続・黒い小さい鳥の話
昨日の続き。
芦ノ湖のオジさんを漁師って言うのはシャレではなく、本当にワカサギ漁をしてる漁師さんですけど、ワカサギの網を上げるタイミングを間違えると、この鳥達に獲物を喰われちゃうんだそうです。そんで、魚を食うだけじゃなくて、ウィードの根っこも食べちゃうと。ブラックとソウギョを足したようなロクでもねー鳥だ(笑)。この鳥がいっぱい来たら死の湖になっちゃう?まーそんな事はないと思いますが。
水がトローンとしてて無風の時、この鳥達が一斉にダイブすると↑こんなアワアワになります。鳥本体が居なくても、このアワアワがあるこ所は、ウィードの新芽がある、もしくはベイトフィッシュが居るっていう合図になると思うので、ある程度のヒントになるでしょう。
その反面。箱根のオジさんが言うには、ポストスポーニングのデッドリーワカサギも、ことごとくこの鳥に食べられちゃうそうです。だから、この時期の朝方って波打ち際にデッドワカサギをよく見るはずなのに最近あんまり見かけないのは、この鳥が食べるからなんだそうです。
去年の春の西湖は殆ど見なかった。それは前年度漁協が放流しなかったせいかと思ったけど、この鳥が食べちゃったのも原因なんでしょうね。そのエリアにワカサギが居るかどうかの判断は、デッドリーワカサギを見つけることではなく、この鳥の糞を探す方が早いっつー事でした。
ブラックバスのせいで小魚が減った減った言われる今日この頃ですが、この鳥もそうだけど、バス釣り場でカワウとかサギを見る機会が増えた気がします。気のせいかな?どうでしょうか?鮎の放流が減ったから、川に居た鳥達が湖に来たってこと?
謎は深まるばかりです。
カテゴリ:釣り