スターな男#25 ふたご座流星群2025チャレンジ ー本格チャレンジでわかった流星群撮影のことー

2025-12-16  

いかにもAIに作らせたような↑な画像を手作りした

オレの2025年ふたご座流星群ベスト6

このあと長文が続き離脱されそうなので冒頭で今年のベスト6先に載せます

 

そんなわけで子供の頃にやっていた星の撮影を40年ぶりに復活させたのが2022年。休日無さ過ぎ+天気悪すぎでほぼ稼働してないけど「スターな男」シリーズも25回目ですね。毎年12月の恒例行事といえば「ふたご座流星群」です。ちなみに「彗星」はランダムに来る感じ(ほんとは違う)けど「流星群」は毎年スケジュールが決まってます。

埼玉県は冬晴れが多いので12月のふたご座流星群はチャンス大。

1️⃣2022年の初挑戦のときは好条件。この頃は遠征する余裕がなかったので自宅ベランダからチャレンジし14枚の流星が撮れた

https://www.redpeppers.jp/unitoro/index.php?mode=permlink&uid=6423

2️⃣2023年は月明かりなしの好条件だったけど当日だけ曇天という悲劇で撃沈

https://www.redpeppers.jp/unitoro/index.php?mode=permlink&uid=6531

3️⃣2024年は満月期なので端からノーチャンス

そして2025年は明け方に細い月が登ってくるだけなのでチャンス大

ピークの2日前にベランダチャレンジ

2025年ふたご座流星群の極大日は14日(日)~15日(月)らしい。12月に入って冬晴れが続いていたおれんち地方なのに週間予報みると13日あたりに崩れる感じ。まじかよ!ピンポイントで駄目?って感じ。ってことでとりあえずダメ元でピークの2日前の夜21時からベランダ放置撮影をした。オリオン座が映る感じのフレームで放置自動撮影。26時頃様子見に行ったら月がフレームインしてたので、ちょっと移動させ南西側へ向けた。そのまま寝て10時頃回収した。

街明かりがあるのでf1.8のISO500で露出時間が8秒が限界。それ以上長くすると街明かりで露出オーバー。ってことで8秒だと1時間で450枚くらい撮るので最終的に給電してるモバイルバッテリーが終わるまで4000枚くらい撮ってた。けど5時半くらいから朝になって真っ白なので最終的に2500枚くらい。

ちなみにこんな感じの人間が作った物体が飛んでるのは死ぬほど映る。よくSNSで間違えられてるが。

結果、釣れた流星はわずか2個

そのうちの1個がこちら↓

拡大図

ちなみに2023年もピーク前後にギリギリ撮れた一枚があってそれがこれ↓

やっぱりオリオン座近くが絵になるのよね~

極大日。遂に脱ベランダ!初の遠征撮影に行ってみた

極大日の日曜日。日中は小雨ふったり前夜は雪が降ったりしたけど予報どおり夕方から綺麗に晴れた。その後の予報も「晴れ」。ついに数年越しのチャンス到来!今日こそはベランダを卒業。ってことで近くの某ダム湖へ。釣りをしてた経験がまさか星空撮影で役にたつとは~。つっても釣りで来たことあっても星の撮影は初体験。夜に来るのも当然初めてでまーまードキドキ。でも、なんとかなった。北側が山になってるけど、南~西は視界良好。この日は強風だったので、なんなら北側の山が風をブロックしてくれてむしろ好都合。他にも星撮影のひとがいるかな?と思ったけど周囲1キロ誰もいませーん、な感じ。

で、空を見上げると思ったよりはよく見える!

