クルマの自力名義変更にトライしてみた
そんな訳で先日は自力で車庫証明とりました。
あれの続きで今度はいわゆる「名義変更」、正確には移転登録申請っていうらしいやつにトライしてみました。
今はネットでなんでも調べられるいい時代。今回もこのサイトに超お世話になりました。
名義変更の大まかな流れは
(1)必要な書類を集める
(2)陸運局へ新しいクルマに乗って行く
(3)陸運局の窓口で申請する
(4)新しい車検証とナンバープレートを貰ってナンバープレートを交換する
です。なんやかんやで一番たいへんだったのは(1)の必要書類の用意でした。特に車庫証明申請は書類が多いし印鑑証明とるのに役所行ったり、申請に警察署へ2回行ったりと、まーまー大変。でも、それ以外の書類はネットからPDFをダウンロードできるので、そんなに大変じゃなかったです。もう二度とすることはないと思うけど、一応メモがてらここに記しておきます。
1.自動車名義変更に必要な書類(事前に用意するもの)
便宜上旧所有者のことを”相手”と記します。
- 自分の印鑑証明
- 車庫証明
- 相手の印鑑証明
- 譲渡証明書(相手の実印が必要)
- 委任状(相手の実印が必要)
- 車検証
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- 自動車リサイクル券
緑字は自分で用意するもの。青字は相手に協力してもらって新たに用意するもの。紫字は既に相手がもっているはずのもの。今回オレは4と5も用意して相手には実印を押してもらうだけでOKの状態にして郵送し準備してもらいましたが、こうやってみると、実は買う側ってそんなに事前準備は大変じゃないんですよね。やっぱり車庫証明が一番面倒だったかな。もちろん全部手書きはせずPCで書いて印刷しました。それぞれの書類の詳しい記入方法は前出のサイトに詳しく載ってます。
これらの書類一式と実印・現金を用意して陸運局へ新しいクルマで行きます。
※申請だけなので、てっきり新しいクルマは必要ないかと思って、乗り慣れたゴルフで行こうと思ったけど、家を出る直前に読んだブログに「新しいクルマでいかないとダメ」って書かれててギリギリセーフでしたw。ま、実印持っていくの忘れましたけどね(*´ω`*)
2.陸運局へ行ってみた
うちからクルマで20分ほどの陸運局へ。入り口の手前に代筆屋さんがいっぱい並んでました。あとでお世話になります。
陸運局の敷地はかなり広いんですね。
車検とか色々やってるみたいです。建物もいくつかあって、総合案内版を見て一号館へ。
中に入ると銀行窓口みたいに受付がずらり1~7くらいまで並んでいて、一番左の受付へ。ここで事前に用意したもの一式を受付のひとに提出します。
受付の若いお兄さんがオレの出した書類をチェック!まーまードキドキしたけどOKみたい。第一関門突破!
チェックはすぐに終わって今度は本格的な申請へ進みます。
この先新たに必要な書類を何枚か出してきて、それの記入方法について詳しく教えてくれます。
- 移転登録申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 手数料納付書
たしかこの3枚を新たに渡されました。書き方を詳しく説明しれくれたけどオレは上の空。なぜなら、これらの書類は間違うと超面倒なので、一般的には代筆屋さんにお願いすると良い、ってネットの諸先輩が書かれてたので、オレもその方法をとります。だって手書き嫌いですもん(*´ω`*)
で、ここでクリティカルエラー発覚。ええ、実印を家に忘れてきました(´・ω・`)
群馬県は実印ないとNGらいいけど埼玉県の場合、実印が無くても免許のコピーがあれば認印でもOKとのこと。家に戻って実印取りにいくと往復40分ほど掛かるので、ここはダイソーで認印を買う作戦に。幸い、陸運局のすぐ近くにダイソーがあったので無事に108円で印鑑をゲット。
再び陸運局へ戻って敷地のすぐ外にある代筆屋さんへ。
3.代筆屋さんで移転登録申請書を書いてもらう
何軒か並んでいたけどとりあえず一番近い店へ。
移転登録申請書・自動車税/自動車取得税申告書・手数料納付書の3つの書類を渡したんだと思います。中身ちゃんと見てないけどたぶん、その3枚。実印忘れたので免許証も一緒に提出。
ちなみにオレと同じうっかりさんは多いようで代筆者さんにも認印は売ってました(250円)。でも種類が少なかったのでオレのまーまーレアな名字のは無かったはず。ダイソーすげぇ。
ものの5分ほどで完成。昔の名残で代筆屋だけど普通にPCで印刷されてました。
書類に貼る移転費用500円の印紙代も含めて代筆屋さんに2300円の支払い。
これで準備OK!
