アメリカの内水面研究管理施設

2005-03-04   

釣りビジョンでやっている田辺さんのGo for itって番組があるんですが、それの最新号で

バスマスターツアー第2戦を終えた2月上旬、田辺哲男はアメリカでの拠点とするアラバマ州のアパートより約10時間をかけ、テキサス州レイクフォークへと向かった。その目的はレイクフォークをホームとするツアープロらとのプライベート釣行。

そして、内水面の管理・研究を行う公的機関に訪れゲームフィッシング先進国の実情を学ぶこと。


ってのをやってました。その公的研究管理施設のスタッフに田辺さんがいわゆるバスと在来生物についての関係を訪ねてるんですが、だいぶ良いです。あの部分だけネットで流して欲しいですよOさん。

3年前から雷魚を釣りに行くようになってから、野池巡りを何度かしたのですが、そこで見た感じだと、バスが居ても雷魚釣り場はウィード(カバー)が多いので、小魚・大魚もトンボも虫も雷魚もバスもいっぱいいるんですよね。ウィードが多いと水もきれい。そんで、そういうところで釣れるバスはコンディションが良いことが多いです。数は少ないけど。逆にプアな護岸された野池は数釣れてもガリバスばっかりだったり。フロッグで釣れるバスが良いバスが多いけど、それはカバーが多い=豊かな池って事じゃないかなと思う。なんて書くと「バスの食害は無い」なんて読めますが、それは違う。バスが居ない池ほど普通にマブナとか居る事が多いし。

八郎潟もあんなにバスが居た(過去形気味)けど、岸はリップラップかアシ・ガマなので、小魚達もいーーーっぱいいます。初夏とかに芦の中覗くともの凄い数の稚魚が居ます。ってバスだったりして(笑)。エビもハゼ系も浅瀬にすげーいっぱいいるし。

なので、結論的にバスが居てもカバーが多くて小魚が産卵できる岸辺シローが残ってれば、バスが食い尽くすなんてアリエネと思う。思う、つーか、実際この目で見てきた。まーバスが居なかったらもっと小魚の数が多いかもしんないけど、ハゼもエビもザリガニも小魚は食う訳でだし。そもそも数が多い魚は食わやすいから多い訳で。

で、話は冒頭に戻って、その施設の研究者も、「ちゃんとした調査が必要だけど」という前提で「水質が良くて、カバーが多く、ショアラインの長いフィールドなら、ラージマウスバスが小魚を食い尽くす事は無い」って言ってた。スモールはラージより危険とも言ってた。ってことで、オレが常々思っていた事と、一緒だったので、ちょっと得意げに書いてみました。

まー護岸足下釣りとか水門の角好きな俺が偉そうに語れませんが orz。




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カテゴリ:釣り

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