パソコンのグラボをGEFORCE GTX1050からRTX3060にバージョンアップしたがフォトショのクソ仕様にはあんまり意味なかった
Photoshop仕様という名のの致命的な不具合
一年前に書いたアドビフォトショップで20枚以上の画像を開くとペンツールなどがバグって困っている、っていう話の続編です。Photoshopの困ったバグについて詳しくは以下に書いています。
Adobe Photoshop 2022(23.4.1)でペンのパスがバグって困る件 REDPEPPERS
あれから一年経過しPhotoshopのバージョンが上がったけど現象は変わっていません。むしろアドビがあの現象を「仕様」だとハッキリ言い切るようになりました。
「GPUモード」ってのがあって通常はGPUを使うけどなんかのタイミングでGPU使用を辞めてCPUモードになる、っていう仕様。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/photoshop-cc-gpu-card-faq.html
GPU の最適化によるパフォーマンスは存在しません。そのため、ニューラルフィルター、オブジェクト選択、ズーム/拡大などの機能は、著しく遅くなる可能性があります。切り抜き、選択、変形などの多くの機能のビジュアルインターフェイスでは、カラーの境界線が削除されたり、(細くなって)表示されにくくなったりします。
Adobe公式より引用
仕様って便利な言葉です。こっちから見たらただの不具合ですが造り手が仕様って言ったらそれまで。
GPUモードの普通のペンツールがみなさんおなじみのこれ
CPUモードになった状態。まったく使えません。
この会社の製品を使い続けて20数年・・・この会社の技術力にはなにも期待しておりません🤣諦めるしか無い。この会社がもっとまともな製品を作るなら世界中のクリエイターがどんなに幸せになることでしょう。と愚痴はここまで。本題です。
あの不具合発生から一年経っても改善する気はないようなので思い切ってグラボを買い替えることに。
いまどきのグラボはとても高額です💦ハイエンドで30万コース
去年中古車売ったバブルで買い替えた自宅PC。そこそこハイスペックのを買ったので快適に動いています。GPUはNVIDIAのGeFORCE RTX3070というのが乗ってます。
一方の会社PCはかなり低スペックなGTX1050。
会社PCは4年前に買い替えた。当時、職場に自作PCマニアがいたので、彼に頼んで「10年最先端で使える仕様でパーツ選んで」って組んだPC。10年は大げさとはいえ今でもこのPhotoshopのバグ以外は問題なく使えています。ただ、Photoshopを使う機会がまーまー多いのであのバグは深刻なんです。あげくAdobeアプリがサブスクになったから、どんどんアプリがバージョンUPするようになった。自分がやってる作業は大して変わってないけどアプリがバージョンアップで肥大化するからどんどん重くなるというトラップも抱えてるわけですね今の時代は。
で、その会社PCに刺さってるGTX1050っていうグラボの性能を調べた結果・・・・
グラフィックボード(GPU)性能比較【2023年最新版】
みるも無惨な低性能🤣🤣 一番下がGTX1050Tiだから本当はもっと下。自宅のが松竹梅の竹くらいですかね。上には上があってRTX3090とかハイエンドの4090なんていうのは20~30万円コース💦 さすがにここまでの性能はいらないと思うので、予算10万前後としてRTX3070や4070あたりにしようかな?って思った。
件の自作マニアに相談したら「RTX3070・4070は電源が足りないかもしれない。バランス的にRTX3060あたりが良いかも」と言われたのでRTX3060 をポチった。
しっかしグラボ高いですよね。NVIDIAが自動運転ブームとかで株価が激上がりし、今度は生成AIでもNVIDIAが注目を浴びて更にフィーバー
コロナの頃の半導体不足期もグラボがすごい高い印象だったけど、生成AIブームで株価と一緒に製品の値段も上がってません?🤣 為替とかインフレとか複合要素あると思うけど、まー高いっす💦 グラボで30万って・・・
それはともかくRTX3060は4万円台でした。
予算10万だったから本当はもうちょい上がよかったけど買ったけど使えない、ってのも最悪なのでマニアの指示に従いました。
グラボを自分で交換する
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553っていう商品です。
なかなか立派な箱にはいってた
本体のガワを開けて外で掃除。エアダスターをかけまくる。
あー気持ちいいエアダスター
GTX1050を外す。まーまー大変だった。
左GTX1050、右RTX3060
GTX1050は電源不要だったけど3060は別途電源が必要らしい。4年前に本体買ったときに余ったケーブルたち。捨てないでとっておいて良かった。前任者GJ!
んで本体下部にある電源ユニット。ここにケーブルが挿せるはず。
手前に8ピンのCPU/PCI・Eって書かれてる穴があった。これに違いない。
老眼がきついぜ~🤣 なんとかケーブル刺さった。
GPU側にも電源ケーブルをさす
グラボも無事に本体へ刺さった👍
恐る恐る起動。正常に起動👍
一回やればなんてことない作業だけど初めては緊張します。
が、しかし・・・・Photoshopの糞仕様はグラボ変えても一緒でした😂
張り切ってPhotoshopを起動しテスト・・・・結果・・・・以前と変わらず😂😂😂😂😂😂
1MBくらいの容量のJPEGファイルを25枚開く。GPUモード👍
26枚を開く・・・・CPUモード🤮🤮🤮🤮
まじかよ~。変わってね~し。
あ、ちなみにPhotoshopの最新版だと画面下部にGPUモードをリアルタイム表示できます。
D3D12がGPUモード中
表示が荒れる=CPUモード
試しに一枚10~20MBくらいのJPEG画像でもテスト。1MBで25枚だから10MBだったら2~3枚でCPUモードになっちゃう?って焦った。けど結果は変わらず。JPEG写真のサイズ関係無しで25枚までGPU、26枚めからCPUモードになる模様。
せっかくグラボ変えたのに・・・めっちゃモヤモヤ。RTX3060じゃ足りなかったのか?って思って自宅のRTX3070で同じファイルで試したけどやっぱり26枚め以降はCPUモードになった。
もうアドベ社に呆れるしかない🤮🤮🤮
ちなみにJPEGを100枚くらい一気に開いて編集することは日常なので本当に面倒なんですよこの仕様。ちなみにこれが発生するようになったのは2022年夏くらいのバージョンから。それ以前は普通に使えてた。だから余計腹立たしい😩
唯一の救いは写真管理・現像で使ってるDxO PhotoLab6のRAW現像処理が速くなったことですかね。DxO社のアプリはとてもよくできてるのでPhotoshop的なアプリも作ってくれないかな~
カテゴリ:日記・携帯更新