEDテープライト (1本) 12V 高密度(240LED/m) 防水 1チップ 100cm (白ベース) 発光色:白色
↑これはLEDの間隔が狭くて遠目でみるとつぶつぶでなく線状に見えます。
白を買ったけど↑のようにちょっと青みががっていました。まだ取り付けて数日仕方ってないので耐久性とかは不明です。なので、この商品が絶対におすすめ!っていうわけではありません。
デミオ用に「国内検品」を謳う商品を買ったけど1年後に半分くらい点かなくなったっていう経験もしてるので、正直どれを買っても品質には大差ない気がします。もともと安いんで壊れたらまた買えばいいやくらいの気持ちで行くと良いです(*´ω`*)
なお、めっちゃ明るいのが欲しい!っていう場合はLEDライトが2列になっているSMD5050という品番のを探すと良いです。
↑2列のSMD5050。
5mタイプしか売ってませんが、大型車ならこのタイプをラゲッジルームの側面や手前・ドアの内側とかに張りまくるのもありかもしれません。
ラゲッジルームランプから電源をとる
ってことでLEDテープライトの準備が出来たら取り付けです。電源をラゲッジルームランプから取るのがポイントです。これをすることによって荷室のドアを開けるとLEDがつくようになります。
↑純正ラゲッジルームランプ。これは端っこにヘラ・マイナスドライバーを差してやると案外簡単に外せます。そして、ランプのところに赤黒の電線が来ています。この線にLEDテープライトの線をつなぐだけでOKです。問題なのはLEDテープライト側の電線が邪魔で純正のライトユニットが閉まらない事。上図はデミオですが、ライトユニットに穴をあけてそこから電線通しています。
↑これはルーテシア。純正ランプユニットを外して電線を分岐させようとして電線の皮だけ剥こうとしたら中の線まで切っちゃったw なので、純正ランプユニットは取り除いてます。こんな事ならないように注意しましょう(*´ω`*)
純正の電線は短いので、作業はやりづらいです。ヘタするとオレのように切っちゃいます。配線コネクタという専用の部品もあるんでこれを使うのも手です。
そんな面倒な作業をしたくなくてラゲッジルームにシガーソケットがある場合
配線が面倒でラゲッジルームにシガーソケットがあるケースなら・・・
買ったこと無いけど↓こういうお手軽商品もあります。
もしくは電源スイッチ付き*のシガーライターソケットとLEDテープライトを買うっていう手があります。
※電源スイッチ付きじゃないとハッチを開けた時とライトが連動しないから。
なお、車メーカーによってラゲッジルームのシガーソケットがどんなタイミングで通電するか違うはず(常時通電かACCオンで通電か)ので、事前に確認したほうが良いです。
テープライトは固定が大変。最初からついてる両面テープは信用できない
電源ケーブルをつないだらあとはクルマにLEDテープを貼るだけですが、実はここが一番の難関です。殆どの場合LEDテープライトは裏面に両面テープがついてます。やれスコッチだのやれ「超強力両面テープ付き」だのと販売店は宣伝しますが、実際は役に立ちませんw 最初は良くても日にちが経つと剥がれます。特に夏場の高温に弱いです。
↓これはデミオの写真です。デミオのトノカバーは樹脂っぽい素材なので、両面テープとの相性はヨサゲでした。が、1週間で剥がれた。なので脱脂スプレーも買ってスコッチの超強力両面テープも追加で買ったけど熊谷の猛暑には勝てず夏に剥がれましたw
結局今はこんな状態↓。梱包用の普通のテープで貼ってますw
見た目がひどいことになってますが、基本的にトノカバーの裏面なので見えません。余談ですがデミオはトノカバー裏と両サイド・手前側にもLEDテープ貼っていました。完成時は凄い明るくてよかったけど、やっぱり実際に釣りに何度も行って荷物の出し入れを繰り返すと、どうしても左右・手前のLEDに荷物が当たったりして断線したりのトラブル頻発で今はトノカバー裏だけにしています。
LEDテープライト剥がれの解決策は魔法のテープか?
ルーテシアの場合、トノカバーの表面が布?カーペット的な?なんて云ったらいいかわからんけど、ともかく両面テープがつかなそうな繊維状のやつです。なので、これを介してみました。ネットでちょいちょい見かけるアクリルゴムの「魔法のテープ」っていうやつ。
OTOKU 両面テープ 魔法テープ テープ 超強力 のり残らず 繰り返し はがせる 防水 耐熱 強力 滑り止め 洗濯可能 多機能 多サイズ 家庭 オフィス 寮 学校 会社 工業用など
これをトノカバー裏に付けて、その上にLEDテープを貼っています↓
↑テープ上下の透明なのが魔法のテープ。
今の所問題ないけど、真夏の暑さでどうなるかは未知の世界です。夏頃また報告します。
という訳でLEDテープをトラブルなく固定する方法はまだ見つかっていません。が、本当のところ言うと、LEDテープライトがいつ故障するか解らないので敢えて完全に固定してないのです(*´ω`*)壊れたら張り替えれば良いやの精神でやっています。
というわけで長々書いたけど、実際の作業は長くても30分はかからないです。電源分岐が慣れないと時間かかるかもですが、慣れれば10分くらいで出来ますよ。
あと赤黒の配線が剥き出しで美しくない、っていうときはちょっとお金かかるけど黒いケーブル買ったりすれば良いと思います。他にもあると便利な道具を以下に載せておきます。
LED化にあると便利な工具
エーモン マルチコアケーブル(2芯) 0.2sq相当 5m 2808
ややマットなブラックでいい感じの見た目。ケーブルがしなやかで取り回しもグッドです。
電線の皮むき器。これあると作業時間が大幅に短縮されます!ラゲッジルームの為だけに買うのは高いけど・・
普通に100均の絶縁ビニルテープでも良いんですが、これがあると更に美化UP。
という感じで上記はあると便利な道具です。無くてもラゲッジルームのLED化はペンチ1本でなんとかなります。やってみたい方は自己責任でぜひトライしてみてください。
最高の手抜き作戦は5VのLEDライト&モバイルバッテリー作戦
つってもこの手の作業が苦手っていう人は多いですよね。オレも3年前まではそうでした。どーしてもこんな作業したくない!もっと簡単にラゲッジルームをLED化したいっていう人はこういう類のUSB・5Vライトとモバイルバッテリーを組み合わせるのが最高の手抜き方法かもしれませんね。
素敵なLEDライフを(・ω・)ノ
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