ブラックバスの定説に対する疑問
今日もネタ枯れにともなう机上の戯言シリーズです。
ブラックバス釣りにおいてよく見聞きするこの説
ザリガニ食いのバスは歯が強い(-ω☆)
これは未だに信じられません・・・・
本当なんでしょうか?
そもそも生き物の歯の硬さが食べ物によってそう簡単に変わるものなんでしょうか? 皮膚ならワカランでもないけど歯ですよ!
しかも、そこで言われている「歯」って↓ここの歯のことですよね?
そもそもブラックバスってここの歯で咥えた獲物を噛み潰すなんてことあるんですかね?ブラックバスって喉の奥の肛門みたいなとこで獲物を噛み潰してるんだと思うんですけど違いますかね?
経験が無いのでオレはわかりませんが、バスを飼ったことある人に教えてもらいたいです。この部分でエサを噛み潰してました?もうそうであれば、ザリガニの硬い甲羅を割るために歯が強くなるのも納得・・・・・んーーそれでもしづらいw
もちろん個体によって、アゴ周りの歯がめっちゃ痛い(長い)のとかは居ますよ。稀にそういうのを釣ることもあります。けど、人間もネコも個体差あるように、そういうことではないんですかね?
八郎潟バスの歯は強い?
これも・・・嘘とは言わないけど、オレは全く感じないです。オレは割りかし日本全国でバスを釣ってきたし八郎もよく行くけど、別段八郎潟のバスの歯が強いとは一度も感じたことありません。
ただひとつ言えるのは
八郎のシャローカバーで釣ったバスの暴れっぷりは圧倒的に日本一
これは間違いないです。しかも他を圧倒してます。最近のSNSとスマホの普及でよくメジャーにバスを置いての写真を見ますが、八郎のシャローで釣ったバスであれをやるのはほぼ無理です。なぜならあんな大人しくじっとしてくれないから。1本釣りのカツオのごとくデッキで暴れまくって相当なダメージ与えます。たぶんリリースても死んでると思います(´・ω・`) それくらい暴れる。(あくまでも水温20度以上でシャローカバーで釣ったバスです)。
オレの八郎バスの写真は殆どが手で持った写真なのは、即リリース・・・あ、リリ禁だったわ(*´ω`*) えーーと、即間違ってバスを水に落としちゃうことを期待してるから。そして、メジャーに載せたりデッキに置いたら、もう手のつけようないほど暴れるからです。
なにを言いたいかというと・・・・
それくらい暴れが激しい八郎のシャローバスなので・・・
↓こんな風に持ったら・・・
そりゃ親指の内側にあのザラザラ部分が当って当ってめっちゃ痛いです。1キロちょいの暴れる物体のヤスリ部分を指で受け止めてるんですからね。
なので、八郎バスの歯が他に比べて強いのではなく、たんによく暴れるからだと思います。
ではなぜ八郎潟のシャローのバスは日本一暴れるか
これについては20年間謎でした。でもちょっと前に原因が判明したんです!それは・・・・
答えはwebで!
あ、これwebだった(*´ω`*)
答えは・・・・
「一瞬でぶち抜くからバスの体力が残ってる」
でした。某大先輩にそう指摘され、あーーーーーなるほどーーーーと目から鱗が200枚くらい落ちました(*´ω`*)
そう、ブラックバスって以外にスタミナない魚ですよね。最初の引きは確かに強いけど、あんがいスタミナはありません。野尻湖・桧原湖のスモールはよく引くとかスタミナが半端ないって言われるけど、あれも単にタックルが弱いだけですからね。確かにスタミナはラージよりあるけど強いタックルで釣るとラージとそんな変わりません(PE1.2号+12lbsリーダー等で多数経験あり)。
あ、話をもどします。
カバー奥から魚を一瞬でぶち抜いたら、そりゃ体力残ってますよね。確かに言われてみれば夏のディープで釣ったやつは、釣ったあとあんなに暴れません(*´ω`*)
てことで後半話がそれましたが、本題的に「ザリガニ食いのバスは歯が強い」ってのは本当なんでしょうか?日本には皆無だと思うけどアメリカにそういう論文やら実験結果の資料があるとかなら是非教えてほしいです。
次回は「顎の下が割れてるバスはリップラップでエビハゼを食っている!」をお送りし・・・たいけど、あんまりこの手のこと書くと敵を増やす一方なので控えます(*´ω`*)
野生生物が自らの身体を傷つけてまで捕食するって考えられないんですけどねぇぇ。でも、本当かもしれないし・・・
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