ヘッドホン買ったら世界が変わった

2020-05-21

そんなわけでDTM沼にハマってる今日このごろですが、昨日Amazonからお小遣いメールが届いたので、ヘッドホンをポチってみました。

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いままではJVCの安いやつを2つ使ってました。JVC HA-RZ510とRX500。ってやつでどちらも2000円くらい。この手のヘッドフォンって昭和の時代からソニーのMDR-CD900STが定番とされてたようです。

MDR-CD900ST | ヘッドホン | ソニー ソニー製品情報・ソニーストア

が、ネットを彷徨ってみたら、CD900STは未だにスタンダードであるけれどaudio-technicaのM50xってのも値段の割に評価が高いようです。値段の割にっても2万円くらいなので2千円のヘッドホン使ってたオレからするとだいぶ高いんですけどね。

オレよりももうちょっと上の世代はオーディオマニアが多いんですが、ちょうどオレくらいってもうハードはラジカセにミニコンポ、メディアはCDからMDっていう感じなので、音にはそんなこだわりないんですよね。あの世界の沼は水深100mくらいあるのでできれば近寄りたくないw。でも昔乗っていたAUDI A4にだいぶ良さげなオーディオが着いてたんですが、それで聴く音楽は本当に素晴らしかった。なので、決してプラシーボ効果ではなく値段の違いで音が違うのは判っているつもりです。

てことでMTRをやるいじょうさすがに2000円のヘッドフォンはダメだろうってことで、amazonからのお小遣いが来たタイミングでM50xをポチって本日届きました。

さっそくタブレッドのアップルミュージックを起動し松田聖子の「風立ちぬ」っていうアルバムの一曲めである「冬の妖精」を2000円のヘッドホンで再生。

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この曲、イントロがギター2本のカッティングから始まります。続いてドラムフィルととも歪んだギターの低音部のメロ～コーラスとストリングス的なコードが入る感じ。

2000円のヘッドフォンをつけて耳をダンボにしてイントロだけ聴いてみます。

つづけてすぐにM50xに付け替えて同じ部分を再生。

すると！！！！

おおおおおおお！めっちゃ違う！！！！

出だしのカッティング音にかかってるリバーブがめっちゃハッキり聴こえることに驚きまくり！！

さらに、定位がめっちゃハッキリしてる。言葉で説明しづらいけど、1本めのギターを右90、2本目を左90に振り分けてるとして、それがM50xだとはっきり左右に別れてる。でも2000円のやつだと、右90～70くらい、左も70～90くらいでふわふわしてる感じ？！

曲が始まってベースの音聴いてると、2000円のより明らかにはっきり聴こえます。なんならグリッサンドしたときのラウンド弦のザラザラ感もわかる気がする。音の解像度が高いっていう表現なんですかねこれ。本当にひとつひとつの楽器の音がちゃんと聴こえるという感動！！！

この「風立ちぬ」ってアルバムは1981年リリースなので、まだまだ生楽器演奏が多いんです。なので余計いろんな生楽器の音がリアルに聴こえる感じ。アコギのストローク音なんて、よっぽど真剣に聴かないとあんまり聴こえないけどM50xだとなんか、真新しい1～3弦がピカピカ光っている絵まで脳裏に浮かびますw　歪んだギター音もちゃんとアンプ・エフェクタの個性が出てる感じ？倍音がよく聴こえるから？

安いヘッドホンでも大きな音だせば聴こえるけど、このヘッドホンは小さい音でもちゃんといろんな音が聴こえるのが凄いです。特に高い音。ハイハットとかピアノのだいぶ右の方とか、ほんとによく聴こえる！すごい！

思わず全曲聴いちゃうほど感動的でした。

だた、その一方でUNICORNなんかのロック系だと、たいした感動は無かったです。ギター音があんまり歪んでないやつだと、あーこんな音だったのか～っていう感じ。ピッキングの細かいニュアンスが分かる感じ？

ちなみに元の音がそもそもたいしていい音じゃないんですけどね。それなりのハードウエア＋SACDとかだともっと凄いのかもです。