ちなみに代筆屋さんは徒歩1分です。陸運局の本当に直ぐ側。
4.再び陸運局へ。そして申請
てことで再び、朝イチ行った一号館建物へ。
なお、オレが最初に行ったのが朝9時半頃。その頃は駐車場も建物内もガラガラでした。が、ダイソー行ったり代筆者さんいったりして再び行ったのが10時半くらい。その時間になったら急激に混雑してました。多くが自動車販売関係っぽい人たちで、恐らくお店の開店時間が9時半とか10時とかなんでしょうね。なので混雑を避けるには10時前に行ったほうがいい感じでした(朝は8時半からやってる)。
ちなみに陸運局って言ってますが正確には「独立行政法人 自動車技術総合機構事務所」らしいです。なお、受付のみなさんはお役所的な冷たさは皆無で、みなさん凄く良い対応でした(*´ω`*)
てことで、混んでいたので番号整理券を取って待受キューに並びます。しばらくして呼ばれて、申請書類一式を提出。
ここからは15分くらい待たされたかな?今回の作業で一番待たされたのがこのタイミング。もっと空いてる時間ならもっと早いかも。
名前を呼ばれて無事に申請受理!
「これと外したナンバープレートを持って隣の建物へ行ってください」って言われる。「これ」がなんだかはもう忘れましたがw なんか書類みたいなやつです。
5.旧ナンバープレートの取り外しと新ナンバーの申請&取得
敷地内の別の建物へ。入り口横に貸出用ドライバーがたくさん置いています。それを借りて今付いてるナンバープレートを外します。
前後合わせて4本のネジで止まってて1本が丸っこいキャップで封印されます。ネットで事前に調べた限り、マイナスドライバーで周りを小突けば外れるって書かれてた。けど、実際にやってみたら、まーー開かない(´・ω・`) 利き手の手首を痛めてるものあって、まーーー開けられない(´・ω・`) 周りでは普通に女性が成功してるのに情ないw 一旦窓口に行って空け方を教えてもらう。けど答えは一緒で「周りをマイナスドライバーで押せば空きます」と・・・
激痛の手首と戦いつつ、なんとか空きました。クルマの後ろにしゃがんでガンガン叩いてるんだから、この場所以外なら通報されるレベルw
無事にナンバープレートはずれました(*´ω`*)
今これを書くにあたってGoogleマップを見て判明したけど、ナンバープレートの発行は別の団体が行う仕組みなんですね。一般財団法人 関東陸運振興センターっていう法人が担当のようです。なおオレの場合希望ナンバーじゃないです。希望ナンバーの場合は事前にネットで申請して云々があるようです。
で、その別の建物へ行って先程貰った書類と外したナンバープレートを提出。
ここで担当のおねいさんが「取得税の支払いはありますか?」ってきいてきた。「え?判りません」って答えたら「では調べます」と。
そういえば、事前にネットで調べたとき場合によっては中古車でも取得税が掛かることがある、って読んだ。計算式が複雑で、色々調べたけどよくわからんかった。一応現金は多めには下ろしておいたけど・・・・ドキドキ・・・・思ったより税金が少なくて良かった!ってことで、取得税はここで支払いました。
税金の計算と支払いに数分掛かったけど、新ナンバーの発行自体はすぐに終わって隣の窓口へ。
ピッカピカの新しいナンバープレート2枚と止めるネジ4本ゲット!
あ、ゲット言っても無料ではなく1480円支払いました。
「ナンバーを付けてその場で待っててください」と言われる。
6.新ナンバーの取り付け~チェック&封印~終わり
新しいナンバーを借りたドライバーで取り付け。まもなくツナギ着たおじさんがやってきた。めっちゃフレンドリーでいいオジサン(*´ω`*)
ドアロックの解錠を依頼される。解錠すると、いきなりシート下に上半身を潜りこませた。なにしてるのかと思ったら車のシリアルナンバー(車台番号?)をチェックするみたい。
チェックが終わると、外すのに苦労したあの忌まわしき封印キャップを取り付けてくれました(*´ω`*)
これで移転登録手続きは全て完了!
案外あっけなかったです。空いてる時間で忘れ物なくて申請書も自分で書いてナンバープレートの取り替えに慣れているのなら全行程30分くらいで終わるんでね?っていうくらい。
ってことで今回は個人売買だったのと、できるだけ費用を抑えるっていう目的で全部自分でやってみました。冒頭にも書いたように一連の手続きで一番面倒だったのが車庫証明だったかも。取得税を除きかかった費用は1万円以下です。普通は業者さんに任せるやつだけど、案外楽しかったし色々社会勉強にもなりました(*´ω`*)
今はネットで調べられるし書類ダウンロードもほぼ全部OKなので、興味のある方・費用抑えたい方は是非トライしてみてください(-ω☆)
カテゴリ:クルマ関係