初体験!深夜高速バスで埼玉から京都に行ってみた
琵琶湖に行くために人生初の深夜バスにトライしました。割りと使っている人も多いと思いますが、オレみたいに初体験の人は色々不安だと思うのでその時が来たときのために書いてみます(*´ω`*)
最近は若い女性の利用も多くてそれ向きの多機能・快適な深夜バスもあるようですが、オレが今回乗ったのは普通の深夜バスです。よって装備は一般的なものと思います。
乗るバスを探して予約してみる
自宅(埼玉県熊谷市)から琵琶湖の西岸(堅田)まで行くのが今回のツアー。さすがに熊谷ー>堅田直通はありません。ネットで探した結果、見つかったのは群馬から京都~大阪に行く日本中央バスという会社の「シルクライナー」。群馬の前橋始発で群馬県内をぐるぐるまわって館林から一気にさいたま新都心駅へ。そっから高速道路で一気に京都まで行く行程。
前橋バスセンター 停留所 |
前橋駅南口 停留所 |
パーキング新前橋 停留所 |
新前橋駅 停留所 |
パーキング日高 停留所 |
高崎バスセンター 停留所 |
高崎駅東口(ヤマダ電機側) 停留所 |
高崎駅西口(7番のりば) 停留所 |
藤岡インター 停留所 |
日本中央タクシー富岡営業所 停留所 |
安中市役所 停留所 |
磯部温泉入口 停留所 |
松井田仲町 停留所 |
伊勢崎駅南口(3番のりば) 停留所 |
桐生駅南口 停留所 |
太田駅南口 停留所 |
BUSターミナルおおた 停留所 |
大泉町役場 停留所 |
邑楽町役場 停留所 |
足利市駅前 停留所 |
佐野新都市バスターミナル 停留所 |
館林市役所 停留所 |
さいたま新都心駅東口 停留所 |
金山駅南口 停留所 |
名古屋駅太閤通口 停留所 |
JR奈良駅東口(4番のりば) 停留所 |
京都駅八条口(G2番のりば) 停留所 |
大阪OCAT 停留所 |
残念ながら熊谷はスルーなので電車でさいたま新都心駅まで行って乗ることに。全席予約なのでネットを彷徨ってJTBのサイトで予約しました。支払いはその時点でクレジットカート払い。
予約確認メールが届いてスマホでメール文中のリンクをクリック、パスワードとなる携帯番号を入力するとチケットが画面に表示される仕組みでした。
なかなか良くできてますね。ただJTBの予約サイトの作りがちょっと古いかなー。
座席指定はなし
予約はしたけど座席指定はこの時点では無いようです。果たして・・・自由席なのか?
ドキドキしながらさいたま新都心駅へ
この前、葬式で久々に電車に乗ったけどもwith嫁でした。一人で電車に乗るのはちょう久々でドキドキw これでも昔は普通に東京のサラリーマンだったんですけどねw
iPhoneにSUICAアプリをインストール。iPhoneを英語モードにしてることにちょっとだけ後悔しながら、なんとなく設定完了!支払い方法の設定などもAppleペイと連動してて、めっちゃ簡単にできました!って英語だったので勘でやったけど(*´ω`*)
でも、チャージ完了したらアプリが日本語になりました!
ってことで嫁に駅まで送ってもらい、超~ドキドキしながら駅の改札でiPhoneをタッチ!通れたーーー!
てことで、40分ほど電車に揺られて「さいたま新都心」駅へ到着。
あーーここクルマでは来たことあるわ。さいたまスーパーアリーナのところね。事前に何度もGoogleマップの衛星写真で確認した東口バスのりばへ。
バスのりばはガラガラ。オレが乗る5番乗り場に一台だけバスが停まってた。けど、それはオレが乗る1本前のやつ。10分ほど待ってオレが乗る号がやってきた!
