WEBとワープロ専用機、EmailとFax

2008-09-26   

たまには違う系のネタ。

WEBとワープロ専用機

WEBってか、いわゆるホームページは紙媒体と違って「面積あたりの文字数」的な概念自体があんまりありません。簡単に言うと「横幅に何文字」ってのが基本的には無い。それは、ブラウザの文字の大きさをユーザーが自由に変更できるし、文字が入る枠も縮尺可能だから。ってのは、普通にインターネットやっている人なら感覚的にぼんやり解ると思います。

で、オッちゃん世代の人たちは、基本的に「文章=ワープロ専用機」だったワケです。ワープロってもMS-Wordで育った人でなく、富士通OASISとか東芝Lupoとか(MS-DOSの一太郎もそうかな?)の世代。この人たちにとって、文章の整形は「全角スペース」なんですよね。インデントなんかも全部頭に全角スペース。あと、「左右均等」にしないと気が済まないので

開催日 2008年9月26日 
時 間 午前9時から

ってな感じで、「時 間」って必ずやる。そして基本的に全角・半角が滅茶苦茶、ってか、半角は基本使わない。そんな習慣があるので、21世紀の今でもメールを書くとき、そうする。WEBに載せる原稿も全てそう。で、WEBの担当者はブツブツ言いながら、余計な全角スペースを削除して、無駄に揃えられた段落を整理して、全角を半角にして・・と。ま、テキストエディタで一撃変換しますけど普通は。

EmailとFax

もう一個。メールのマナーについて。いわゆるEmailは、ってかインターネット自体が商用から始まったワケでなく、もともと大学でギークな学生達が始めたのもあって、その中身は、たとえビジネス系メールだとしても、当初はとってもシンプルでした。FAXや手紙の面倒な習慣は全て取っ払って、用件だけを簡潔に伝えるのがマナーだった(はず)。

初めての人とのやりとりは別として、2回目以降は、From見れば誰から来たか解る。そんで、そもそも自分のアカウントに来るメールだから、自分宛なのは当然。だから、FAXのように「宛先に、会社名・部署名・役職名・氏名を書いて更に、自分の会社名・・(略)」を書く必要は無い。フッタに凝った署名を作るのは流行っていたけど。

そんなワケで、メールはとっても合理的だったわけですが、、、、いつしか、ってか、この2~3年くらいか?オレの知らない間に、メール本文の一行目に「○○○様」って書くのがマナー?常識?になっているではないか!

最初見かけるようになった頃、なんでこの人、FAXみたいな事してるの?この会社ヘンでね?くらいに思っていたけど、いつしか、多くのメールがそうなった。世の中の常識になっている! オレが時代に取り残されているのか!?

冒頭だけでなく、文章の書き方も滅茶苦茶丁寧になっていますよね最近。用件だけを簡潔に伝えるべき道具だったのに、いつの間にか、FAX・手紙並みの丁寧な文章になっています。これだけ社会一般に普及したら当然っちゃ当然の結果ですけどね。最近はもっぱら英字メールがメインなので、余計丁寧な日本語メールのローマ字変換入力は指がつりそうで大変です。ま、だいたいがテンプレからペーストするだけですけどね。

英字といえば、そういえば英語のメールは極めてシンプルです。世界中から仕事のメール来るけど、みんなシンプル。頭はHelloのみ。っても、英語圏じゃない国からの英語が多いので、向こうの人も難しいのは書けないんでしょうけど、それはオレも一緒なのでお互いハッピー!。長文で丁寧なのは99.9%詐欺メール!

そういう意味では、バカ丁寧なメール文化は日本だけなんですかねぇ。

カテゴリ:釣り

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