まずはメインのR5+14mmF1.8をセッティング。

合成なしの撮って出しでこんくらい映る。同じ機材でベランダではシャッタースピード8秒が限界だったけど光害が少なく空が暗いので30秒までOK!すばらしい~。ISOは500くらいにセーブしてとりあえず撮影開始。

Canon EOS R5 SIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art 017 14.0 mm f/1.8 30s ISO500 2025/12/14 22/27/40

そしてサブ機のEOS Rも準備する。こっちはめったに使わないカメラ。あげく星撮影で使うのは2年ぶり2回目!背面ボタン類がR5と違うのでセッティングの仕方忘れた(笑)。なによりもマニュアルフォーカス時の拡大表示の仕方が思い出せない・・・

ちなみにRはインターバルタイマー機能がないので外付けのROWA JAPAN TC-2001でインターバル撮影をしてる。これも使うの2年ぶりで操作を忘れてた。これは家を出る前にマニュアル読んで学習してた。

ROWA JAPAN TC-2001

チャッピーに尋ねるも相変わらず嘘連発・・・。iPhoneでRのPDFマニュアルをダウンロードしなんとかわかった!

R5から遅れること20分。ようやく予備機Rでも連続撮影開始。

Canon EOS R EF16-35mm f/2.8L II USM 16.0 mm f/2.8 8.9s ISO1600 2025/12/14 22/44/09

R5は後にISOを高くしたけどシャッタースピードは30秒のまま。なので1時間で120枚くらい。Rはシャッタースピード早いけどそれでも8秒くらい。なので22時から撮影開始して26時半まで連続撮影して1800枚くらいだった。写真って自宅もどってからの処理がまーまー大変なのでこれくらいだといい感じ。

撮影中は割と暇だし夜は怖い

一旦セッティングを終えればあとは自動連続撮影してくれるので、撮影中は案外暇。

右の三脚は流星群撮影のためだけに買ったやつ

EOS R5は燃費悪いけどモバイルバッテリーから給電しながら撮影できるので懸念材料は無し。Rはそれができないので、ちょっとだけバッテリー残量は気にしていた。けど背面モニタOFFにしてるので結果バッテリー1個で大丈夫だった。

流星群なんだから、もちろん空も見てる。ちょいちょい流れる。レンズ向いてる方にも流れてる!いいぞ~

温かい時期なら簡易ベッド的なのを敷いて横になって眺めたい。でも今日は寒いし風がすごい。ってことでクルマから眺める作戦。

クルマの天井あるので視界は狭いんだけどそれでもけっこう流れてるのが見える。

クラウンスポーツ停車中真っ暗になるか問題

今回は周囲1キロ人っ子一人居ない。けど、天体写真の有名ポイントいくと周りにひとがわんさかいることがある。2年前に行った外房の有名ポイントがそうだった。もうあれには懲り懲りで二度と有名ポイントにはいかないようにした。

なにが嫌って、天体写真に光は厳禁だから、めっちゃ気を使うわけです。スマホの画面すら迷惑。なんならカメラの記録中に光る赤い小さいランプですら迷惑がられるケースも。故にランプをマスキングテープで塞いだりする。クルマの出し入れも気を使うし、当然、エンジンかけっぱなしとか論外。それくらい気を遣う。あのプレッシャーにオレは耐えきれなかった(笑) ま、気を使わない人もいっぱいいたけど。

この前の彗星のときはあとから2名がやってきたけど彗星の場合はレンズの向きが固定されてるのでそこまでは気を使わないかも。ただ、オレが先に帰ったので「いま車出して(ヘッドライトつけて)いいですか?」とは確認してから帰った。

それ以外は他のひとがいたケースはないけども、今後あるかもしれないので、じぶんのクルマのライト関係の挙動はしっておかないといけない。最近のクルマはやたらめったら光るので。

で、今乗ってるクラウンスポーツは果たして?!

まずDRL。ヨーロッパ車はDRL消せなかった気がする。けどクラウンスポーツは消せた!!! 基本ヘッドライト関係は完全オートだから触る機会がなくて今まで謎だったけど、エンジンONの状態でヘッドライトのノブを回すとまずはヘッドライトが消える。(クラウンスポーツの場合、サメの目がDRLでその下の丸っこいのがヘッドライト)。ここまでは知ってた。そして、そのノブを更に回してスマホでいう長押しみたくしたらDRLも消えた!!

