Google神

2010-03-19   

今日は釣りの話ではありません。主に仕事の愚痴です。

ネット界では神とまで言われるGoogle。いつだったかTwitterをリアルタイムでインデックスするってニュースを見た。でも、それはアメリカが先で日本はまだやらないとか読んだけど、いつの間にか日本でも導入されているんですね。すげーな。今現在、クロマグロでググるとちょっと下のほうに、Twitterのつぶやきがリアルタイムでスクロール表示しています。どんだけスゲー会社なんだろう。

そんなわけで、Googleの飛躍的躍進はその高い技術力も当然だけど、なによりもハードウエアコストが下がったことだ、ってのは有名な話です。なんせ膨大な数のサーバーを使っていますからね。

で、「俺の考え方は古いな」って最近思った事件。

とあるシステムがですね、よく不具合を起こすんですよ。原因はDBの処理が重すぎてサーバー側が耐え切れてない模様。そして向こうの担当営業マンは軽々しく「サーバー増強してください」っていう。LAN側のサーバーの時は一回目はやむを得ず承諾したけど、一週間後、今度はWAN側のサーバーも増強して、と軽々言う。

チョット

チョット

チョット

チョット

その会社は技術力があるとはとても思えないところで、この一年俺の胃痛と白髪は増える一方。

資金に余裕があれば、ホイホイ増やせるけど、この不況下でねぇ。

っても、他の会社は営業の言うがままに増やしてると思われます。客先にうるさい担当者(俺の事)が居て、この営業さんも不幸なんだけど。

で、話を戻して。

古い俺の考えでは

問題:DBの処理がボトルネックになっている

解決方法:DBのSQLや構造を見直して軽い処理に改善する

だと思っていたわけですよ。技術で改善する。それがSEとか呼ばれる人たちの仕事じゃん、って。何でもハードウエア増強で解決してたら技術者なんて要らないじゃん、て。

でも、その考えはもしかして古いのかも。

俺がメインフレームに関わっていた頃は、CPUだけで億の単位。ハードディスクも1つウン千万円。

優秀なSEさんなら一人月ウン百万円だったと思う。三流の俺でも100万くらいだったから、一流の人は・・・。

だから昔はハードウエア全体でウン臆円だったら、そりゃソフトウエア技術者がなんとか工夫して改善していたわけです。

しかーし、ムーアの法則通り、今はハードウエアがどんどん小さくなって、値段もハンパねぇほど安いワケです。SEが1ヶ月掛けてSQL見直すよりも、何万円かでメモリを増やした方がよっぽど安上がりだし確実なワケですよね。

だから、最近のコンピュータ業界(?)では、技術的改善よりスペック増強ってな流れなんですよね。たぶん。

それに、今さらながら気付いたわけです。

っていうのと、Googleの凄すぎる無料サービスはハードウエアが安いからこそ実現できるんだよね、っていうのが被った感じの今日この頃、今日なんてスゲー寒いですね。

来週琵琶湖行くんですが、このままの天候推移だとちょっと厳しいかなぁって感じですが、それ以前に春の嵐が来て出船中止!とか成りませんように・・・。

カテゴリ:釣り

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