17年
一点に集中するたくさんのウグイ
野尻湖へ行く方にはお馴染みの光景??
このウグイ達は何をしてるかというと、スモールのスポーニングベッドにある卵を食べているところです。
ベッドを守るオスがどっか行くと集中攻撃!
ウグイのほか巨鯉もよく卵を食べます。ってか、大口あけでスースー吸ってます。
ウグイもこんなに居るんだからちゃんと繁殖してその稚魚もまたスモールに食べられたりしてるんでしょうね。
過酷な生存競争。毎年こんなにバクバク食べられているけど、ちゃんとちっちゃいスモールも居るので、良い感じにバランスがとれているんでしょうね。
この前聞いた話。霞・北浦名物の腐レンギョをめっきり見なくなったという話。そーいえばそうですね。
※関東以外の方へ解説:以前の霞・北浦には死んだ巨大なレンギョがいっぱい浮いてました。
なんで見なくなったかというとキャットフィッシュが死体を食べまくっているんだそうです。腐レンギョの下には子キャットがびっしりついてるとか。
※食事中のかたスミマセン
昔はバスがいっぱいいて、それが減ってきたらペへレイとかギルが猛烈に増えた。そして、その後はキャットフィッシュが出てきて、今や水郷エリア全域にいるんでね?的な。ギルはけっこう減った気がします。
写真は八郎西部西岸の某ワンド内の風景。17年前から左の沈船はほぼ一緒です。右にある茶色い屋根っぽいの。これは昔カモ小屋だったんですよ。ちゃんと小屋として機能してた。管理者が居なくなったのか、年々風化して今では原型をとどめてないっていう。10年ぶりくらいにこのワンドに行ってビックリでした。でも、こーやってみると、自然由来の「鉄」とかは朽ちるけどFRPは全く姿を変えませんね。湖からプラグを拾うとフックだけがなくなっているのと一緒です。
八郎ではこの数年カンムリカイツブリがすっかり居着いて繁殖もしています。あの鳥がバス稚魚を食べているかどうかは知りませんが、エサの競合は間違いなくあります。そして、やたらめったらダイブするんでバスはかなりビビってると思われます。どーも、バスが減ったタイミングとあの鳥が繁殖したのが一緒な気がしてならないっていう。あと、トップに出づらくなったのもあの鳥のせいじゃね?って妄想してます。
ま、八郎の場合は護岸工事が進んだとか水質がすごく悪くなったとか、アシ・ガマが減った、ウィードが激減したとかいろいろあるんでしょうけどね。
琵琶湖も15年くらいちょいちょい行ってますが、ここ数年で一気に湖岸のマンションが増えましたね。そして今は盛んに藻刈りが行われているようです。一体何のために藻刈りをしてるのやら?
バスを初めて17年。あちこちの湖をみてきたけど、さすがに20年近く経つと色々変わるもんですね。
そーいえば、以前書いた榛名湖湖底のワームの件。あれを見た日釣工会員さんから助言を得て、それを元に湖底清掃のまとめ役を行なっている加藤誠司さんに相談してみました。1.ウィードの少ない時期にやってほしい 2.もっと回数を増やして欲しい っていう2つのお願いを受け入れてもらえました。スケジュール的に今年は無理かもですが、来年のウィードが生える前の時期に複数回湖底清掃を行なってもらえるようです。拾ってもらうのはありがたいけど、なによりもなるべくワームを湖底に落とさない努力も必要ですね。
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