で、室内。

室内で一番明るいのがモニタ。これは画面から消せる。足元のLEDも画面から消せた。

これは設定で消せる

その状態までいくとメーター類が異様に明るい。さすがにメーター類を暗くできても消すことはできないのでここはタオルを被せた。

ここまでくると、シフトのPの青とかエアコンの関係の小さいLEDが目立つくらいに暗くなる。

ドア開閉でしばらく室内灯がつきっぱなしになるけど、あれも設定で0にできることを知った。

エンジンかけっぱでもクラウンスポーツはなかなか暗くなる!

ってハイブリッド車なのでエンジンかけっぱって言い方は正確じゃないですね。起動状態?笑

で、最初の頃、運転席ドアをちょっと開けっ放しで箱乗りみたいな体制で流れ星をみてた。そうすると真上~南側を見れた。それをすると、ドアのカーテシランプがつきっぱなしになる。保安のためにこれは消せないと思う。

ちなみにLED大好き人間なのでクラウンスポーツ買った直後にこれらのLEDをめっちゃパワーアップしてる(笑)まさかここでそれが仇になるとは・・最終的にはマスキングテープで一時的に塞いだ。これでかなり真っ暗になった。

周りに光を出さない状態で、エアコン・シートヒーター・なんならステアリングヒーターもつけて温々な状態で観測できた。

あ、この状態でリアのライトがどうなってるのかはわからない。もしかして点いてるのかな?

iPhoneのNightCapで撮ってみる

アンドロイド界隈では星の撮影が得意なメーカー・機種があるようだ。が、iPhoneは全然駄目だ。お月様ですら標準カメラではまともに撮れない。動画モードでの裏技がSNSを賑わしてるようじゃダメダメ。

そんな中、昔から存在するのがNightCapという夜景・星空を撮るための専用アプリ。オレもかなり昔から所有してる。

機能はすごいけどUIがゴミ。直感的に操作不能!この手の専門アプリあるある。

チャッピーも同意してくれた

7年位前から持ってるけど一度もまともに使えたことがなかった。

けど、せっかくのチャンスだし暇なのでNightCapで流星撮影にチャレンジした。画面みてもさっぱり意味不明なのでチャッピーに助けてもらいつつ、なんとか撮影できた。

NightCapで撮ったオリオン座・シリウス

iPhone 16 back camera 5.96mm f/1.6 6.8秒 換算26mm ISO19425

本来は三脚固定で撮るんだけどiPhone固定する機材もってきてないので、手持ち撮影にチャレンジ。

運転席シートをマックスに倒して後席窓を開けて窓枠のL字型のとこにiPhoneを固定して撮影。

NightCapの自動インターバルで何十枚も撮って奇跡的に一枚流星撮れてた! 写真右の下端にちょこっと

iPhone 16 back camera 5.96mm f/1.6 6.8秒 

拡大

そんなこんなの暇つぶしをしつつ、たまにカメラ移動しつつ。24時~25時頃が一番たくさん流れた感じ。26時過ぎるとかなり減ってきたのと眠くなってきたので26時半に終了。

ふたご座流星群ゲットは80個ちょい

そんなわけで自宅戻ってLightroomクラシックに突っ込んで、とりあえず小さいJPEG作って1800枚を目視チェック。こーゆーのこそAIにやってほしいけど、とりあえず目視チェック。結果、80数枚は写っていた。2022年自宅ベランダでは14枚だったから、さすがに空の条件が良いといっぱい映る。4.8ボートルなので、まだまだ上には上があるけど、ゆって自宅から1時間くらいのところなので満足です!

自宅ベランダのときは「写真に映るだけで嬉しかった」。けど本格チャレンジして80個もゲットすると、人間て欲深いので、流星の大きさとか構図とか気になってくるわけですよ・・・・

本格チャレンジでわかった流星群撮影のこと

80個以上撮れたけど、実際のところ広角レンズなのもあるので殆どの流星が「小さい」んですね。かすり傷くらい。ヘアライン。その半数以上は目を凝らしてやっと分かるレベルです。

