ジャークベイトの代替という位置づけでのDEPSデスアダー5インチノーシンカー
そんなわけで猫やらWEBやらクルマやらカワハギのネタばっかりですいません。たまにはバス釣りのことも書いてみます。
近年のオレのマイブームなデスアダー5インチノーシンカーリグについて書いてみようと思います。
ただし、やり込んでいる4インチとは違って、まだまだ未開拓です。タックルセッティングも全然決まってません。
なんだけど、まーまーいい感じに釣れたことが何度かあったので書いてみます。
タックルについて
基本はベイトタックル。ロッドはMLかM。竿先を下に向けて操作するんで6フィートちょいですかね。リールはPX68がメイン。ラインはフロロの10lbsが基準。
フックはデコイカバーフィネスワーム105がメインだったけど、2013年はエンジンのスタジオ100カスタムフック タイプ1 ワッキースタイルっていうガード付きマスバリもちょいちょい使ってます。サイズはデコイので1/0。
たまにボートシーバスロッド PE1号も。
この手の釣りはフックとラインの重さがキモになるんですが、まだまだ煮詰められてないです。
使いドコロ
シャローで小魚を狙っている魚を狙います。
使い方と狙いのアクション
いわゆるソフトジャークベイトの釣りです。が、オレの中では止まらないビーフリーズのイメージです。ソフトジャークベイトっていうと、スラッゴーとかバシャシャシャシンとかフルークとかのトリッキーな3Dアクション的な使い方が多いわけですが、それはそれで、デス5の場合はあくまでも「止まらないビーフリーズ」のイメージです。
ビーフリーズ、、、って、もしかしたら知らない方も居るかもしれないので・・・
ラッキークラフト社のショートリップミノーのことです。元祖モデルであるビーフリーズ78SPはトィッチすると比較的キレイに左右にキュッキュッと動きます。上下運動があんまりなくて、同じレンジをキープしつつも、左右に動いて、ピタっと止まります。止まった直後にブルっと震えるのも素敵です。確かこのルアーが売りだされた頃のコピーに「水中ドッグウォーク」ってのがあったはず。まさに水の中でペンシルベイトのように左右に動きます。ペンシルベイトとの違いはピタっと止まること。
で、このビーフリーズの動きが大好きなオレなのですが、それに近いことをワームでやろうとすると、デスアダーノーシンカーになるんです。で、先にかいたように「止まらないビーフリーズ」ってのは、ロッドワークを止めても惰性でスーっと動く訳です。
大事なのでもう一度書きます。狙いは上下に暴れさせないで、横にだけ動かすのが理想です。
もちろん、バスの活性が高い時は3Dアクションするフルークとかスラッゴーで爆発するときもあります。もっといえば、それらプラス、フォールでも抜群の威力を発揮するヤマセンコー5インチも劇的に釣れますよね。
状況に応じてどっちかがハマると思うんですが、デスアダーの場合はどちらかと言うと「おとなし目のアクション」が効く春先などに威力を発揮する気がします。事実、4月の八郎では爆裂しました。なお、そのような状況下では普通にジャークベイトでも釣れます。ジャークベイトをロングポーズしないと釣れない時とか外掛かりが多発する状況ではワカリマセンが、普通のテンポなジャークベイトで、普通に口の内側に掛かって釣れる時は、このデスアダーNSも効果的な気がします。
ジャークベイトとの使い分け
ってことで、ズバリ、俺的なベスト投入シチュエーションは
(1)ジャークベイトがハマっているんだけども、魚の居場所が浅すぎるとき
(2)引っかかり物が多くてジャークベイト投入するのをチュウチョしちゃうとき
この2つです。春の86でこの2つが該当するケースが多いってのもあるんですけどね。水深数十センチのところだといくらショートリップとはいえ、着水直後にほんのすこしだけ潜らせてロッド立て気味でトィッチしないと潜りすぎちゃうことも。ルドラサイズでアピールしたくても、さすがに水深30cmだとツライ。そんなときが出番です。また、カバー周りのカバークランクならぬカバージャークベイティングは釣れるけども、神経が磨り減っちゃうw。あげく岸スレスレにキャストを決めないと釣れないことも多々あるんで、トレブルフックものをキャストする勇気が無い・・・。浅すぎてボートを寄せられない場所も多々あって。そんな時もこのデス5NSが威力を発揮します!
