プロフェッショナル
そんなわけで細いラインの話です。バス釣りの場合、障害物周りで釣ることが多いので、魚のパワーよりは強いラインを使うことが多いのはご承知の通りです。んが、プロの世界だとこれがまた話は変わってとにかく凄い。
この前の琵琶湖でみた吉田さんのランディングは凄かった。50くらいのバスを琵琶湖のウィードに負けず4lbsでとってました。1回藻に潜られたけど、テムジンスカイマスターをブチ曲げてバットパワーで引きづりだしてましたよ。琵琶湖で釣りをしたこと無い人はピンと来ないかもしれませんが、とにかく凄いんです、あそこの藻は。4lbsってこんなに強いんだ!ロッドってこんなに曲がって、こんなに力あるんだ!ってビックリしました。50半ばまではとれるそうです。因みにオレが釣った50はPEです。もし4lbsで掛けてたらビビってドラグ緩めて取れなかったでしょう!
この前の木崎湖mini大会にゲストで来た加藤さんのケースでは、アイシャッドにはフロロ2.5lbsだそう。トップ50七色戦に向けての練習として毎日琵琶湖で2.5lbsで50アップを釣ってたそうです。最大56cm!ミスはたったの一度だけだったそう。もちろん、2.5でとるだけのヤリトリ方法とかタックルバランスとかあるらいいけど、それにしても凄い。一般人にはとてもマネできませんね。
で、更に凄いのが、野尻湖方面。2.5lbsは既に過去の話、2lbsは数年前から耳にしてたけど、最近は遂に1lbsだそうで。もちろん全員が1lbsってことはないけど、そういう人たちが存在するそうです。恐ろしい世界だ!
こんな事書くと「プロの癖にラインを切られて魚がかわいそう云々」って批判が出たりしますが、それは間違いで、プロだからこそ、その細さでも魚をとれるってことです。1匹ウン十万円かそれ以上になるんだもん。お金以外にも人生掛けて戦っている人たちだから尚更掛けたら絶対にトル(もちろんミスもあるだろうけども)。
そんなわけで、決してライトラインを勧めているわけではないけども、プロの世界は凄いなーって話でした。
こんな事書くと「米国のプロは絶対に切られないように太い云々」って批判が出たりしますが、ここは残念なことに日本です。
カテゴリ:釣り