たとえばこれ↓。スマホでブログ見てる人には無理なレベル

PCの人もこのブログの画像サイズ的にキツイと思う。この記事の最後にトリミング無し版を何枚か載せます。これが現実。

80数個のうちで一番大きい火球クラスなのがこの写真。トリミング無しでこんくらい。これならスマホでもわかる。

ウインドウズのフォルダに入れてサムネでみた状態

↓これらにはすべて流星が映ってる。けど、サムネの状態でもわかるのはさっきの一枚だけ(右下)

ってなると、たくさん撮れても使える写真、死語だけどわかりやすく言うと「バエる」写真ってほとんどないことに気づいた。

そして構図も欲が出てくる。

たとえばさっきの火球クラスのやつ。これサブのRで北側向けてたやつ。全体図が以下

たとえばSNS用に縦長でトリミングするとこんな感じ

右下の木がアクセントになって悪くない。けど周りの星が地味過ぎる。流星の左下の4つの点は北斗七星の頭の部分。

やっぱり冬の流星群なのでもっとも有名で派手なオリオン座といっしょに撮りたいところ。SNSにあるふたご座流星群の過半数がオリオン座といっしょに映ってるやつ。なので個性がなくなるっちゃなくなるけど、やっぱりオリオン座周辺と流星はバエる。

ってことで、郊外へ遠征して80枚も撮れた故に気付いたんですよ。それが今回のブログのサブタイトルにもある「本格チャレンジでわかった流星群撮影のこと」。

それはつまり・・・

ベランダ撮影でいいじゃん!

なぜなら、今挙げた「火球クラスの大きい流れ星」が「オリオン座近くを流れる」、これらの2つを満たすやつは郊外にいかなくても街中でも撮れるわけですね笑。論より証拠じゃないけど冒頭にも載せた以下の3枚がそれらの条件を満たしてるベランダからの撮影だから。

2022年オリオン座+大きい流星 at 自宅ベランダ
2023年オリオン座+大きい流星 at 自宅ベランダ
2025年オリオン座+大きい流星 at 自宅ベランダ

半分本気の半分冗談。

結局、自宅ベランダで14個、郊外で80個の違いは郊外だと「暗めの小さい流星」も映るってことですね。目的が流星群の観測・記録ならそれでもいいけど、オレがやってるのはSNSでみてもらいたいバエる写真の撮影。ってなると、数よりも大きさ・構図、つまり「質」になるってことが理解できた。この界隈の第一人者のプロのかたも今回の流星群では一枚だけSNSにUPしてた。おそらく何百個も撮影してると思うけどSNSは最高の一枚だけ。

ってことでそれらを踏まえて冒頭に載せたベスト6をもう一度

オリオン座・シリウスと2つの流星。これは合成でなく一枚撮りに2つ映った奇跡。しかもシリウスの近くという構図もまーまーな一枚で今年のベストショット

北の火球。星座が地味な北側。サブカメラに映ってくれた一枚!一番おおきい火球クラス

夜半過ぎにオリオン座がちょっと傾いてきた頃。牡牛座ベテルギウス下に流れたまーまーサイズ

序盤のオリオン座が立ってるころ斜め上にスパっと流れた。位置関係がいい感じ

これもサブカメラで星は地味な配置だけど、地面との位置関係がまーまー良い。そして明るめの流星

上のと同じ流れ(トリミング位置が違う)。この日2度目のダブルヒット!露出7秒で2個はレア。

以上がオレなりにバエたと思ったベスト6でした。

それ以外のもちょっと載せます。矢印描かないとわからないレベルの小さいのもいっぱい。結局こういう小さいのは市街地では映らないってことですね

CANON EOS R5 +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art+LEEソフトフィルター#4

CANON EOS R + EF16-35mm f/2.8L II USM+MC プロ ソフトン (A)

そんな感じの脱ベランダ撮影のふたご座流星群2025でした。次は来年夏のペルセウス座流星群。新月期だけど、なんせ近年夏の天気が悪すぎて。おれんち地方だと冬以外はずっと天気悪いイメージ。特に夏晴れがない。どーなることやら~

PS:フォトショップで複数の写真を合成した流星雨的な写真も後で作ってみた

カテゴリ:星景写真

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