カメラはレンズが命というのは過去の話なのか?
先日、オレがキャノンEOS使っているのを見た同僚が「僕はニコン買いましたよ。やっぱり光学系メーカーのほうがウンヌンカンヌン」って言ってた。ここで「キャノンVSニコン」の話をする気はありませんが、オレはなんとなく昔からキャノンなのでずっとEOSシリーズを買ってます。
で、「写真」ってなんだろう?って考えると「その場面を他に伝える」事が一番の使命だと思います。もちろん「芸術作品」っていう一面もあるけど、基本的には「真実を写して誰かに伝えるもの」。 21世紀な今「真実」を伝えているかは疑問ですが、それはそれ。
そんな写真の第一使命を担っているデバイスといえば、コンデジでもデジイチでもない。今現在世界一写真を撮って皆に伝えているのは紛れも無くiPhoneだと思います。ブログ・ツィッター・FaceBook・Instagram、人類の歴史でここまで「写真」を見る機会が増えたのはこの10年がNo1じゃないでしょうか。
で、このiPhoneで撮影された写真。めちゃくちゃキレイなんですよね。すくなくとも一般的にみんなが見るサイズに限れば。色合いもすごくキレイ。PCでフルサイズに拡大したら、そりゃーデジイチには到底及びません。けど、普通に目にするサイズならめちゃキレイ。特にiPhone5くらいから格段に良くなった。5Sは持ってないけど更にキレイらしい。
そんなわけで、一昔前は「写真はレンズが命」って言われてたわけです。レンズは口径が大きいほどよいとか、カール・ツァイスなんちゃらがどーだこーだ。
なんだけど、iPhoneのレンズみてくださいよ。口径3mmくらいしかありませんw フロン側なんで1.5mmくらい? あんな小さいレンズであそこまでキレイにとれちゃうっていう。
もちろん、専門的に撮影するときの大口径レンズ(f値が小さい)の有り難みはオレもしってるつもりですよ。けど、それはあくまでも仕事としてちゃんと撮る時とかカメラマニアの領域。普通にSNSとかブログに載せる写真ではiPhoneでじゅうぶん事足りる。むしろ一昔前のコンデジより遥かにキレイ。
昔のフィルム時代は確かにレンズが重要だったのかもしれないけど、デジタル化された今は、レンズよりも、センサーとかプログラムのほうがだいぶ重みがあるんだなーってのをiPhone使っててよくわかります。
iPhoneの話題とはちょっと違うけど、嫁がこの前EOSキッスのX7だったか?を買ったんですよ。一回り小さいやつ。過去に5~6台EOSの買ったけど、その中では最新機種。そしてそれで撮った写真はめちゃキレイ。オレの60D(イチ世代前のちょっと高いやつ)よりも最新のエントリーモデルのほうが遥かにキレイ。厳密に言うと「キレイ」というよりも「万人好みしそうな派手な色」なんですけどね。それでも、ぱっと見は「明らかにキレイ」。これも、レンズは一緒だから「センサーとかプログラムの向上」ってことですよね。
センサーは物理的なサイズとかが重要らしいんで、さすがにカメラとスマホじゃカメラが有利。けど、CPUとかメモリの能力はスマホが圧倒的に上だと思うんで、プログラム的にはスマホが有利なはず。そ~考えると、まだまだiPhoneのカメラは高性能化する可能性もあります。
なかなかまとまらないけど(いつものこと)、ナニを言いたいかというとiPhoneスゲーっていうことです(・ω・)ノ
ちなみにこのホームページも、この2年の写真はほとんどiPhoneです。
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