ミノーに目を入れる。これがまた失敗の連続で。
推定7年前のミノー(リベット上ぞりのコピー)が発掘されました。リップはさっき仮で付けたんだけど、なんで、この状態で放置してるんだろう?
原因はこれだ!目の穴あけ失敗で投げ出した模様。難しいんすよね。マニュアル本ではキレイに開いてるけど。原因は1.極薄のアルミホイルでなくアルミテープだから。2.ウレタンだから。3.ポンチの研ぎが甘い。4.ヘタ。の何れか、もしくは全部。
穴が深いのは3Dアイを埋めるためですが、それにしても汚い。
で、今作っているミノー達。コーティングもだいぶやったので、そろそろ目を入れよう!
ポンチを研ぎまくって、慎重に穴をあける。
ウレタンフロアとセルロースの一番の違い。前者は被膜が重なるだけで後者は被膜が一体化する。つまり、ウレタンフロアはバームクーヘンみたいに層になる->剥離しやすい。ってのは有名ですが、この穴あけ時に実感します。セルロースはサクっと開くのに、ウレフロははがれやすい。そして、この後の行程で致命的な・・・
HMKLの特徴は目玉の周りに黒い縁があることで、これの有無だけでだいぶ表情が変わる。もちろんあった方が可愛い。
で、失敗する。
まず、穴あけの時点で、ポンチの圧にアルミテープが負けてるし(涙)。まーいいかぁ、って黒い縁を塗ると、さっき書いたバームクーヘンの層の隙間に毛細管現象?で、黒が入り込んじゃうのよね~。これまた毎度の失敗です。泉さんのマニュアルには「縁にリターダーを塗る」ってあるんだけど、ウレタンなのでその技は使えません。
とりあえず全部穴をあけました。で、試しにセルロースを目の穴に塗ってみました。ウレタンの上に塗るのはキケンですが、まーちょっとくらいなら。2回ほど塗って乾かしてから黒を塗ってみたら・・・
まーまー良い感じに。右の黄色いやつの目がボコボコですが、これは穴を深く掘りすぎてバルサまで行っちゃったからです。
そんな訳で、「ウレタンでミノー」ってのはマニュアルが無いのでいつも失敗の繰り返しでございます。
はい、そんな訳で、だんだん「釣る」事より「見た目重視」になってきました(笑)。いかんいかん、これは7年前となんら変わってないじゃん。なんていいつつも、せっかく塗装設備に投資したので、見た目も大事!って自分に言い聞かせています。
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