昔々TIFAというメーカーがあって「ボディーシャッド」っていうエサ並みに釣れるワームを売ってました。ボディーシャッドほどの人気は無かったけど、当時の俺はROBOWORM信者だったので、同じくTIFAから出てた「ボディーワーム」っていうフレンチフライタイプのワームも溺愛していました。当時はヘビダンで使ってた。
月日は流れこっちに引っ越してきて榛名湖に行くようになった2009年ごろのお話。今では釣りしてる人の9割くらい表層の釣りをしてる榛名湖ですが、当時は完全ノーマークだっと思います。表層でワーム（ピクピク）をやるなんて皆無。故にもう独り占め。
そう、これ、ロボワーム素材なので軽いマス針のワッキーだと表面張力とラインによる上方向からの引張りでピクピクの釣りができるんです。当時は既にバストリックスのピントリックス（中空ワーム）もあったけど、あれはちょっとツヤがありすぎでハイライト時は見切られることが多かった。けどロボワームのウィニー系は水に馴染むから、いとも簡単に当時の榛名湖バスは騙せました。
榛名湖 2009年05月26日『巣シーズン』 REDPEPPERS
ただ浮かせるために小さくて細いマス針使用を強いられて、キャスト切れとか多くて、まーまー使いづらいんですよね。あの頃、某メーカーさんにこの釣り用の完全に浮く素材のワームを少量特別に作ってもらって、そっちを多用するようになって、次第にボディーワームの表層使いはやらなくなった。
榛名湖 2009年06月30日『平日最高』 REDPEPPERS
同じ頃、今度は別の使い方に目覚めたのです。それは重めのジグヘッドワッキー
ケイテックのガード付きジグヘッド3.5gによるワッキーリグ。
これが激ハマり。ジグは重いけど、フレンチフライの横っ腹の面積＋低比重素材のおかげてフォールが遅いんです。だから八郎でスポーン期以降の葉っぱ浮きバスに効果抜群でめっちゃ釣れました。ボディーワームの在庫数がそんな多くないので、ここぞって時しか使ってないけど、その後も初夏の八郎で重いテキサスリグをズドズド落としても食わない時はアベラバ3.5gにこのボディーワームをワッキー掛けにしてベイトフィネスタックルで凌いでいます。
八郎潟 2016年08月02日『8月のGo86ツアー2016 1/2』 REDPEPPERS
このリグも3.5gっていう重めのスモラバだけど、ラバーの抵抗＋ワームの抵抗でフォールスピードはかなり遅い。それでいて、たぶん総重量は5～6gあるんで投げやすくて重宝しています。
「フォールスピードが遅い」っていうのは梅雨くらいからのエビ喰いバスに効果ありと思ってます。ちなみに0.9gジグヘッドのワッキー掛けにすると、カットテールNSワッキーより沈むの遅いんですこれ（PEライン使用時）。
霞ヶ浦の3mくらいにある竹食いに0.9gワッキーを落として連発したこともありました。
霞ヶ浦 2013年07月18日『現場の空気を肌で感じるシリーズ霞ヶ浦編・2013夏』 REDPEPPERS
ってことで、昔はヘビダン表層ピクピクで愛用、近年は3.5gジグヘッド・スモラバのワッキートレーラーとして、ちょいちょい使ってきたTIFAボディーワームですが、問題は大昔に廃盤になってて手持ちが少ないこと。
だ・け・ど・・・・
本日大量入手できました(*´ω｀*)
いろんなカラーごっちゃ混ぜで15パックくらい。しかも保存状況良好で塩浮きとか皆無。たぶん、もう一生分確保できました(*´ω｀*) いやぁ嬉しい。
