元バンドやってたおじさん達!再開してみませんか?
そんなわけでオレがバス釣りを始めたのは1995年ですが、その頃までバンドをやってました。バンド趣味の終わりとバス釣り趣味の始まりが約1年重なってて、深夜まで練習してそのまま釣りに行くなんて感じになって結局釣りが面白すぎてバンド、というか楽器演奏から離れました。その後もまれにギター触ったりはしてたけど、去年の春から本格的に復活しました。今の40半ば~50前後の世代はいわゆる「バンドブーム世代」ですよね。故に昔は音楽を多少なりともやってた、っていう中年バス釣り愛好者は3割くらいいると思います(オレ調べ)。
ちなみにオレがやってた頃はまだパソコンが一般化される直前くらいでMacが医者か弁護士しか買えない(100万くらいした)とか言われた頃だからDTMの黎明期くらいかな?少なくともオレはカセットテープのMTRとか単体のシーケンサー+MIDIキーボード世代です。PC-98のミュージ郎とかコンピューターミュージック的なのはもっと前からあったけど、ギターなんかのアナログ音源を使う多重録音をパソコンで行うっていう時代では無かった気がします。
んで、オレの知らぬ間にDAW/DTMとかいう時代が来ててCubaseとかCakewalkとかPro Toolsとかってのが流行ってました。10年くらい前にちょっとだけオレの中でリバイバルブームが来てそれらを一通り買ったけど途中で飽きた。
っていうのは主に多重録音とかコンピューター関係の話しであって、もっとアナログな話に戻すと、そこは25年前とそんな変わってなかったです。Gibson社は破綻しちゃったようですが、相変わらずギターといえばフェンダーストラト・テレキャスでありギブソン・レスポールの(カタチ)が王道でした。30年ぶりにバス釣り再開したけどダイワ・シマノ、ベイト・スピニングは健在だった、、、的な?
というわけで構造がシンプル故にギター本体は昔と何ら変わらずでした。
が、一番変わっていたのはエフェクタですね。オレ世代だとデジタルのマルチエフェクタの黎明期で辞めたのでZOOM PS-2とかは持っているけど、基本的にはBOSSのコンパクトなアナログのやつの世代です。黄色のオーバードライブ・オレンジのディストーション・青いコンプ・白いデジタルディレイ。あの世代。今でも現行であるようですが。
ほんで、1年前に再開したときにメルカリで買ったのがBOSS ME-25というやつ。写真下。
これは元から入ってる音がとってもカッコよくて操作もアナログのツマミまわす感じでかなりいい感じでした。が、問題が一つあって音色を変えるのに↑↓のペダルでやる必要があること。順番にカチカチやるんで、音を10個作ったら超大変。家で練習するには問題ないけどスタジオとかライブでやるのは大変。セットリストに合わせて音入れてっても、うちのバンドは頻繁に曲順変わるんで、かなり危険。そして、最近スイッチがイカれたのか勝手に音色Noが変わるトラブルが発生・・・・家でやるだけならほんとに小さいし音が良いので最高のME-25でした。
ライブ用に買ったLINE6のLine 6 マルチエフェクトプロセッサー Firehawk FX
んで、2019年6月のライブを最後に大宮でやってるBOOWYバンドのギター氏が脱退し後任に指名されのがオレ。ってことでベースからギターに転向しました。ってなるとME-25でやるのは辛い。そんな中、前任ギター氏に教えてもらったのがコレ。
LINE6のFirehawk FX。FireFoxみたいな名前ですが違いますw。LINE6なんていうメーカーすら知らなかったけど、全体のデザインがおしゃれ。スィッチ周りのLEDランプもアーバン!w
このエフェクタの素晴らしいところはiPhoneと完璧に連携してること。てか、むしろiPhoneないと無理的な。iPhoneとはブルートゥースで繋げられるんでワイヤレスってのも素晴らしい。
プリセット音はとっても幅広いです。幅広すぎてBOSSよりは使えない音が多い感じ。でも、iPhoneアプリでとっても簡単に音つくれるんです。アンプシミュレーター内蔵だけどアンプだけで死ぬほどあります。更にクラウドから音源をダウンロードも可能。
BOOWYで検索したらいっぱいありました↓
そのまま使うっていうより、これをベースにちょっと調整する感じだとすごく便利です。いやぁ素晴らしい。
そんな感じで超手軽に音をイジれるLINE6のFirehawk FXですが、一つ注意するべきは「でかいくて重い」事。
本体の重さ8キロ近くあってサイズも50cm*30cmちょいあります。それが本番というか実演のとき「ガッチリしてて安定してる」っていう剛性感的なのと安心感に繋がるんですが、家でちょっと弾くには無駄にデカイ感じです。更にギターバッグにおさまる大きさじゃないので別途キャリングケースも買う羽目に・・。
