ウザい長文

2010-02-28   

そんなわけで今日はバス4誌を斜め読み(時間があるときじっくり読みますよ)しつつも今江さんのところはじっくり読んでみました。ルアニューやWEBでも書いていたけど、今年は「リミットをそろえる釣り」をするそうです。

ちょいと前にバス業界全体が「ビッグバス」に向いちゃった。メーカーもメディアもほとんどビッグバス一色。

俺も2004年ごろはちょっとだけそんな感じだったかな。タロン~ウオデス~ブロディーがマイブームだったころ。

でも、幸か不幸か、俺はもともとエサ釣りマンでありセコ釣りマンなので、基本的には「いっぱい釣りたい」派なのと、それ以前にデカイバスが釣れなかったので(恥)、その後は元来のヒネクレ野郎なことも手伝い、あえて「いっぱい釣れる楽しさ」をアピールしてきたつもり。八郎に行くのだって基本的にはいっぱい釣れるから。もちろん釣り人だからデカイのがいっぱい釣れるのは最高。でも、デカイのって少ないし、賢い。

関東ならたとえ子バスでもいっぱい釣りたいです。だって難しいんだもん。西湖で釣ってた子バスだって、ルアーのひき方ひとつで10対1くらいの差は出るんです。ただ、八郎に限って言えば、子バスは基本的には狙わず常に40cm前後をいっぱい釣るのを目標としています。たまに心が折れて子バス釣りするけど。

以上が俺の考え。

で、バスはいろんな楽しみができる釣りですよね。だから、人それぞれ「ビッグバスのみを狙う」「ライトリグで数釣りを楽しむ」「トップだけで釣る」「巻物だけで釣る」などなどいろんな楽しみを持てるはず。

だけど、ここ数年はビッグバスを釣らないと駄目なんだよ!的な空気になっていた感じに・・・

それを売りにするメーカーがあるのは全然問題ないし、むしろ素晴らしいことだけど、ほとんどのメーカーがそうなっちゃうとアレレ?って感じ。

琵琶湖は特殊なので除外して、全国の野池とかでもビッグベイトの出始めのころは50~60がよく釣れたようだけど、さすがに今は厳しい感じ。さらに「数より質・サイズ」はいいんだけども、そーするとモノが売れない訳ですよ。釣れなければ消費しない->売れない。小売店も問屋もメーカーもメディアもモノが売れてこそ食べていけるのに。不況なのに更なる悪循環。

俺の場合、複数の立場があるけど、単純な一人の釣り人として、今江さんが豪快な釣りで50アップ!ってなっちゃったのは正直とっても残念でした。冒頭の記事にあるように、メーカー経営者としてはやむを得ない面もあったようですが、今江さんだけは、誰よりも重い5匹を3日間釣ってくる人であってほしかった。

そんな感じのモヤモヤ感をこの数年ずっと感じていたわけですが、ここに来て今江さんが「フィネスで5本釣る」宣言。嬉しい!

って、それに釣られて、いろんなメーカーが「フィネス」に向いちゃったらそれはそれで面白くないので(笑)、各社いろんな独自のカラーを出して、売る側も買う側もみんなが、いろんな釣りを楽しんで幸せになれば最高!だって思う今日この頃、っていうウザイ長文をここまで読んでくれてありがとうございます。

カテゴリ:釣り

UNITORO以外の最近の投稿

N/A

twitter

Recent entries

Category

Popular entries 2018

Popular entries 2017

Popular entries 2016