そしてもう一つの最大の特徴は「I字引きもできること」
ガード付きマスバリを使う理由
この手の釣りではオフセットフックを使うのが常識です。が、敢えて大きいマスバリを使っています。一つ目の理由はほんのすこしだけ前方重心にしたいこと。このワームのサイズでオフセットだと3/0とか4/0がマッチするんですかね?そうなると、やっぱり少しだけ重心が後ろに来てしまいます。そうなると、止めた時に真下~後ろ方向へ引っ張られる感がでちゃいます。それが釣れるときももちろんありますが、できれば「限りなく水平に近い状態でちょっとだけ前へ、そして限りなくゆっくり落としたいん」です。言葉で説明するの難しいんですが、、、。連続トィッチで釣れる時は、そこまで気を遣わないけど、低水温時はI字引きも織り交ぜます。i字引きというよりも、リールは巻かないで、釣り人側はポーズしてる状態で、ライン・フック・ワームの重さで自然に超ゆっくり真っ直ぐ泳がせる感じ。
その動きを出すには3/0くらいのオフセットよりは1/0くらいのマスバリが適してる感じです(まだまだ煮詰めてませんけどね)
で、ガード付きであるもう一つの理由、それは根がかりを防ぐ・・・・ってのが一般的ですが、それは二の次。もちろん、根がかりを防ぐ効果もありますが、それより大事なのはワーム前方にかかる抵抗です。特にデコイの105は太めの樹脂製ガードとそれを固定するゴム?的なのがついてて、明らかに水の抵抗を受けてます。そのことによって、自分側に寄ってくるスピードをちょっと抑えられます。それはトィッチで使う時も効果があって、オフセットフックの時よりも、動きのキレが少し悪くなります。キレが悪いのを逆手にとって「おとなし目のアクション」をつくるイメージですかね?
デスアダーである理由
何故にデスアダーか?
(1)左右に動かす時はできるだけ上下に暴れてほしくない
(2)可能な限りゆっくりじっくり水平やや頭下向けで泳がせたい
(3)動かした時の移動距離を抑えたいというか、できるだけ釣り人側に寄ってきてほしくない。
ってことを踏まえるとデスアダーは水平セッティングにしたとき上下対照の断面になるんで(1)に作用します。対局は逆三角形のスラッゴーとかですね。
ゆっくり動かした時は、なんて言うんだろう?水絡み?水馴染み?が重要です。重すぎず軽すぎずな比重で、なおかつボディー全面にはいってるリブが抵抗になるのか、ともかく「水馴染み感」が理想的なんdeath。これは4インチでも3インチでも求めるところは一緒ですが、5インチのほうが、まったり動かせる感じです。4インチのほうがクィック。(3)はボディーのリブとか前出のガード付きマスバリの抵抗もあってのことだと思います。
まだまだ開拓の余地あり
そんなわけで現時点での俺なりの使い方を書いてみましたが、書いてる途中で春先のことばっかりになってましたw もちろんハイシーズンでも釣れます。その時はオフセットでもOKです。が、そんなシチュエーションではセンコー5インチとかフルークとかでも釣れる気がします。あくまでも、この釣りが威力を発揮するのはちょっと水温が低めなんだけど小魚を気にしてる時ですかね?俺の経験だと。
4インチも概ね同じイメージで使ってますが、ベイトタックルで使えて大きくて太いマスバリが使える5インチが大型化した近年の八郎潟では欠かせない感じです。
けど、何度も書いてますが、まだまだ5インチは未開拓です。そもそもステインウォーターな八郎で多用してるんで、ぶっちゃけ細かいアクションをじっくり観察したことはないですw なんとなくのイメージで書いてみました。フックとラインについてはもうちょっと色々試せば更に理想的なアクションが出せるかもです。春八郎のシャローで炸裂!っていうタイミングに当たること自体まーまーレアなので、数年かかるかもしれませんが、理想的なセッティングに出会えたら続編を書こうと思います(・ω・)ノ
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