って、バンド再開話じゃなくて買い物報告ブログになってる感じですが、つまりは、昔はBOSSのコンパクトエフェクタつなげて演っていたけど、今はこんな感じの商品が安く買えますよってことです。ミドルクラスのリール1個ぶんで一生遊べる道具が買えます(*´ω`*) で、一昔まえだとパソコンに繋いでウンヌンってのが主流だったけど今はなんでもスマホでできる感じです。スマホはみんな持っているだろうから、余計な投資しなくて楽しめます。
5万のギターと17万のギター違い
今まで高くても10万円以下のギターばっかり買ってきたオレですが去年、自分の人生50周年記念で17万円のギター買いました。あれから一年。
ギターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! REDPEPPERS
↑ここでも書いてますが5万円クラスとこのクラスの一番の違い、それは・・・・
・チューニングの安定度が別格&調律が素晴らしい
って2つとも似たような話ですが、何しろチョーキングしまくってもチューニングが狂い難いことと、ハイフレットの調律がめっちゃ整っていることに尽きます。特にハイフレットでの音程の安定度合いは半端ないです。弾いていて本当に気持ちいい。特に真夏なんて湿気凄かったりクソ暑かったり冷房つけたりするけど、超絶安定チューニング。本当に買ってよかった(*´ω`*) なんでも釣具に例えるのはいかがなものがですが(釣具屋の癖に)、同じエレキでも40万の自動エレキもいいけど20万のこっちのエレキも相当良いもんですよw
バンドやろうぜ!
ってことで機材の話はおいといて。今度はバンドを組む話です。昔はプレイヤー誌・バンドやろうぜ誌のメンバー募集で探したり、スタジオに張り紙などでメンバー募集したものです。もしくは学校の仲間で。今はネット時代なので簡単に探せます。バンドメンバー募集 OURSOUNDSってのが大手みたいですが、オレはジモティーで今のバンドに入りました。BOOWYバンドは幸いみんな良い人なので続いてます。でも、去年入ったもう一つはメン●ラが居て全員ブチギレて解散・・・なんてこともあるけど、こればっかりはいい出会いに期待するしかないですw 云ってもみんなオトナで人格者だから・・・大丈夫・・か、も。
なかなかオトナになると時間が合わなかったりだけど、やっぱり一人で家で弾くよりはバンドでステージに立つほうが楽しいし練習にも身が入ります。で、スタジオ行ってもライブハウス行ってもおっさん・おばさんがだいぶ多いです。そう、同世代が多い。オレ演っているのがBOOWYだからってのもあるかもですが、若者はどこで何してるん?っていうくらいオジサマが多いのでお気楽に楽しみましょう(*´ω`*)
なお、バス釣りとの共存は十分に可能です。かたや昼間の外の遊び、かたや室内で時間問わずの遊び。釣りの場合、相手が魚なのでいくら練習しても思い通りに釣れないです(だが、それが面白い)。でも楽器の場合、練習はちゃんと結果に出ます。オレも昔は絶対に弾けなかったフレーズも最近だいぶできるようになりました。帰宅して飯が出てくるまでの10~20分、メトロノームでひたすら基礎練習してます。それだけでも上達してるのを実感できるレベルです。年取ったからウンヌンってのは無いと思います。いや超速弾きとかはしらんけど。ただ物覚えは悪くなってるのは否めませんw
キーボードも買ってみた
今のバンドにピアノやっていた人がキーボードで加入しました。そうバンドあるあるでピアノとキーボードって似て非なるものなんですよね。演奏自体はできてもキーボード・シンセサイザー的な機械の事をなにも知らない。今回ベースからギターに変わったことに伴い、アレンジのまとめ役はオレがやっています。一応昔DTMで一通りの楽器はやったのでそれなりの知識はあるから。
ってことで今の課題曲のキーボードパートの音作りをすることに。
とりあえずキーボードがないと始まらないので中古の5000円くらいの買いました。これも想像以上にデカかったww
amazonとか見ると今の安いMIDIキーボードってぜんぶUSBかブルートゥース接続なんですよね。昔ながらのMIDI端子がついてる安いキーボードが新品で売ってない。MIDI端子付きは中~高級モデルのみ。
で、なぜMIDI端子が必要かというとこれを買ったから↓
MIDIキーボードとiOSデバイスとミキサーを繋ぐKORG plugKEY
KORG iPhone/iPad用モバイルMIDI オーディオ・インターフェイス plugKEY
キーボードとiPhone・iPadを繋いでiPhoneから音を出すだけならもっと簡単な方法があるっぽいけど、スタジオ・ライブ会場でPAから音を出すにはオーディオ出力端子付きのこの手の機材が必要なよう。
