さらばiTunes! Apple Musicがブラウザ再生に対応!β版の使い方
Apple Musicを聴くためのWindows用アプリ「iTunes」。
iPhone用(iOS用)のapple純正アプリは概ね優秀ですが、このパソコン用アプリであるiTunesは色々ダメです。ダメな点を上げるとキリがないし、本題から離れるんでこのページの末尾に書いておきますが、そんなダメダメなWindows用iTunesアプリの呪縛からようやく開放されそうです。
今年の6月にapple社は公式にiTunesの廃止を発表してて
さらば、iTunes。肥大化した混迷の産物の“死”と、その偉大なる功績|WIRED.jp WIRED.jp
ようやくそれが現実味を帯びてきた感じですね。
ブラウザ版AppleMusic(β版)の使い方
必要なもの
- ブラウザ(Google Chromeやマイクロソフトエッジなど)を使えるPCなど
- appleIDとそのパスワード
- iPhone
2019年9月10日現在、ベータ版(試用版)なので、使い方が変わるかもですが、今の所以下の方法でブラウザ版AppleMusicを使えます。
(1)ブラウザでhttps://beta.music.apple.comを開く
※2019年9月10日現在https://beta.music.apple.comを開くとhttps://beta.music.apple.com/us/browseにリダイレクトされ英語表示になります。近いうちhttps://beta.music.apple.com/jaとかに変わって日本語も使えると思われます。
でも英語なのは最初だけなのでご安心を!
(2)画面右上のSign inボタンをクリック
「Apple IDを使ってサインイン」ていう画面がでるのでApple IDを入れる。続けてパスワードのフォームがでてくるのでパスワードを入れる。
(3)2ファクタ認証画面になる
↑ブラウザにこの画面が出てきたら一旦PCの作業は中断。
(4)iPhoneに確認コードが届く
↑iPhoneにこんな通知(普通は日本語で)が来るので「Allow」(日本語だと「許可?」)をタップ。ちなみに位置情報はだいぶズレてますね。オレは千代田区にいませんw
許可すると以下のように4桁の認証コードがiPhoneにでてきます。456123って随分テキトーな番号だなw
(5)パソコンに戻ってさっきの2ファクタ認証に6桁のコードを入れる
(6)このブラウザを信頼しますか?ときかれるので信頼するをクリック
(7)「サインインしてます」が表示されたら認証をクリア!
ちなみに「OK」ボタン押しても画面変わらなかったのでダイアログ右上のXをクリックで消しました。
(8)ブラウザ版AppleMusicが!
Windowsアプリ版のiTunesより100倍スッキリしてて分かりやすい画面構成です。
以上が Apple Musicをブラウザで再生する方法です。ベータ版なのでそのうち色々変わるかもですが、2019年9月現在はこの方法でOKです!
Windows版のiTunesはダメダメアプリなのでできればアンインストールしたほうが良い
iTunesがダメな点その1:グダグダすぎるユーザーインターフェースと使い勝手
Windows版のiTunesはなにがダメって、画面がごちゃごちゃしててすごく使いにくい。20年かけて改造・増築しまくって、もう色々ダメ。昔はとても美しいアプリを作ってたapple社純正とは思えない雑な作りです。とはいえ、ユーザーインターフェースは慣れればなんとかなるので、ここはとりあえず良しとしましょう。
iTunesがダメな点その2:裏で動く常駐タスクが多すぎ・無駄なリソース食い過ぎ→パソコンが重くなる
iTunesの最もダメな点はこれです。たかが音楽再生アプリのくせに異様に重い。CPUやメインメモリというパソコンの大切な資源(リソース)を無駄に使う点。
iTunesを起動してなくてもあなたのパソコンでは常に裏でいくつもの関連タスクが動いています。
- iTunesHelper
- Bonjour service
- Apple Mobile Device Service
- iPodService
それ以外にもこちらのブログによれば
- AppleMobileDeviceHelper.exe
- AppleMobileDeviceService.exe
- distnoted.exe
- mDNSResponder.exe
- qttask.exe
なるものもあるそうです。2012年の記事なので今は違うかもですが、ともかくiTunesは昔から無駄にPCのリソースを影でこっそり使ってるんでPCに詳しい人にほど嫌われてきた歴史があるんです。
何度も書きますが「たかが音楽聴くだけで、裏でこんなにいっぱいプログラムが動いてる」っていう気持ち悪さ。もちろん、裏で色々動くぶんパソコンの処理が遅く・重くなるわけです。
iTunesがダメな点その3:アップデート多すぎ
たかが音楽を聴くだけのアプリなので起動するたびに「更新プログラムがあるので更新せよ」と3日に一回くらいゆってきますw 「次回から表示しない」にチェック入れても不死鳥のように蘇る。たかが音楽を聴くだけのアプリでなんでこんなに頻繁にアップデートしなくちゃダメなん?
iTunesがダメな点その4:昔はiPhoneのバックアップ媒体として使えたが・・・
iPhoneが出たての頃はPCのiTunesがiPhoneのバックアップ機として唯一の存在でした。iOSの更新にも使えて便利でした。が、今はiPhone単体でiOSの更新ができるし、バックアップだってiCloudでできなくもない(容量の問題があるにせよ)。イマドキPCを持ってない人もたくさん居るわけで、そもそも母機としての存在価値が薄れてきた。
というわけでオレの中でのiTunesは使いにくくて重くてウザイっていう最低なクソアプリなので、昔は会社のPCにも入れてたけど今は自宅PCのみに入れてます。なので会社のPCではAppleMusicを聴けなくなってたけど、これからはブラウザで再生可能なので会社でも聴けるようになって最高です(・ω・)ノ 自宅PCのiTunesもアンインストールしようかなー。
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