それに乗るのは若い女性2名とオレの合計3名。大きな荷物がある人はバスの下に入れられるみたい。
運転士兼、係員が入り口に待機してる。チケットの画面を表示して係員に見せる。
え?オレなんか間違えた?っていうくらい、係員はオレの画面をずーーーと凝視してた・・・ドキドキ・・・
あ、問題なかった。
係員が手に持っているチェック表みたいなのと照合してるみたい。で、「4番の席でお願いします」って言われた。
なるほど。電子チケットと手元の予約票をここで照合し、この場で席を割り振る仕組みなんですね。だからけっして自由席って言うわけではないようです。
乗ってみた
シートは横に3列のタイプ。
オレは前から2列め。進行方向向かって右。一番前の列は誰も乗っていません。あとから乗ってきた若い男性2人組がオレの左側へ着席。
詳しく見てないけど、空いているので一列づつ飛び飛びで乗車してる感じでした。だから、前後の人の足やリクライニング角度に気を遣う必要がないのは良かったです。
準備も何もできぬまま発車・・
世の中には「いつでもどこでも簡単に寝れる人」とそうでない人がいますがオレは後者。多くの場合寝れません。特にバスなんて絶対に寝れない自信あり。
ってことで眠れない対策を色々してきましたよ。
(1)タブレットに映画をいっぱいダウンロード。イヤホンもばっちり。
(2)タブレットのDマガジン(雑誌読むアプリ)に雑誌をいっぱいダウンロード
(3)耳栓
(4)アイマスク
が、しかし・・・・
バスが発車した直後、消灯・・・w
しかも窓全面カーテンで締め切られてまじで真っ暗!!!
とてもじゃないけど7インチのタブレットを開ける状況じゃありません。てか、まじで真っ暗でカバンの中から何かを取り出せる状況でもないっていう・・・
失敗したぁぁ。まさか発車直後からこんな状況になるとは・
エアサスの揺れに酔いそうになるもすぐに高速道路に乗ったみたい
真っ暗でなにも出来ないのでとりあえず画面をめいいっぱい暗くしたiPhoneで暇つぶし。嫁に無事に乗れた旨を報告してたら、バス特有の揺れでちょっと乗り物酔いしそうになるw
しまったーーー。そーいえばバスって揺れるのよね~。この状態で下を向いてiPhoneしてると酔いそう。
どーしよ?って心配したけどものの数分で高速道路に乗った気配あり。カーテンで視界遮られているけど、オレの横に5cmほど隙間があってそっから外が見えます。
いや、暇つぶし道具がなくても、ぼーっと外の景色見てればOKだけど、それも出来ないんですね深夜バスって。わずかな隙間から様子を伺うだけでした。残念。
首都高でやや混在しノロノロ運転の場面もあったけど東名にはいってからは順調でした。
静岡県の富士川で一回めの休憩タイム
23時55分にさいたま新都心を出発し2時30分に待望の休憩タイム。パーキングに入るレーンに入った気配を感じてGoogleマップを見たら富士川パーキングエリアでした。モゴモゴしててちょっと何言ってるか分からないアナウンスとともにドアが開いたので下車。他の乗員、みんな爆睡してるかと思ったけど、かなりの人数が降りてました。
ちなみにトイレはバスの中にもあるけど、おそらくかなりの簡易タイプだと思われます。ウォシュレットは当然ないでしょう。ウォシュレットないとツーケーのナーアーを破壊してしまうリスクを抱えているんで、パーキングエリアのトイレでまったり(*´ω`*)
今回の旅で気づいたけど、JR界隈のトイレにウォシュレットついてないんですね。高速道路のSAPAはほぼほぼ完備してるんで油断してましたわ。
10分ほどの休憩のち再出発。で、たぶんですが、このタイミングで運転士さんが交代したような感じでした。
で、このタイミング(照明がついてる)で耳栓とアイマスクをバッグから取り出して準備完了!
けっこう飛ばしてる
けどやっぱり寝れない。
周りはみんな寝てる感じなのでiPhoneを夜間モードに設定。あ、知らない方のために説明すると、iPhoneは画面の色を反転させるさせる機能があります。
設定>一般>アクセシビリティ>ディスプレイ調整>色を反転
でできます。その状態でスクショとっても反転してない状態なのでサンプル載せられませんが、フォトショで再現したのが以下。
ツィッターアプリには夜間モードってのがあるけど、他のアプリにはないので、ディスプレイの明るさが人の迷惑なりそうなときはこの機能を使うと良いです。
そんなこんなで横に長い静岡県を走ってるわけですが、けっこうスピード出てる感あり。GPSアプリで測ったら概ね94~97キロでした。バスってオートクルーズ機能ついてるんですかね?オートクルーズで100キロに設定してる風な速度でした。
で、カーテンの隙間からチラ見してると、高確率で追い越し車線を走ってますw
常日頃、追い越し車線からなかなか退かないトラック・バスを見てイライラしてますが、まさか自分が乗ってるバスがそうだっていうものw
追い越し車線はあくまでも「追い越しのときに一時的に使う車線」ですからね!