このplugKEYを使えば、これを介してMIDIキーボードとiPhoneを接続できて、なおかつラインアウトからPAミキサーに繋げます(別にヘッドホン端子もあり)。そしてコレ自体がマイクロUSBで給電できて、なおかつiPhoneにも充電できるスグレモノ。
これにUSB・MIDIキーボードが直結できれば、安くて小さいキーボードで済んだんですけどねぇ。
でもってiPhone側で鳴らす音源はこちら
1.ローランドサウンドキャンバス for iOS
1991年にSOUND Canvas SC-55を発売して以来、DTM(Desk Top Music)ユーザーに絶大なる人気を誇るSOUND Canvasシリーズ。豊富な音色数と高い表現力は、今でも多くの音楽シーンで活躍しています。そのSOUND CanvasのDNAを継承し、先進のテクノロジーで開発したSOUND Canvasの新たなラインナップが「SOUND Canvas for iOS」です。
https://www.roland.com/jp/products/sound_canvas_for_ios/より
冒頭で書いたように90年代のDTM事情は全くしらないんですが、当時絶大な人気を誇ったやつのiOS版らしいです。
高音質でMIDIファイルを再生できる、1,600音色/63ドラムセットの豊富な音色を内蔵
っていうことで確かに音色数は半端ない数です。ただしあくまでもシンセ音なので、なんというか・・・カラオケの伴奏的な音、ホームセンターのBGMの音なんですよね。
でも音質ウンヌンはおいといても、これの致命的な欠点はライブで使いづらいこと。基本コンピュータが演奏するMIDIファイルを鳴らす音源っていう作りっぽいので、ライブで人間が音色を次々と切り替えるには、まーまー大変そう。
2.KORG Module
誰でも手に入れられる最高の音。
iPad / iPhone のための高品位モバイル音源アプリ。KORG Module はプロ仕様の高音質サウンド・ライブラリーを搭載した、演奏と音楽制作の両方に最適な iOS 専用の高品位モバイル音源アプリです。microKEY をはじめとした MIDI キーボードと iPad/iPhone があれば、最高級のグランド・ピアノやスタジオ・クオリティの定番キーボードサウンドをどこでも演奏することができます。また、モバイル音楽制作アプリ KORG Gadget 2 の強力な音源として、KORG Module シリーズ*のサウンド群を作曲に使うことができます。
https://www.korg.com/jp/products/software/korg_module/
ローランドのがシンセ音(生成された音)なのに対しコルグのは生楽器音をサンプリングしたPCM音源。故に音はだいぶ良いです。ただし元から入ってる音源が少なくてアプリ内課金で増やす必要あり。なんやかんやで6000円くら使っちゃった。でも、それでもお釣りが来るほど音は良いです。
で、音の善し悪しよりも本番で使うってなっときに有効なのがアプリのUI。元からある音をちょっとだけイジれてユーザーエリアに保存可能。そこまではどれでもできるけど、このアプリの良い点はセットリストをつくれること。
KORG社より引用
バンドで合奏する曲順に合わせて使う音をセットリスト上に簡単に並べられます。そして音の切り替えもそこをタップするだけ。レイテンシは感じられず。日本語は使えないけど、音色部分は自由に名前つけられるから「BOOWY ONLY YOU A melo」とかわかりやすいラベルを付けられるんです!これは超便利。オレのはiPhone版だけどiPad版なら上図のように楽譜のPDFを貼ったりもできる模様。
UIの作りもけっこうちゃんとしてて、すんごく使いやすいです。
更に、セットリストに自分のiPhoneにあるMUSICから曲関連付け可能。
更に更に、iPhone標準のプレイヤーアプリでは出来ないA~B区間リピートもできるし、音程変わらないスロー再生も可能。練習にもってこいのイタレリツクセリ。
最終的に現場では↓こんな感じに。
KORG社より引用
iPhoneの固定方法が面倒そう・・・↑これじゃ絶対にズリ落ちると思うw
そんなこんなで、いろいろグダグダと買い物をベースに書いたけど、なにを言いたいかというと、今って自宅にパソコン持ってない人も多いと思うけど、スマホさえあれば音楽あそびはかなり手軽にできる時代なんですよ、ってことを伝えたかった訳です。昔使ってたベース・ギターを引っ張り出して、2~3万のエフェクタ買えば、もう今日からでもバンドマンに復帰可能。釣りより全然カネかからないです。スタジオ代とかも割り勘ですし。ライブでるとまたお金かかるけど、それでも釣り行くよりぜんぜん安い。って釣りは続けてくださいよw 釣りをしつつもできる遊び、それがバンド活動。みなさんも復帰してみたらいかがでしょう?
一緒にバンドやろうぜ!(・ω・)ノ
カテゴリ:バンド・音楽