"一人ハードルアー大会(予定)"
1998年09月12日(土)山中湖
16匹 天気:晴れ気温:日中TシャツでOK水温:23度 手段:
チャプター最終戦があるんで土曜日に山中湖入り。
この時期に一気に釣れなくなるのは、過去2シーズンの経験でわかっとる。先週はディープの常吉で結構釣れたらしいけど、ハズしたら殆ど釣れないんだろうな。っちゅーことで、今回はなるべく引き物で釣ることにした。なるべくね。できるかぎりね。
■魚安~平野
9時過ぎに釣りっ子太郎フルリグで出船する。今回は、上原プロが一人でプラ、佐武のアルミ、ビッグラッシュ号にに佐武プロ+植村さん、あとさずがにチャプター前とあって知った顔が山ほどいる。最終戦を前にみんな気合い入ってるね。
で、同船予定だったカミさんがカゼでダウンしたため、一人で魚安横のミドルレンジへ向かう。
この日の為にナイロンラインを巻いたベイトリール&TD-XのインターラインロッドでウィードエリアをTDバイブで攻める、攻める、攻める、攻める。うーむ、相変わらず駄目だ。普通、こーゆー釣りってどれくらい粘るんだろうか?最低でも1時間は投げつづけなきゃ駄目のか?10投ほどして諦める。次は別のタックルに結んであったラバジで攻める。この前琵琶湖で効いた方法だが、、、、ここは山中湖だ。結局ここはノーバート。
翌日解ったことだが、チャプターの優勝者はこの辺で魚を釣ってきたらしい。釣り方が違うとはいえ、俺にはバイトもなかったけどな。トホホ。
先週好調だたというSPG~平野へ移動。知っているボートが2~3浮いている。SPG前から魚探を掛けるが何も写らない。サミシー115。馬堀川河口のシャローへ行く。須藤プロと森君が居てスピナベで2本取ったとの事。うーむ、やっぱりソッチ系が強いのか?再びTDバイブをなげまくる。
しかしまぁ今日は風がでない。操船は楽だけどちょっとは風が欲しいな。あんまり釣れないので眠くなってきたよ。あ、そうだ。この日の為に買ったTDハイパークランクがあったんだ。ピューーポチャグリグリグリグリ...疲れる釣りだ。なんじゃこの抵抗は。20投したら腕がパンパン、シイラ釣りを思い出す。
疲れたのでラバジのスイミングに変える。しっかし釣れないぞ、何やっても、眠いよもう。
周りは口を揃えて「先週とまったく違う」って。ふーん。
SPG前へ戻ると向井プロ。「ちーっす、釣れる?」とか言ってたらいきなりロッドが曲がっている。おお、しかもデカそう。佐武艇と並んで一緒に常る。魚探にはなんも写らなかったが、ようやく本日の1匹目ゲット。
結構集まっていたボート軍団もどんどん減っていき、ガラガラになってきたSGP~平野エリアだけど、俺はどーも眠くてあんまり移動するきがしなく、ずーっと一人で粘ってみたが、結局、4時間ほどやって1匹と2バイトのみ。あーあーあ。
■ゾノ重い腰と重いエレキをあげて移動を決意。っていってもアテはない。とりあえず船を西に進め、この前見つけた導水管へいってみる。そしたら、導水管のちょっと先に佐武がいた。「このエリアは水が悪すぎるからダメだよ」ってことなので、一緒にゾノへ行ってみる。
だれもいないゾノだが、ベイトも居ない(笑)あーあ。さっさと見切りをつけ佐武艇は移動していったが、俺はちょっとだけ粘る。なぜならボトムスレスレに怪しい影が映るからだ。1/2のラバジを結んで、ボトムを狙う。と、明らかなバスのバイト。でも乗らない。んー。ベイトは居ないけどバスは居るみたい。
ってことで常る。途中上原プロから電話、「国道釣れるよ、3本とったよ」と。なるほど国道っツー手もあったか、とか話しているとコツコツコツっとバイト「ワルイ、携帯フィッシュだ、またあとでね」ってことで、久々のゾノバスをゲット。うれP。
その後も割といいペースで3本ゲット。ベイトは居ないがバスは居るっぽい。体が結構汚いので五木ひろしじゃなくて、居着きバスなのか。
14時を過ぎてまだ5本。うーむ辛い釣りだ。その後、水中島をチェックし、最近マイブームな大池エリアへ行き、7mラインの常吉で39cmのナイスバスをゲットした後は、ひたすらシャローを撃ちまくる。バスベイトとスピナベで投げる投げる投げる投げる。シーン。佐武から電話があり、もう船をあげるという。俺が今スピナベを投げまくっていることを伝えたら「そんなに飽きているなら君も、あがればいいじゃん」って。トホホ。その一言で目が覚め、また常るが、釣れない。すっかり日差しも弱まってきたし、最後のフィーバーを求めて大移動だ。
■あー帰りたくない波をザブザブ被りながらもフルスロットルでSPGへ向かう。と、SPG沖にバスボートが10パイも浮かんでいる。なんやーそれ。JBプロトーナメントでもやってるのか?
みんなビラの人なんで間に入れさせてもらう。「なんでこんな集まっているの?」「みんなでイレグイしてんですよ」とのこと。ナニ?イレグイ?。さっそくエレキを降ろすと確かにベイトが凄い、いやぁマジで凄いぞ、今年一番の画像だ。フィッシュアラームがピーピー鳴りまくっている。あれぇでも、画像の割にはみんなあんまり釣れてない。しかし、その中で一人だけバコバコ釣っている倉島くんの横へ行ってみる。「なんでそんなに釣れるの?」リーパーの常吉なんだけど、一人だけよく釣っている。くやしいなぁ。すぐ横で常るが、逆ペンペン状態だよ。アララ。
17時を過ぎて一人二人と帰っていく中、倉島くんだけに釣れている。おかしい、何が違うんだ?リーパーの色か?
「頼む、師匠、教えてください、なんでそんなに釣れるのかを」ってお願いして、ちょっとだけヒントを貰う。ウムムなるほどね。で、さっそく試すと「ガツン」っとバイト。スゲー。おいおい釣れたよ。しかも、ベイトを追いまくっている回遊バスだから、すごくキレイで腹もパンパン。
師匠ありがとう。もうそれからは、一日の疲れもぶっ飛ぶような釣れっぷり。600gとかのナイスバスも結構混じる。これを5本揃えたら明日は「オタチ」間違いないだよ、などといいつつ、イレグイを楽しむ。
ボート返却の17時半を過ぎてもフィーバーは続く、あーあー帰りたくないよー。キリの良い10本目を釣ったとこでストップフィッシング。あーもっと釣りたい....
本日の仕掛け:常*16 リーパー、ボディーシャッド3インチ、色はなんでもOK
本日のオマケ:みんな口を揃えて「釣れなくなった」と言ってたが、倉島君なんて20本以上釣っている。あたりまえだけど釣る人は釣る。植村選手5本、上原選手6本、佐武プロ1本。