バスとオイカワとコイと

2005-06-23   

昨日山梨の民放ニュースでバス駆除の模様をやってました。どっかの周囲2キロな野池で6年くらいかけて駆除してるって話。気になったのは「もともと居たワカサギが減った」ってとこなんだけど、あんなとこにもワカサギが元々居たんですかね?元って何時?

って、言いたいのはそこじゃなくて、オイカワの稚魚の話。

「今年生まれたオイカワの稚魚が居る」らしい。え?オイカワって元々琵琶湖の魚じゃね?ってツッコミじゃなくて、同じ県内で野池と西湖では季節進行が随分違うんだなーと。これから夏にかけて、シャローにスポーニングで上がってくるオイカワはバス釣りに凄い影響を与えるんだけども、今年はどーも少ない感じ。日中はいるかもしんないけど夕方はあんまり見ないんです。砂礫の波打ち際でバチャバチャやりだすと楽しいんだけどね。今年はなかなかお目にかかれない。減水で産卵場が減ったのか、季節進行が遅いのか。場所が違うのか。

しっかし、バスも他の魚も食ったり食われたりですね。バスのネスト見てると、オイカワ・ハゼ系・ギル・エビ・ウグイ・コイが卵を食いまくり。普段と立場が大逆転!無事に卵からかえっても稚魚は他の魚に狙われて。食ったり食われたり。

魚達も賢いですよね。バスの産卵時期になると、「普段どこに居るんだよ?」ってくらい、色んな魚がバスのネストを襲いに浅場へやってくる。彼らはバスがそこに入る前は、なにを食っていたんだろう?「春になると見た事無い魚の卵がある」ってことを何年かかけて学習したんですよね。野尻湖みたいに1mくらいありそうな巨大なコイが1mmくらいのバスの卵食ってるの見ると「どんだけ美味いんだよ!」って感じですね。魚卵は我々人間も好んで食うわけですが。

地上で害魚だなんだと騒がれている間も、魚たちは食ったり食われたりして生きてるんだなーと。--------

カテゴリ:釣り

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