スターな男#1 星の写真を始めました
星の写真も撮りたい
ってことで野鳥撮影のためにカメラを買ったわけですが、鳥の他にもう一つ密かに目論んでいたのが「星」の撮影です。前にも何度かここに書いた気がするけど子供の頃天体観測と撮影をしてたんです。小学校~中学校くらい。小学校の夏休み自由研究が「太陽の黒点の動き」、中学校のときが「ペルセウス流星群の観測」でした。写真撮影もしてて望遠鏡にくっつけて土星とか木星撮ってた気がします。勢い余ってモノクロながらも現像~プリントも自分でやるように。ドオタクですよね🤣
そんなこんなでシャッタースピードとか絞りの関係とかISO(昔はASAって言ってた)とかカメラの基礎はその頃に覚えた気がします。プロのカメラマンではないけど、その後に魚持った釣りのおじさん達や釣り道具を撮影する仕事をするようになったので、色々買ってくれた親に改めて感謝したいです。
ちなみに今でもCAPAっていうカメラ雑誌があるようですが、あれって俺が小学校~中1のころに創刊してその時のオマケがどうしてもお欲しかったけど結局買えなかったっていう思い出あります。未だに悔やみます。でもそのオマケがなんだったかは忘れた🤣 ちなみにその後CAPAは一回も買ったことはありません。
話もどして。
当時は星だけを撮る「天体写真」だったけどあれから40年たった今は地上の風景も一緒に入れて撮影する「星景写真」ってのが主流のようです。
デジカメの性能が上がって暗いところでもノイズ少なめで撮れるようになったり、電子ファインダーの恩恵などなどハードウエアの進化によってこういうのが比較的かんたんに撮れるようになってるようで衝撃を受けました。あとはフォトショ使っての合成とかもあるようですが、とにかくすんごい写真がいっぱいネットにあり衝撃を受けました。
星景写真のメッカは割りと身近だった
そんでその星景写真ってのは地上の景色と星を一緒に撮るわけですが地上のランドマークとして人気なのが富士山、必然的に富士五湖が人気になります。
他にも桧原湖もけっこう人気。福浦の三石とかも人気スポットみたいだし、長野県も各地に有名所あり。そうなんですよ、俺が釣りや仕事でウロウロしてたところが星景写真のポイントに案外近いんです。今まで20数年、富士五湖とか野尻湖・桧原湖に夜中に着いて朝までクルマで寝れずに起きてたことなんて数知れずですが、その時間つかって星景写真でも撮ったら最高じゃないですかね。それ以外でももともと群馬~長野は星で有名なところが多いみたいなので地理的にもけっこう有利です(うちは群馬・長野が近いから)。
今はそんなに釣りはしないけど、例えば長野の山で夜中に星を撮って明け方は仮眠してその後、山歩きしながら野鳥撮影とか最高じゃないですか👍
過去最高の星空は高校生のときに朝日連峰で見た夏の天の川
山形に住んでた子供のころに天体観測してた。って聞くとすんごい田舎で星空がめっちゃ綺麗なところで・・・・って思われるかもですが、現実はそうじゃないです。普通にまーまー街中でした。光害マップサイトhttps://www.lightpollutionmap.info/で見るとピンクで囲ったのが子供のころ住んでたとこ。海とか行ってもいうほど星は見えなかったです。そんな俺が人生で一番感動したのは高校の山岳部の合宿で行った朝日連峰(2年のとき)か飯豊連峰(3年のとき)のどっちか忘れたけど、そのときの夏の天の川が人生最高でした。
天の川が肉眼で真っ白に見えた。夏の大三角形の周りの2等星~3等星も猛烈に明るくたくさん見えすぎて星座の形がわからないくらいの満点の空でした。あの映像は未だに脳裏に焼き付いてます。
んで、大人になった今ならクルマとお金を使えば、あのときのような満点の星空が見えるか・・・・・・
答えはNoですね。
なぜなら加齢で自分の目感度が大幅に落ちてるから。高校生のころの目がISO6400なら今はISO100レベルですよ本当に残念ながら。
だから、あのとき見た天の川を肉眼で見るのは無理だから、機械の力を借りてPC画面でいいからあのすばらしい天の川を自分で撮ってみてみたいです。
で、とりあえず道具を揃えた
星景写真に必要なのは
- カメラ本体
- 明るい広角レンズ
- 丈夫な三脚
この3つは必須。あと小物としてレンズの曇り止めヒーターとか星をボヤっと大きく映すソフトフィルターとかが必要みたいです。カメラはあるのでレンズと三脚、レンズヒーターをポチりました。今日全部揃ったのでベランダで練習。
「俺の星」初挑戦は月、そして木星
つっても曇りだし月が明るすぎ。
ちょっとだけ雲が薄くなったので広角でなく望遠レンズで月を撮ってみた。
ISO100 SS1/30 f/14。ちょい暗い
ISO100 SS1/4 f/14。ちょっとオーバー?ってか薄雲でぼんやり。
拡大するとクレーターも写ってるけどピント合ってない。
ってピント合わせ難しいっすね。そして雲台の調整がまだよくわからない。
ちょっとだけ雲が薄くなって謎の明るい星が見える。アプリで調べたら木星だった。月のすぐ横に土星もあるみたい。
木星なう
↑遥かに遠い恒星は「点」でしか写らないけど、近い惑星は「丸」で写るんですよね確か。木星のシマシマはさすがにむりっぽいけど、なんと!周りに4つの点が。これはもしや木星の衛星では?レンズのゴースト的なのと勘違いしたけど違った。
露出5秒だと流れた。でもきっちり衛星写ってますね。
月とか木星はともかく俺がやりたいのは星景写真です。星景写真のセッティングは
- ISO1600
- 絞り2.8
- シャッター速度10秒
をベースに実際に撮ってみて調整していくとかマニュアルに書かれがち。シャッタースピードはレンズ焦点距離の1/200っていう人もいた。ってフィルムカメラ時代は現像するまでわからなかったけど今は撮ったその場で見れるんだから凄い。失敗など恐れるに値しない。どんどん撮るべし。
ホワイトアウト🤣🤣🤣
明るっ🤣
まだまだ全然明るい😱 左上を拡大すると暗い星がちょいちょい写ってた😀
ISO800でシャッタースピード1/2でこんなに明るくなっちゃう。ダメっすね。さすがに月明かりと街灯が強すぎです。
ってことでとりあえずのお試し撮りでした。
なお、この間ベランダにセミファイナルが居て・・・
猫ちゃんたちがずっと興奮してた😀
そんな状況だから俺は窓をあけて室内に戻ることができずに超汗だく!
ってことで、夏の天の川が終わる前にいい感じの暗いところに行って撮ってみたいです。が、なかなか休みが無いし天気との兼ね合いもあってまーまー難しいです。安定した冬晴れの季節まではお預けかなー🤔
カテゴリ:星景写真