30年前にバンドをやっていたおじさま達へ!最近はスマホに楽器を繋げるっていう話
数年に一度訪れる楽器ブームがまたやってきました。今度はちょっと本格的にやるつもりです。俺の世代はいわゆるバンドブーム世代なので、同世代のオジサマ達が「あ~俺も久々にやってみるかなー」ってなったときに有用な今どきのアイテムを紹介します。
その名も「iRig」
これはギターをスマホに繋ぐための道具です。
Step1:iRigとギター・ヘッドフォンを繋ぐ
ギターのシールドをiRigに差して、iRigに付属のUSBケーブルをスマホ(例はiPhone)につなぎます。んで、iRigにヘッドフォンジャック(ミニ)があるんで、そこにヘッドホンを接続。これで機器の接続は完了です。
Step2:専用のアプリを入れる
iRigの箱にユーザー登録カードが入ってて、QRコードを読ませて登録するとAmpliTubeっていう専用のアプリをインストールできます。このアプリはエフェクタとアンプのシミュレーターみたいなやつとか、録音とかいろいろできるようですが、よく解っていません。
とりあえずこのアプリを起動しないと音が出ません(iOS標準のガレージバンドでも出来たけど使い方がさっぱりわからんのでパス)。
アプリ内課金でいろんなエフェクタ・アンプを買えるようですが、今練習してるのはギターでなくベースなので無料版のコンプしか使ってません。
ここまでやればヘッドフォンから自分の楽器の音が聞こえます!!
Step3:他の音楽再生アプリとAmpliTubeを共生させる
オリジナル曲を作るわけでなく、既存曲のコピーをするのが今回の俺の目的です。コピーするとなれば、元の曲を再生しながら自分の楽器音を聴く必要がありますよね。
でも、デフォルトのままではAmpliTubeアプリを起動してるときは楽器の音が出るけど、他のアプリに切り替えると楽器の音が消えます。そうですAmpliTubeが前面で起動してないとダメなんです。
が、設定の画面で「Background Audio」っていうスイッチがあるんで、それをONにすればOKです。
これをONにすると、他のアプリを起動しAmpliTubeが裏面(バックグラウンド)に行ってても(iPhoneの場合)楽器の音が出ます。
下図はiOS標準の音楽アプリの画面。一番上に赤い帯が出てバックグラウンドで起動してることが解ります。この状態でコピーする曲を流せばOK!
あれから30年・・コピーも楽になったもんです
昔はバンドスコアとラジカセで必死にコピーしたもんですが、あれから30年経って・・・今は良い教材がたくさんあります。
YouTubeの弾いてみました的なやつとか・・・
前にも書いたギタナビっていうアプリなどを使えば、効率よく練習できます。
ま、アンプから音出せればそれに越したことはないんですが、大人になるとなかなかそうもいかないので、スマホだけで完結するiRigシステムは素晴らしいです(*´ω`*)
現時点での問題:iRigからしか音が出せない・・
先日iPhone用にブルートゥースのヘッドフォン買いました。ワイヤレスなのでコードが邪魔にならずにすげぇ便利なんです。そしてiPhone標準のヘッドフォンよりも低音がかなり出るので良い買い物でした。
んで、このワイヤレスヘッドフォンを練習に使えたら最高なんですが、それは無理でした。
楽器の音はあくまでのiRigのヘッドフォン出力・ライン出力からしか出ないようです。
もう一度音の流れをおさらい。
赤線:ギターから出た音がiRigからiPhoneに行って、またiRigに戻ってきてヘッドフォンへ。
青線:iPhoneの音楽アプリやYouTubeなどの音も一旦iRigを経由してからヘッドフォンへ。
っていう流れなんですよね。なのでiOSがブルートゥースヘッドフォンを認識してても音は出ません。厳密に言うと音楽アプリの音の出口をブルートゥースヘッドフォンにすれば、音楽アプリの音だけは聞けますが楽器の音は聞こえません。
もしどっちの音もiOSに接続されたブルートゥースヘッドフォンから聞けるのであれば、ヘッドフォンのコードが無くなって最高に良いんですけどねぇ。
iRigとiPhoneを繋ぐケーブルが60cmくらい。なので、座った状態で練習するときにiPhoneを自分の前に置くと必然的にiRigも自分に前に置くことになります。そうすると、ヘッドフォンのケーブルも自分の前に来て弦と干渉しちゃう。これがウザい・・。ま、もっとケーブル長いヘッドフォン買えば良いんですけど、それならブルーで飛ばしたい・・。っていうのが今の所の俺の問題点です。
他にもいろいろあるようです
iRigは商品名であって、この手のデバイスの総称はオーディオインターフェイスっていうらしいです。iRigの他にもいろいろあるようですが、とりえずamazonベストセラー1位買っておけば間違いないだろうって感じで特に調べることもなく買いました(*´ω`*) ライトニングケーブルと普通のUSBケーブルが付属してるんでiPhone・アンドロともに使えます。
パソコンでも使えるみたいなので、ノートPCならブルートゥースとか付いてるから俺の困った問題は解決しそう。でも、俺はデスクトップPCなんです・・・
iRigも何種類かあるけどライトニングケーブル仕様のは俺が買ったiRig HD 2っていうやつだけ。まーまーお高い。普通のアナログジャックのやつはもっと安いのがいっぱいあります。
高いっても楽器の趣味は初期投資さえすれば、あとはあんまりお金かからないコスパ最高の趣味ですからね!スタジオとか通うのはお金かかるけど自宅自主練なら無料(*´ω`*)
余談ですが同じ日に買ったイマカツ社ルアーとiRigに書かれてるロゴが似てましたw
iRigのメーカー名がIKなんだそうです(*´ω`*)
カテゴリ:バンド・音楽