ま、東名なので走行車線はトラックが列をなしててやむを得ず右車線走ってるんでしょうけどね。
ちなみに新じゃなくて従来の東名を走ってました。
4時に愛知県を通過。
アイマスク装着して寝る努力するけど、やっぱり寝れない・・・
高速バスの走行ノイズ
音が気になる人も多いと思います。音で寝れないっていう人も。高速バスの音を録音してみました。
ブログネタ pic.twitter.com/UVYyk1JVeF
— HiroToga (@redpeppers) 2017年12月15日
ちなみに座席は前から2番め。
乗用車だと「エンジン音」「クルマによっては排気音」「ドアミラーの風切音」「タイヤのロードノイズ」が主な音だと思うけどバスの場合、エンジン音はあんまり聞こえず(座席位置依存かも)。風切音もほぼなし。タイヤの音が一番聞こえます。全国の高速を走った経験からして、東名は比較的静かなアスファルトを使ってますが、それでもけっこうロードノイズはうるさかったです。
で、乗用車にはないけどバスにあるのがボディーが軋む音?あっちこっちでギコギコ鳴ります。特に路面が悪いところは顕著。あとは、カーテンの留め具が揺れる音とか。
そして公共交通機関ゆえのノイズが「イビキ」「せき」ですが、今回は幸いなことにかなり静かでした(*´ω`*) 約一名鼻息レベルの静かなイビキくらい。
で、それらのカチカチ・ギシギシ系の高音は耳栓でカット可能です。耳栓すると世界が変わるw でも、低音のロードノイズやエンジンの唸りみたいなのは少し聞こえます。
あ、ちなみに乗車中は禁酒です。そこが電車と違って素敵です(*´ω`*)
二回目の休憩タイム!
新名神でなく名神コースみたいで2回めの休憩は多賀サービスエリアでした。雪が残ってた!
ここでも10分ほどの休憩。さすがにここで降りた人はあんまり居なかった。みんな寝てるみたい。いいなぁ。
休憩を終えてバスに戻ったら・・・
運転士さんがステアリングに上半身を被せて仮眠してた!
マジかよ!ww 大丈夫なん?運転変わる?(嘘)
でも、発車したら相変わらずのハイペースで運転してました。
多賀サービスエリアの休憩が朝の5時。冬なので真っ暗だけど、それ以外の季節なら明るくなっている時間帯。そんな季節でもカーテンは閉めっぱなしなんでしょうね。それだけが残念です。ま、滋賀は過去に何十回もクルマで行ってるけども「車窓の風景が一切見れない旅」ってのも、ちょっとさみしいです(*´ω`*)
ついに京都に到着!
シルクライナーには以下の停留ポイントがあります。
金山駅南口 停留所 |
名古屋駅太閤通口 停留所 |
JR奈良駅東口(4番のりば) 停留所 |
けど今回の乗客でそれらを使う人が居なかったようでスルーでした。てか、もし名古屋で降りる人がいたら一旦高速降りるんですね。で、奈良で降りる人がれば、京都より先の奈良まで一回行くんですね。
ってことで予定時刻より15分ほど早い6時55分に京都駅に到着!俺以外に2~3人降りたかな?
いやぁ結局一睡もできなかったw
深夜バスも格安のやつだと3000円とかもあるみたい(詳細不明)だけど、オレが乗ったのは埼玉の大宮から京都まで8200円。新幹線だと13000円くらい。半額とは行かないけど、まーまーお得ですね。オレみたいに寝れない人じゃなかったら寝てる間に京都まで行けるんだから、なかなかいい感じですね。
高速深夜バス初体験:まとめ
・乗った直後から真っ暗になるぞ!耳栓などは即準備
・風景は見れません
・画面が明るいのでタブレット・スマホでの暇つぶしは不可。ゴーグルタイプのディスプレイ以外無理w
・スペースは広めで不満なし
でした(シルクライナーの場合)。個室タイプでタブレットなんかを自由に使えるとか(もちろん電源・WiFiあり)、外の風景見放題みたいなバスだったらもっと快適かなー。
おまけ:関東からの琵琶湖バス釣り遠征に高速バスは使えるか?
京都駅でJR湖西線にのれば30分くらいで琵琶湖西岸まで行けます。ただしオレが乗ったシルクライナーは「釣り竿等につきましてはご遠慮いただいております。」って書かれてました(´・ω・`) また荷物は一人1個までらしいので、釣りにはちょっときついかなー。先にタックル・衣類などを宅配便で送っておいてロッドはガイドさんに借りるっていうパターンならありかもですね。
カテゴリ:日記・携帯更新