2007年10月30日(火)腰越のカワハギ
『気の持ちよう』
今シーズン初のカワハギ釣り!すっかり熱も冷めたカワハギ釣りですが、この3年カワハギ病にうなされまくっていたタカヒロBが、どーしてもオレをやっつけたいらしく、渋々?行ってみました。なんだかバス釣りシーズが終わった途端、各方面から別魚種のお誘い電話が多いんですけど。オレはバスLOVEだってーの!でも、その前にタダの釣り好きオヤジなのでお断りはしませんので、今後ともお誘いください。
腰越好調
メンバーはタカヒロBとコミさん。そして、オレの釣り読者の皆様には馴染みが深いであろう、UshiとTacoぺ。Ushiさんはすっかり山男になり、今回が今年2回目の釣り。Tacoぺさんは、何やってんだかしらんけど、今年の初釣り!
そんな訳で平日にも関わらず、5人が集結した。で、船宿行ってビックリです。平日なのに満員御礼で、急遽もう一艇出船とか。
これは、俺等もそうだけど、ネットで「腰越絶好調」情報が流れているからでしょう。同じ相模湾でも、腰越だけは他を圧倒する数が出ているようです。ネットの普及で、色々便利にはなったけど、船宿さんも大変だなーって思います。釣れているときは良いけど、駄目なときは全く客が来なくなるんでしょうね。
そんな訳で週末の台風で少し釣果が落ちたようだけど、客数の多さにビックリした次第。
7時出船。間もなくポイント到着。開始後、Ushi君とオレが良いペースで釣れた。オレに釣り勝とうと必死のタカヒロさんはノーフィッシュ。テンパリ過ぎなのが端から見てもすぐに解ります。
「オレはレジャーで来てるんだから!」って言うと「カワハギの時はトーナメンターですよオレ」とワケワカラン事を言って超テンパリながら釣りしてるタカヒロさんですが、その殺気が駄目なんでは?
メンタル
オレが3匹ほどプチ連発。4匹目も来た!って思ったら、大きなサバフグが釣れちゃった。なので「あ、これで流れが変わったね。もうオレには釣れない。今から流れはタカヒロの番だよ」って敢えて言ってみた。そしたら、見事にその通りの展開になるから面白い。
オレの左にTacoぺ、右がタカヒロだったんだけど、2人だけ新製品の船縁に乗せるトレイを使っていた。それを使っている2人だけがしばらく釣れなかったので「ソレのせいじゃね?」って冗談で言ってた。で、Tacoペがソレを海に落としちゃったので「たぶん次の一投で釣れるよ」って言ったら本当に本日初ヒットとなった。
しばらく釣れていなかったタカヒロのケイタイが鳴った。敢えて口にはしなかったけど「話中に釣れる」と予感したらやっぱり釣れた。
またまた例に出して申し訳ないけど、前出の1匹以来全く釣れていなかったTacoぺを見かねてタカヒロBがロッドを貸してやった。案の定、変えた一投目に釣れた(その後は沈黙)。
オレもしばらく釣れない時間があったので、気分転換にタバコに点火しようとしてたらやっぱり釣れた・・・・
またまたまた例に出して申し訳ないけど、釣れないのでLOW方面に向かって黙々と釣りをしてるTacoぺに話しかけると、そのタイミングで釣れる。
等々枚挙にいとまがない程、メンタルって釣果に影響するなーって出来事が盛りだくさんでした。
バス釣りでも似たようなよくある。でも、バスの場合は釣り方・タックル・ルアー・アクションの組み合わせが無限に近いほどあるので、一概に比べられない。でも、カワハギ釣りは、全員肩を並べて全員同じエサ・仕掛け。タックルもほぼ一緒。お互いのエサの位置なんて1mも離れてない。だから、ものの見事に解るんですよね。本当に面白い。
楽しいレジャー
そんなわけで前半は良いペースで釣れたオレだけど後半はイマイチ釣れず。上で書いたような事は重々解っているけど、釣れないときはやっぱり焦っちゃったりして、更に釣れなくなる悪循環。オレはノーバイトなのに横のタカヒロが4連発なんてしたら、混乱してドーして良いか解らなくなる。でも、オレはあくまでレジャー!楽しんでいれば釣れるようになります。
結果、オレ29匹、タカヒロ27匹。で、17匹、9匹、7匹って感じ。
道具はみんなほぼ一緒。釣りの腕ったって、みんなバス釣り経験者だから、下地はじゅうぶんにあります。カワハギ釣りの回数だってそんな変わらない。だから、腕の差なんて殆ど無し。カワハギ釣りはバイトが解る・解らないの差は多少あるけども、それにしても、腕の差なんてそんなに無いはず。なのにこれだけ差がつくのは本当に広い意味での「気」の関係だと思うんですが、どーなんでしょうか?
スピリチュアル的なアレは全く信じないし関心も無いオレですが、魚相手だと「あるな」って思う今日この頃です。