視力と聴力・釣力。フィッシングwith鷺そしてフィッシング詐欺

2007-09-02   

仕事柄?趣味柄?バスを中心に色んな釣りをして色んな釣り人を見てきた訳です。今月号のロドリの関東特集と被るけど、釣りが上手い人というのは究極的には、「釣り人と魚」っていうより「動物vs動物」の戦いに優れている人のような気がします。釣りが上手い人は「野生のハンター」な訳です。たぶん。

ただその釣りのキャリアが長いだけの人。一見上手そうに見える。釣りの動作などから。でも「野生のハンターかどうか?」って目で見ると、全然駄目駄目だったりする。

この人はスゲーって思う人は、やっぱり日差し・気温・風・気圧を動物的に感じて、常に水面・水中・その周りを目で感じて、更に水音なんかにももの凄く敏感です。聴力・視力が悪い人は「野生のハンター」としては駄目。動物の場合、それに嗅覚とか側線とか色々なセンサーがあるんでしょうけどね。

因みに宗教的理由から(嘘)、フローターとウエーディングは一切やりませんが、たまにサンダルで入水すると、もの凄い水温の差を文字通り肌で感じることが出来るんですよね。この前も雷魚やってて一瞬だけ入水したら、水深15cmくらいでも、表面はお湯だったけど、ウィードの下は冷たいくらいでした。オカッパリやボートだとこの差が解らないのが悔しい~

で、話を戻して、野生のハンターになるには、釣り場に行く回数を増やして経験値をあげるしかないように思いますが、やっぱり上手い人ってのは、元々の動物的な鋭さを生まれながら持っている感じです。オレの知る人では数名しかいませんが、その人達はやっぱし上手いというか、言葉で表せない凄さを持っています。

因みにオレは、この前神流湖行ったとき、波打ち際に何百匹と群れているオイカワの稚魚をなんとか手づかみしようと30分くらい格闘したけど、結局1匹も獲れず、己の狩り能力の無さに泣きたくなりました(笑)。素手では小魚の1匹も獲れないのよ・・・。まぁ、古代人もそれに懲りて「釣り」を発明したんだと思いますが。

そんな訳でじーっと待って小魚をパックリと食べる鷺。彼らは凄いですね。そして彼らは人間が嫌い。アオサギに5mまで逃げられず接近できたらオレなりに「ハンター能力スキル プラス1」と思っているのですが、なかなか彼らには近寄れませんねぇ。

そんなフィッシング中によくみる鷺から無理矢理流れをフィッシング詐欺に結びつけるわけですが。

一時期話題になったフィッシング詐欺。ネット版「振り込め詐欺」みたいなモンですが、ちょっと前に執拗に危ないメールが結構来ました。 最近仕事で海外関係をやっているので、いっぱい来るし、キワドイっていか、本当に本物ソックリなのが来るんですよ。マジで感動するくらい巧妙な手口で。もちろん引っ掛かったりはしませんけども、コンピュータに疎い人ならすぐに引っ掛かりそう。

で、最近多いのが、YouTubeを装う怪しいメール。

spam

これって、一見、普通のテキストメールにURL書いてるヤツをOEがリンク貼ってくれているように見えます。けど、これがまた巧妙で、 実は素メールを装ったHTMLメールなんですよ!目から鱗な意表をついた裏技!感心しちゃったよ!

クリックするとyoutubeでなくIPだけの怪しげなサイトに飛ばされます。<ahref="怪しげなリンク先">http://www.youtube.com/watch?v=hogehogeho</a>っていう訳です。
つまりこういう事 オレの釣り最新号ー>クリックしてみてください  //www.redpeppers.jp/orenotsuri2007/index.php?number=826

こりゃ普通迂闊にクリックしちゃいますよね。この手の業者の手口にはいつも感心させられるけど、今回は技あり!って感じです。

カテゴリ:釣り

UNITORO以外の最近の投稿

N/A

twitter

Recent entries

Category

Popular entries 2018

Popular entries 2017

Popular entries 2016